合格者インタビュー

インタビュー #01

トピック

自己紹介/司法試験を目指した理由/アガルートアカデミーを選んだ理由/講座を受講してみて

インタビュー #02

トピック

短答式試験対策/論文式試験対策/日々の勉強のリズム・方法や工夫/こだわりのテキスト・道具

インタビュー #03

トピック

当日の心構え/合格したときの気持ち/アガルートアカデミーとは/今後の展望/受験生へのメッセージ

自己紹介

名前:秋月亮平さん
年代:20代
属性:専業受験生
受験資格:予備試験合格
全体:56位、民事系:38位

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

■ 総合講義100/全7科目
■ 論証集の「使い方」/全7科目
■ 論文答案の「書き方」/民事訴訟法・行政法・憲法
■ 重要問題習得講座/全7科目
■ 短答知識完成講座Ⅰ/憲法・民法・刑法
■ 旧司法試験 論文過去問解析講座/憲法
■ 司法試験 論文過去問解析講座
■ 法律実務基礎科目対策講座
■ 問題文の「読み方」と答案構成の「やり方」
■ 判例百選スピード攻略講座/民事訴訟法
■ 労働法 3講座パック

合格体験記

私がアガルートの講座を利用し始めたのは、二度目の予備試験論文式試験に不合格となった後です。それまでは、他の予備校が出している市販のテキストの巻末の論証を覚えつつ、市販の問題集で旧司法試験の過去問の答案構成を繰り返すという勉強をしており、予備校の有料講座をとっておらず、独学の状態でした。

白状すると、当初は予備校にお金を払って講義を受けることに一抹の抵抗感があったのは事実ですが、二度の論文不合格、しかもニ度目の方が成績が下がるという憂き目に遭って、小さなプライドは捨てて予備校を利用してみようと考えました。

アガルートを選んだキッカケは単純明快、価格が安いということだったのですが、総合講義100を受講してみると、講義の明晰さ、テキストの可読性の高さから、夢中で繰り返しました。特に、判例の理解は、当時通っていた上位ロースクール(私は未修コースでしたが)の同級生ともまったく引けを取らないレベルのものを得ることができたと思います。

また、論証集も従来自分が利用していたものと異なり、判例・調査官解説に徹底して準拠しており、「この論証で点がもらえるのか」などという余計な心配は一切無用で安心して暗記に勤しむことができました。

すると、過去2年に比べて熱意が落ちていたために(「ロースクール卒業して司法試験を受ければいいや」というような心境)、旧司法試験を回すこともなく、答練も模試も受けることはなく、せっかく論文試験前に届いていた重要問題習得講座に手をつけていなかったのに、あっけなく予備試験に合格することができました。

その後慌ただしく司法試験を受験する運びになって、過去問を書き始めると同時に(司法試験論文過去問解析講座をとりました)、ようやく重要問題習得講座に取り組み始めました。また、選択科目として労働法を選び、総合講義と論証集で突貫工事的に勉強を開始しました。

残念ながら、いずれについても受講態度が熱心とは言い難く、重要問題習得講座はなんとか各科目3周はしたものの、過去問は解説動画で工藤先生の檄を度々聴くうちに気が重くなり結局6年分ほどしか解かず、選択科目も講義を1周聴いたあとは結局ひたすら論証だけを覚える日々になりました。

蓋を開けてみると2桁合格という浅学非才の私にとってみればお釣りのくるような成績で合格しましたが、ずっと独学で伸び悩んでいたのにアガルートを受講した途端予備試験、司法試験とテンポよく合格したという事実を見る限り、私の合格は1から10までアガルートに負うところが大きい、というよりほとんどそれしかないという他はありません。もはや私が合格したというより私が受講した工藤先生と渡辺先生が受かったという方が正鵠を射ています。今後お二人のいらっしゃる東京に向けて足を向けて寝ることはできません。