【2024年】法務の転職エージェントおすすめ9社を比較!企業法務に強い転職サイトは?
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法務に転職したいけれど、どこのエージェントがいいの?とお考えではありませんか。
最近では、法律事務所や企業のインハウスとして働いている弁護士その他の法律関係職に強いエージェントが複数登場しています。
このコラムでは、転職を検討している弁護士やこれから法律事務所や企業の法務へ就職することを検討されている方などに向け、おすすめのエージェントや選び方についてお伝えします。
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検討されている方へ
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法務に強いおすすめ転職エージェントは?転職サイト9社を徹底比較
転職サイトは相当数ありますが、法律職の転職サイトとして特におすすめなのはアガルートキャリアです。
大手法律事務所、人気企業の企業内弁護士、PEファンド、ベンチャーキャピタルなどへの転職実績が豊富で、サービスに無料登録すると非公開の求人案内メールが受け取れます。
エージェント名 | 特徴 |
---|---|
アガルートキャリア | 大手法律事務所、人気企業の企業内弁護士、PEファンド、ベンチャーキャピタルなど非公開求人を多数保有 |
BEET-AGENT | 管理部門・バックオフィス系職種に特化した転職エージェント 管理部門の働き方を熟知したプロフェッショナルが上場企業の非公開管理部職種、IPO準備中のリーダーポジションなど管理部門の求人を紹介 |
MS-Japan | 独自取扱求人が多く非公開求人が90% 79%が年収500万円以上。年収交渉あり 創業30年超の老舗エージェント 多くの上場企業とネットワークあり |
リーガルジョブボード | 独自求人多数 求人先と直接やり取りができる 取材した上で企業や事務所情報を掲載しているため信頼性が高い |
弁護士ドットコムキャリア | 日本最大級の弁護士・法務部ネットワークを活かした「ヒト」「仕事」の情報提供 専門家キャリア・採用の課題に向き合う |
NO-LIMIT | 企業法務未経験でも紹介可能 業界に精通したアドバイザーが対応 |
JACリクルートメント | 日本で30年以上 約45,000件の求人案件数. あらゆる業界・職種の企業から求人あり |
SAMURAI JOB | 40年以上、英国を起点とした11カ国において日系企業の海外進出をサポート 海外駐在などの海外転職から、バイリンガルポジションまで様々なニーズに対応 |
BUSINESS LAWYERS CAREER | 弁護士ドットコムやBUSINESS LAWYERS(ビジネスロイヤーズ )のネットワークを活かして、法務の方のキャリア支援を実施 |
アガルートキャリア
求人数 | 非公開 |
求人領域 | 弁護士専門の転職エージェント |
主なサービス | ・非公開の求人案内をメール送付 ・無料相談・レジュメ・選考対策・条件交渉 ・転職マーケットの情報を提供 |
公式サイト | https://agaroot-career.jp/legal/ |
アガルートキャリアは、司法試験予備校のアガルートが運営するリーガル領域専門の転職エージェントです。
これまで多くの弁護士や法務人材のキャリア支援を行っており、大企業や外資、スタートアップにおける、法務の非公開求人を多数保有しています。
アガルートキャリアに登録するメリットは、リーガル領域における専門性の高さです。
領域専門のコンサルタントが担当者となるため、①専門求人の紹介、②紹介ポジションの理解、③選考対策を高い精度で提供してもらえます。
BEET-AGENT
BEET-AGENT
求人数 | 非公開 |
求人領域 | 管理部門に特化したリーダー・ミドルクラスの転職エージェント |
主なサービス | ・アドバイザー面談 ・アドバイザーから求人提案 ・公式サイトで求人情報検索 |
公式サイト | https://beet-agent.com/ |
BEET AGENTは、管理部門・バックオフィス系職種に特化した転職エージェントです。
管理部門の働き方を熟知したプロフェッショナルが、上場企業の非公開管理部職種、IPO準備中のリーダーポジションなど、管理部門求人を紹介。
管理部門の転職市場に精通した「キャリアアドバイザー」と、上場企業、IPO準備中企業、ベンチャースタートアップ各企業の担当である「リクルーティングアドバイザー」が両手型で対応してくれます。
「求人のご紹介」「応募書類の作成」「面接対策」など、転職活動に関わるすべての工程をカバーしてもらえます。
求職者と企業のマッチングを成功させるだけではなく、管理部門の転職市場における市場価値診断もサポートしてくれるので安心です。
管理部門、バックオフィスの仕事に興味がある方に適しているといえます。
MS-Japan
MS-Japan
求人数 | 17,000件 |
求人領域 | 経理・人事・法務・会計士・税理士・弁護士の転職 |
主なサービス | ・専任アドバイザーへキャリアプラン相談 ・求人情報紹介 ・選考・面接:応募、面接日程調整、面接対策などのサポート ・セミナーや個別相談会を常時開催 |
公式サイト | https://www.jmsc.co.jp/ |
MS-Japanが運営するMSAgentは、管理部門・士業に特化した創業30年超の老舗エージェントです。多くの上場企業とネットワークがあります。
求人数は約17,000件と豊富で、経理・人事・法務・会計士・税理士・弁護士領域の求人を紹介してもらえます。
大手上場企業、外資系企業、会計事務所、監査法人、法律事務所など幅広いフィールドの求人情報を掲載しており、希望の転職先が見つけやすいといえるでしょう。
リーガルジョブボード
リーガルジョブボード
求人数 | 非公開 |
求人領域 | 司法書士専門の転職エージェント |
主なサービス | ・求職者と採用担当者が直接メッセージのやり取り可能 ・業界に特化した専属担当者 ・キャリアカウンセリング・求人紹介 |
公式サイト | https://legal-job-board.com/ |
リーガルジョブボードは、弁護士・司法書士・弁理士・土地家屋調査士・測量士・法務など士業専門の求人サイトです。
ダイレクトリクルーティングと専門エージェントが融合した士業専門の求人サイトで、求人先と直接やり取りができるため、採用までスピーディに行うことができます。
サイトには企業や事務所に取材した上で情報を掲載しているため、信頼性が高い情報が掲載されています。
エージェント求人では、転職エージェントが転職活動をサポートし、給与交渉や休日交渉も代理で行ってくれるので安心です。
各業界に精通している担当者が付いてくれるため、安心して相談ができます。
弁護士ドットコムキャリア
弁護士ドットコムキャリア
求人数 | 非公開 |
求人領域 | 弁護士のためのキャリア支援サービス、転職エージェントサービス |
主なサービス | ・専任コンサルタントが希望聴取、相談 ・求人紹介 ・応募書類、履歴書、職務経歴書の添削、面接対策に対応 ・内定後の条件交渉、現職の退職手続等 ・サイトから弁護士の求人情報検索可能 |
公式サイト | https://career.bengo4.com/ |
弁護士ドットコムキャリアは、オンライン法律相談サービスである、弁護士ドットコムの運営会社が提供している弁護士のための転職エージェントです。
日本最大級の弁護士・法務部ネットワークを活かした「ヒト」「仕事」の情報提供を通じて、専門家キャリア・採用の課題に向き合う転職希望者を支援するサービスを提供しています。
手厚いサポートが魅力で、面談から履歴書の書き方のアドバイスの他、内定後の条件交渉、現職の退職手続き等幅広く対応してもらえます。
NO-LIMIT
NO-LIMIT
求人数 | 非公開 |
求人領域 | 弁護士の転職支援・求人紹介を専門に行う転職エージェント |
主なサービス | ・アドバイザー個別転職相談会・キャリア形成サポート ・LINE公式アカウントから求人・転職情報を提供 ・サイトから弁護士の求人情報検索可能 |
公式サイト | https://no-limit.careers |
NO-LIMIT(ノーリミット)は、弁護士の転職支援・求人紹介を専門に行う転職エージェントです。
弁護士業界に精通したプロフェショナルが、ひとり1人の希望条件を聞いた上で、最も活躍できる求人を紹介、転職成功までサポートしてくれます。
弁護士業界に精通したアドバイザーによる年収診断などが無料で受けられる個別転職相談会を実施しています。
今後のキャリア形成に不安がある方も積極的にサポートしてもらえるため、安心です。
LINE公式アカウントに登録すると求人・転職情報が届きますから手軽に利用できます。
サイトからは弁護士の求人を職種、勤務地などから検索できるようになっています。
JACリクルートメント
JACリクルートメント
求人数 | 非公開(転職支援実績 約43万人) |
求人領域 | 弁護士専門の転職エージェント |
主なサービス | ・非公開求人の案内メール送付 ・無料相談・レジュメ・選考対策・条件交渉 ・弁護士特有の転職キャリアをサポート |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
JACリクルートメントは、管理職・技術/専門職転職のエキスパートエージェントです。
ロンドン発祥の日系転職エージェントであり、世界に広がる独自のグローバルネットワークを有している背景から、JACは外資系企業や海外進出企業への転職支援で豊富な実績を重ねています。
①管理職・専門職のハイクラス転職に特化、②転職のプロが複数人でサポート、③外資系企業・グローバル企業への転職支援実績が多数ある、という3つの特徴があります
1988年からの累計転職活動の支援実績約43万人、コンサルタントの総数約 1,400名を擁します。
求人の種類や数だけでなく、英文レジュメ作成や英語面接対策の支援にも強みをもっています。
SAMURAI JOB
SAMURAI JOB
求人数 | 非公開(取引実績企業数30,000社超) |
求人領域 | グローバル・外資系・ハイクラスの転職支援サービス |
主なサービス | ・海外転職、バイリンガルポジションなど様々な求人を提供 ・高年収ポジションに特化した求人情報・国内大手・グローバル企業・外資系企業の中から最適なハイクラス求人を提案 |
公式サイト | https://www.samuraijob.com/ |
年収700万円~2,000万円のハイクラス転職サイトです。
30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスまで管理職・技術職/専門職に強みを持っています。
世界の全地域を対象にグローバルマーケティングや海外コンサルティングを手掛け、グローバルな情報とネットワークを持つムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス社と、薦めたい転職エージェントNo.1として、ハイクラスの転職に強みを持つ、ジェイ エイ シー リクルートメント社(東証一部上場)が共同運営するグローバル・外資系・ハイクラスに特化した転職支援サービスです。
BUSINESS LAWYERS CAREER
BUSINESS LAWYERS CAREER
求人数 | 非公開 |
求人領域 | 企業法務 |
主なサービス | ・企業からのオファーを受け取る「ジョブオファー」サービス ・求人選定から書類添削、面接対策、条件交渉までトータルサポート ・転職マーケットの現状、キャリアアドバイス等を無料サポート |
公式サイト | https://services.businesslawyers.jp/career002/ |
弁護士ドットコムやBUSINESS LAWYERS(ビジネスロイヤーズ )のネットワークを活かして、法務の方のキャリア支援を実施しています。
転職希望者へは求人選定から書類添削や面接対策、条件交渉まで、転職を検討中の人へは転職マーケットの現状や、キャリアをどう構築していくべきかのアドバイス等を、専任コンサルタントに無料でサポートしてもらえ、手厚いサポートをしてほしい過多におすすめです。
法務に強い転職エージェントの失敗しない選び方
法務に強い転職エージェントの失敗しない選び方は「アドバイザーの経験や専門性はどうか」「案件の質は良いか」「連絡はスムーズか」「アドバイザーとの相性はどうか」「複数登録して合ったものを選ぶ」という点に注意することです。
以下で詳しく解説していきます。
アドバイザーの経験や専門性はどうか?
弁護士の転職については、業界の事情に精通し、非公開求人情報を多く保有する弁護士専門エージェントを利用することをおすすめします。
多くの転職実績を有するアドバイザーに相談する方が、希望に合う転職を実現できる可能性が高いといえるでしょう。
案件の質は良いか?
案件の量も大事ですが、質についても詳細をよく読んで、チェックしてみましょう。
提供される求人情報の職務内容、給与その他の待遇など、質の良い求人情報を提供してもらえるエージェントを選び、そのエージェントで詳しい希望を伝えた方が効率良く転職活動ができます。
連絡はスムーズか?
転職は需要と供給が一致するタイミングが重要です。
そのためにはエージェントの担当者を介してスムーズに連絡ができることが必要です。
担当者へ連絡しても、営業時間で考えて24時間以上応答がないエージェントは避けた方が無難でしょう。
アドバイザーとの相性はどうか?
エージェントのアドバイザーや担当者の考え方や勧める求人が自分と合わない場合や、履歴書や面接の指導内容が意にそぐわない場合など、エージェントとの相性が良くないと、結局転職活動が進めにくくなります。
自分が相談しやすく、希望をより実現してもらえると思えるエージェント・サイトを選択しましょう。
複数登録して合ったものを選ぶ
登録無料のエージェントも多いですから、複数登録して情報収集し、自分の希望や条件に合った求人を紹介してくれるところを選択しましょう。
また、転職を検討する際は、ご自分の希望、条件を明確にし、譲歩できる条件とできない条件を決めておくと良いでしょう。
これまで取り扱った案件などを整理し、自分の強みを具体的にアピールできるように準備しておきましょう。
法務専門の転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントには、総合型、士業特化型、ハイキャリア型、法務専門型など様々ありますが、弁護士の転職の場合、法務専門の転職エージェントを利用するメリットが高いといえます。
どのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。
業界に詳しい担当者にアドバイスをもらえる
まず、法曹業界の求人に詳しい担当者から求人情報や個々の状況に応じたアドバイスをしてもらえるというメリットが挙げられます。
非公開の求人情報も多く、法律事務所や企業法務の需要に応じた人材を把握しているため、担当者から紹介してもらえる情報や転職のためのアドバイスは貴重といえるでしょう。
人事担当者に推薦してもらえる
法律事務所や企業法務の人事担当者とのつながりを有している転職エージェントのアドバイザー・担当者から、直接採用側の人事担当者に推薦してもらうこともできます。
自分の良さを他の人から伝えてもらうことで、より自分の強みに説得力が出てきます。
応募先の傾向や対策を教えてもらえる
実績豊富な転職エージェントのアドバイザー・担当者から、応募先の採用の傾向、職場の雰囲気や、企業理念などを踏まえた面接、採用試験の対策についてもアドバイスをもらうことができます。
面接でも、傾向を掴んでおくことで、自信を持って回答しやすくなるでしょう。
法務専門の転職エージェントを利用するデメリット
法務専門の転職エージェントを利用するデメリットは以下の二つです。
- 自分のペースで進めにくい場合がある
- エージェントからの連絡がしつこいケースも
自分のペースで進めにくい場合がある
エージェントのアドバイザーや担当者が勧める求人が自分の希望と合わない場合や、履歴書や面接の指導内容が意にそぐわないなど、自分のペースで転職を進めにくい場合があります。
自分の希望をより実現してもらえると思えるエージェント・サイトを選択しましょう。
エージェントからの連絡がしつこいケースも
転職エージェント・サイトのアドバイザーや担当者は、転職が実現したり、求人を紹介したりすると、報酬が得られるため、頻繁に連絡が来たり、やや強引に応募や内定受諾を勧められることがあります。
自分の希望にあった転職先かどうか、ご自身でじっくりと見極めて判断することが大切です。
法務の転職に成功するポイント4つ
法務の転職に成功するポイントは「仕事での実績や身に着けたスキルを具体的に説明できるようにする」「応募先に合った志望動機を作成する」「応募先が求めるスキルを把握する」「未経験の人は関連資格を取得する」の4つです。
以下で詳しく見てみましょう。
仕事での実績や身に着けたスキルを具体的に説明できるようにする
これまで培ったスキルや職歴をまとめ、自分の強み、アピールポイントを整理しておきましょう。
例えば、単に企業法務、コンプライアンスの分野を示すだけでなく、自分が問題解決に関わった事例を踏まえたスキル、経歴を整理、体系化し、具体的に自分がこの分野に強い、ということを的確に説明できるようにしておくと良いでしょう。
応募先に合った志望動機を作成する
ご自身が転職してどのような内容の仕事をやりたいのか、明確にしておくとともに、その内容が応募先に合っているのか見極め、応募先の求人内容に沿った志望動機を作成しましょう。
とはいえ、自分の希望を曲げてしまっては転職後に苦労することになりますから、あくまでご自分の希望に沿う範囲で、ということになります。
やりたいことを明確にした方が、逆にマッチする転職先が見つかりやすいですし、入所・入社後のビジョンが明確な方が面接なども通りやすくなるでしょう。
応募先が求めるスキルを把握する
これまで培ったスキルや職歴をまとめ、自分の強み、アピールポイントを整理したら、応募先が求めるスキルと合っている部分を確認してみてください。
合っている部分について、アピールできる部分を中心に面接やエントリーシートで説明できるようにしましょう。
企業の求めるスキルとご自身の持つスキルのマッチ度が転職を成功させる肝になって来ます。
未経験の人は関連資格を取得する
自分の取扱いたい業務について未経験である場合には、関連する資格を取得しておくとアピールポイントになるでしょう。
労務系の仕事をしたい場合には社会保険労務士、企業への経営コンサルティングをしたい場合には中小企業診断士や簿記(財務諸表が読める2級程度でOK)、企業の機密情報を適切に管理する能力を示すには個人情報取扱従事者などを取得するのもよいでしょう。
法務部への転職に求められるスキル6つ
企業の法務部への転職に求められるスキルは「法的知識」「コミュニケーション力」「トラブル対応力」「英語力」「リサーチ力」「業界知識」です。
具体的にどんなスキルが必要なのか、以下で説明していきます。
法的知識
その企業の取扱分野に関連する法律知識があると有利になるでしょう。
著作権、特許、商標などは汎用性がありますが、例えば、食品関係のメーカーであれば食品衛生法など、取り扱う商品やサービスに関する法律知識があるとアピールポイントになります。
コミュニケーション力
企業法務は、工場などを含む他の部署や、取引先企業とのやり取り、交渉が主な仕事になりますから、コミュニケーション力が必須です。
相手の立場に立って物事を考えつつ、自分の考えを相手に伝えることが必要になります。
トラブル対応力
企業法務はコンプライアンス問題、不祥事、債務不履行など、トラブルへの対応を求められる場面も多いです。
迅速かつ冷静に事態を収束できるよう、日頃から社内の関係部署との関係を密にしておくことが必要でしょう。
英語力
多くの日本企業は海外取引を行っており、その際に用いられる言語は英語です。
海外取引先の担当者との英会話のほか、英文契約の読解、作成、修正などができるレベルの英語力が必要です。
法務部の職員にTOICの受験をさせる企業もあります。
リサーチ力
問題を解決するには、判例や過去の同様の紛争事例などについて、日頃から関心を持って情報収集しておくことが必要です。
社会経済金融情勢が取引に影響することもありますから、ビジネスニュースなどの情報収集をしておきましょう。
法律関係の書籍は、電子版が多くなってきていますから、企業や弁護士個人でそれらの契約をすることも多くなっています。
業界知識
取り扱う商品やサービスに関する法律知識のほか、いわゆる業界常識のようなものについても知識を得ておくと面接などで役立つ可能性があります。
同じ業界の違う企業を転職する弁護士も多いのは、業界常識を知っている弁護士であればより安心して雇えるという企業側のニーズと合うからともいえるでしょう。
法務の転職市場
コロナの影響で、2020年の春〜秋以降、求人数は落ち込んでいましたが、ここ数年は回復しつつあり、企業法務のニーズも高まっています。
最近では、コンプライアンス遵守を意識する企業も増えており、需要は高まっていると言えるでしょう。
全体的に給与も上昇傾向にあります。
また、労働事情全体にいえることですが、少子高齢化による労働力不足が課題となっている企業は多く、今後も慢性的に不足することが見込まれることから、新卒採用だけでは十分な採用ができず中途採用の枠を増やす対応をしている企業も増えています。
転職を検討するにはいい機会であると言えるでしょう。
まとめ
法務の転職の場合、アガルートキャリアをはじめとする法律職専門の転職エージェントを活用し、エージェントが持つ豊富な大手法律事務所、人気企業の企業内弁護士などの求人情報を受け取るのが、希望の転職を実現する近道であるといえるでしょう。
職歴などの情報を登録すると非公開の求人案内メールが受け取れますから、利用すると良いでしょう。
また、転職を成功させるためには、これまで培ったキャリアを整理し、自分がこれから取り組みたい業務内容と求人側のニーズがマッチするかどうか、見極めましょう。
自分が譲歩できる条件とできない条件を整理しておくと、決断に迷った際の助けになると思います。
これまで経験のない職種や業態への転職を希望する場合には、関連する資格を取得しておくと有利になる可能性があります。
企業法務の場合、取り扱う商品やサービスに関する法律知識や英語力を身に付けるほか、業界情報などのリサーチも怠らないようにしましょう。
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