社労士の資格をもつと、どのような副業をすることができるのでしょうか?

本業は手放したくないけど、社労士の資格を活用したい方にとって気になるのではないでしょうか。折角社労士資格を取得するのですから、その資格を活用したいと考えるのは当然ですよね。

そこで、社労士資格により行うことができる副業の内容や注意点などを解説します。

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社労士の資格取得により副業することもできる

社労士は、労務管理のエキスパートとして名高い資格です。

そして、この資格の主な仕事としては労務管理に関する書類の作成やアドバイス・コンサルティングがあり、労務管理に関する書類の作成は特定の社労士だけが行うことのできる独占業務となっています。

社労士の資格を取得することで独占業務をはじめとする副業を行うことができ、収入アップも期待できます。

実際に社労士の副業について調べていくと、働きながら社労士の資格を活用して副業をしている人も見受けられます。

また、具体的にどの位の割合の人が社労士資格で副業をしているか、公的なデータはないものの、決して少なくないと推察されます。

パーソル総合研究所『副業の実態・意識調査』によりますと、現在副業をしている正社員の割合は10.9%と1割以上の方が副業をしています。

以下で述べるように社労士は副業がしやすい資格であるためこの中に社労士の副業をしている人が少なからずいると推察されます。

また、同調査では今後副業をしたい人の割合は41.0%となっており、半分近くの方が副業を希望しています。

これに伴い、社労士資格を活用して副業する人も増えると予想され、社労士資格の有用性が向上すると考えられます。

社労士の資格で行える副業と収入の目安

社労士資格で行える副業と収入の目安は以下の通りです。

どの副業も労務管理のエキスパートである社労士だからこそできる副業といえ、高い副業収入を見込めます。

所属する社労士会でのアルバイト

全国の各都道府県には1つ以上の社労士会が設置されています。

各社労士会では様々な催しがなされているため、社労士のアルバイトを副業として行うことができます。

社労士の資格取得後、社労士会の会報や各社労士会のホームページなどでアルバイトの募集を見ることができるので、調べてみてはどうでしょうか。

このアルバイトの一例として、無料相談会の相談員として来訪者の相談に乗ることがあります。

労働法や社会保険、年金といった質問に回答していき、来訪者の疑問を解消するといった仕事です。

労務管理の専門知識をもつ社労士としてアドバイスを行うため、資格を活用したやりがいのある副業といえます。

また、社労士同士の人脈づくりや新人で収入の少ない社労士の救済といった点から新人社労士を多く募集しているところもあるので、特に社労士資格を取得してすぐの方に魅力的なものとなっています。

デパートや催事場といった人の集まるところで開催され、ある社労士会では毎週のように行われているという所もあります。

報酬の目安:日当2万円(1回あたり5~6時間)

ハローワークでのアルバイト

ハローワークに来訪する方の就職支援として、就職指導を行うというアルバイトも副業として考えられます。

通常はハローワークの職員が就職指導を行いますが、対応できない場合には社労士に依頼が来ることもあります。

このアルバイトでは、求職者に履歴書の書き方の指導や面接の指導を行うなどが仕事内容となります。

労務管理に対する知識があるからこそ専門的な指導を行うことができるので、社労士ならではの副業となっています。

報酬の目安:時給1,000円前後

行政機関でのアルバイト

労働基準監督署や国民保険を取り扱う組織では、労務管理のエキスパートである社労士の知識が必要な仕事もあります。

そのため、アルバイトを募集する際に社労士資格を持っている方が優遇されることもあり、副業としてこれらの行政機関で働くことができます。

この場合には嘱託職員として社労士の主な仕事を取り扱います。

報酬の目安:日給1~2万円

社労士試験講座の講師

社労士試験合格を目指す受験生のために、講師のアルバイトを副業として行うこともできます。

仕事内容としては講師として講義を行うことやテキストを作成することなどです。

社労士試験に合格したからこそ自分が躓いた部分や難易度の高い部分を熟知しており、そのような部分について丁寧に解説することで受験生の躓きを解消できるため、質の高い講義を行うことができます。

講師は大変ですが、受験生の合格の声を直に聞くことができるためやりがいを感じる副業です。

報酬の目安:1講義7,000円~30,000円

社労士の知識が必要な記事の執筆

労務管理のエキスパートとして記事の執筆の依頼を受け、これを副業とすることも可能です。

記事の内容の例としては、社会保険制度や労務管理の基礎といった社労士が取り扱う業務についてです。

社労士の資格を持っているからこそ質の高い記事を執筆することができ、読者が欲しい情報を提供することができます。

執筆は自宅で行うことも可能なので、土日や平日の空いた時間など、自分のペースに合わせて副業を行うことができます。

報酬の目安:1記事7,000円

副業で社労士の仕事を得る方法

社労士の資格をもって副業を行うことはできますが、仕事を得る方法には以下のようなものがあります。

・所属する社労士会のアルバイトの求人を探す

・人脈を広げて仕事を紹介される機会を増やす

・webなどで社労士の専門知識を活かせるような執筆依頼がないかチェックする

・予備校の求人を探り、社労士試験の講座の求人を確認する

このように、社労士の資格を取っても待っているだけでアルバイトの情報や求人が入ってくるわけではありません。

自発的に行動し、社労士の資格が活用できるような副業を探すことが重要です。

副業する際の注意点

社労士の資格で副業をする際にいくつか注意点があります。1つずつ解説します。

会社が副業を禁じていないか確認する

副業を一部でも認めている企業は多いですが、副業を一切禁じている企業もあります。

そのため、自分の勤める会社が副業を認めているかを確認しましょう。

副業を認めているか否かについては就業規則の服務規程に記載されていることが多いので、該当部分で確認しましょう。

なお一切禁じている企業であっても、就業規則が以前のものであったり、場合によっては許可されることもあるため副業を行いたい旨を上司に相談することを推奨します。

一定金額を超える収入を得た場合は確定申告が必要

20万円を超える収入を社労士による副業から得た場合、確定申告が必要です。

社労士の副業は単価が高いので20万円を超えることも容易なので、1年間に自分がいくらの副業収入を得たかについて確認を怠らないようにしましょう。

まとめ

このコラムをまとめます。

・社労士を取得すると、労務管理のエキスパートとして資格を活かした副業ができるようになる

・社労士の副業としては、①所属する社労士会でのアルバイト、②ハローワークでのアルバイト、③行政機関でのアルバイト、④社労士試験講座の講師、⑤社労士の知識が必要な記事の執筆といったものがある

・副業で社労士の仕事を得るには、社労士会でアルバイトを探すことや人脈を広げることなど、自発的な行動が求められる

・会社が副業を禁じていないか、副業での一定の金額以上の収入は確定申告が必要といった注意点がある

社労士を取得して副業を行うことで、収入のアップも期待できそうですね。

是非社労士の取得を目指してはいかがでしょうか。

※関連コラム「社労士試験の難易度を他の資格と比較しながら解説!なぜ難しい?

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