自己紹介

名前:中西 圭太さん
年代:60代
属性: 法科大学院卒業

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。
合格者の方の受講年度と異なります。

■ 重要問題習得講座

合格体験記

私は,理系で,50歳台での挑戦開始,法律の勉強の経験なしと三重苦の状態で勉強を始めました。

法科大学院(未修コース)では,これまでの人生で経験したことのないほど勉強しました。

しかしながら,時を経るにしたがってどの科目も頭の中に目次は積み重なるのですが,混沌の度合いは深まるばかりでした。

それでも根が楽観的でバカな上になまじの社会人経験があったためか,誰しも完璧な答案など書けるわけはないと,高を括った状態で(無事?)3年で修了しました。

実際には,自分の知識や理解度については,どこかの弁護士出身政治家の言ではありませんが,「空」の状態でした。

当然の如くそれから本当の悲劇が始まるのですが,私が自分の実力について知るのには今少し時間がかかります。

というのは,初回の司法試験の短答の結果(265/350,1,466番)が自分にとっては意外なほど良かった(言わせておいてください)からです。

自分には基礎知識はあるので,あとは論文だけだと勘違いしたわけです。

そこから約1年半は,他予備校の答練を部分的に受け,基本書を読んだりして勉強しました。

一所懸命にです。

そして,2回目の受験は短答,論文ともに4,000番以下の悲惨な結果となりました。

この結果は,楽観的な私でもさすがに茫然自失とさせるものでした。

原因はともかく,こういう状態なら受験を止めるのが普通かもしれません。

ただ,「空」の状態で試験から撤退するのは悔しすぎるので,ボロボロの状態で継続を決意しました。

しかし問題は,どうやって,何を勉強するかです。

自分なりに分析してみると,私に欠けているのは,皆さんが当然に身につけている,規範,定義や定型的な書き方です。

穴だらけで,かつ内容がいい加減だったのです。

どうやってそれを習得するの?入門講座とやらを受講するのがよいのかも?だけどさすがにそれには躊躇しました。

では,他にどんな手段があるの?こんな私にズバリの講義は予備校一般になかなかありません。

そこで,3回目の受験勉強以降で私が行った勉強は,月並みですが

  • 工藤先生の講座
  • 問題集の繰り返し
  • 予備校の答練(+詳しい解説)
  • 条文,判例本

の利用です。

これらの勉強で一直線に私の「空」を満たすことはできなかったのですが,常に意識は基礎知識の習得でした。

それらの効果,寄与度を測ることはできませんが,すべてに効果があったとは思います。

その中で工藤先生の講座が最重要であったことは確かだと思います。