平成29年 司法試験 合格者の声| 過去問の起案と自己反省を繰り返して論述力を向上させることが合格への近道 上杉 研介さん
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自己紹介
名前:上杉 研介さん
年代:30代
属性:社会人
全体順位:17位
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。
■ 予備試験 論文過去問解析講座
■ 知的財産法 論証集の「使い方」
合格体験記
予備校の入門講座を受講した後,旧司過去問・予備試験過去問の演習を通じて典型事案と論点とを結びつける訓練をしました。
次いで,司法試験において出題頻度の高い重要論点について,いろいろな本を読んで研究した上で,処理手順・答案への表現手法を確立させました(重要論点の研究では演習書も使用しました)。
ロースクール3年夏からは司法試験過去問を起案し(1日2~3通程度)
- 書く速度を上げる
- 読みやすい答案を書く
- 論証をコンパクトに書く
- 論理的に筋の通った答案を書く
ことを目指しました。
過去問の大量起案で,論述の多くを定型化することができ,現場思考部分(事実認定や未知の論点)に時間と頭を使えるようになりました。
年明けからは,典型論点の総復習と情報の一元化を行いました。
司法試験は論述力で大きな差が付く試験だと認識していたため,知識をいたずらに増やすことよりも論述力を高めることを重視しました。
受験を終えて改めて感じたことは,司法試験は,論述の巧拙で合否が決まる試験だということです。
過去問の積極的な起案と自己反省を繰り返して論述力を向上させることが合格への近道だと思います。