『基本刑法I・基本刑法II』の司法試験へ向けた勉強での使い方と特徴
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このコラムでは、刑本の基本書である「基本刑法I・II」の司法試験へ向けた勉強での使い方と特徴について解説していきます。
刑法の基本書には有名なものがいくつかありますが、「結局どの基本書を使えばいいか分からない」「自分の勉強スタイルにはどの本が合っているんだろう」とお困りの方もいるのではないでしょうか。
「基本刑法I・基本刑法II」の特徴や活用法について解説をしていきます。
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基本形法I・基本刑法IIの内容と特徴
※引用:amazon |
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「基本刑法I」では刑法総論分野、「基本刑法II」では刑法各論の分野について、その基礎を一から学ぶことができます。
そして「基本刑法I・II」には、読者をサポートするための工夫が多数施されています。
まず、各テーマ毎に「学習のポイント」が書かれているため、どのような点に留意して読み進めていけば良いかが一目瞭然です。
「執筆者の学問的個性は完全に排除し、『教科書』に徹した記述を心がけた」(本書「初版はしがき」より引用)結果、判例はもちろんのこと、有力説や少数説ついても記載されています。
「複数の説に言及があると、メリハリがなく理解しにくいのでは?」と思うかもしれませんが、簡単な【事例】や【設問】の検討を通して説同士の異同が理解しやすく工夫されていることも本書の大きな特徴です。
司法試験の勉強での使い方
ここからは「基本刑法I・II」の司法試験の勉強での使い方について解説していきます。
基本的な利用法
刑法のしっかりした土台を作るために、以下の要領で本書を通読することをおすすめします。
まずは各テーマの冒頭に置かれた「学習のポイント」を読み、学習の指針を得ることが重要です。
各論点について説の対立がある場面では、広く知識を吸収できるよう、判例通説だけでなく、少数説にも目を向けると良いでしょう。
その際【事例】や【設問】に記載された簡単なケースを検討することで、理解の深化、記憶の定着につながります。
予備試験・司法試験の短答式試験へ向けての利用法
短答式試験では、刑法の基本概念の理解、判例や学説の知識等が問われます。
本書を通読した後は、短答式試験の問題集に取り組んでみましょう。
間違った問題については、本書の該当箇所を参照して復習し、正しい知識を身に着けることが有用です。
また短答式試験には、簡単な事例について説ごとにどのような帰結になるかを問うものもあります。
そこで、本書の【事例】や【設問】の検討を通じて、このような問いを短時間で処理できるようトレーニングするのが良いでしょう。
予備試験・司法試験の論文式試験へ向けての利用法
刑法の論文の書き方には、ある程度決まった型があります。
「基本刑法I」の末尾では、事例問題の解き方が説明されており、答案構成に役立ちます。
また、近年の司法試験では、複数の説を検討することを求める問いが出題されています。
このような問いに対応するには、本書に繰り返し目を通すことで、判例・学説を頭に入れておくことが有用でしょう。
加えて、「基本刑法II」の目次には、【論点】マークがついた項があり、どこにどの論点の解説があるのかが分かりやすく、本書は論点ピンポイントの復習にも利用しやすいといえます。
予備試験の口述式試験へ向けての活用法
口述式試験では試験官から口頭で簡単な事例が説明されたあと、罪の成否を答え、各論点についてどのように考えたのか、異なる立場であれば結論はどう変わるか等について質問が続きます。
本書の【事例】【設問】の検討や、論点マークのついた項を繰り返し読むことを通じて、典型論点について、自説のみならず他説についても口頭で説明できるよう備えておくことが重要です。
基本形法I・基本刑法IIの評価
「基本刑法I・II」は、
①読者の学習目的にあわせて、様々な方法で利用できること
②判例だけでなく学説についても理解が捗る工夫があること
を特徴とする刑法総論・各論の基本書です。
刑法初学者にはもちろんのこと、
「他の基本書等で一応学習はしたけれど、様々な学説について知識を定着させたい」
「論文の復習に適した本を探している」
という中級~上級者にもオススメできる一冊です。
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