合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム 

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

合格体験記・学習上の工夫 

条文を中心にインプットとアウトプットを繰り返しました。条文を読んだ回数であれば、誰にも負けなかったと思います。

テキストの巻末には各法律の条文を掲載されていましたが、なかなか開きにくいということもあり、ワードで作成しました。

また、自分で読みやすいように改行したりしながら条文を覚えていきました。

そして問題を解くときも、必ず条文に戻って確認をするようにしました。

時間はかかりますが、その方が確実な知識になると思いました。

また、テキストでは便宜上、1条から順番に講義されてはいませんが、1条から順番に読んでいくことで、法律自体の構造の理解に効果的でした。

特に労災は、枝番や準用が多くありましたので、一度自分の中で1条から条文を整理することで、より労災の全体像が見えることもありました。 

また、大河内先生には講義の中で、条文の読み方の指導もしていただきました。

「または」「若しくは」などの違いや、「含む」のか「除く」のか「限る」のかなど、条文を読む際のヒントをたくさんいただけたことも、確実に合格の要因となっています。 

基礎講義のご感想・ご利用方法 

私は社労士の科目を初めて勉強するという状態でしたので、基礎講義でまずは全体を概観してみるという意味において、非常に効果的であったと思います。

私が受講を開始したときは、まだ労災・雇用保険・徴収法や、社会保険科目は配信されておらず、早く講義を進めたいと思っていました。

法律の勉強で重要なのは、1回で覚えようとせずに、早めに一巡して何度も繰り返していくという方法を取りたいと思っていたところ、この基礎講義はそういう効果があったと思います。

特に社会保険科目は年が明けてからの配信で、試験に間に合うのか心配でした。

なので社会保険科目に関しては、基礎講座を3回ほど聞いて、なんとなく年金や健康保険のイメージを持った状態で総合講義に入りました。

それが功を奏したのか、総合講義の理解がスムーズだったように思います。 

まずは細部にこだわらず、大枠の制度を勉強し、それを理解したうえで細部の勉強を行うことが、結果として理解の促進になると教えてもらいました。 

総合講義のご感想・ご利用方法 

他の資格講座は受けたことがないので比較はできませんが、アガルートの教材で十分合格に達することができると断言できます。

私は試験を受けるにあたり、アガルート以外の教材は使用しないと決めていました。

様々なものに手を出すのではなく、同じテキストを何回も学習する方がよいと思っていたからです。

また実際にアガルートのテキストを見ると、巻末に条文が記載されており、また労基法や健康保険は通達も過去問に問われていないものまで網羅しておりましたので、これだけやれば十分であろうと思ったからです。

また、重要個所はテキストに何回も繰り返し書かれてあり、テキストを1回学習するだけで、2~3回の学習もできました。 

ある時、電車で移動中、隣に座った初老の男性から、「テキストを見せてください」と話しかけられました。そしてテキストを1分程度じっくり読み「このテキストはわかりやすいですね」と言っていました。

その方は5年くらい予備校で社労士の学習をされた経験がある方でした。 

また、動画の講義では大河内先生が、他の科目との関連が強い箇所には、横断的な指導をしていただけましたので、比較的早い時期から他の科目との比較や関連性を意識しながら勉強することができました。 

科目別横断整理講座のご感想・ご利用方法

総合講義の中で、各法律の目的条文の重要性や読み方について指導していただいていましたが、この科目横断整理講座では目的条文も横断して学習できた点がよかったと思います。 

単に暗記をしていくのではなく、各法律との関連性を考えながら暗記した方がより理解にもつながりました。私は試験直前の1週間に、目的条文を完璧に覚えようと、自分で目的条文だけをまとめたものをワードで作成していました。

ただ「福祉の向上」と「福祉の増進」など、目的条文には紛らわしい用語を使用していて苦労しましたが、こちらの講義でどのような時にどのような用語が使われやすいかなど、暗記をしやすくするヒントなどもいただいていましたので、非常に有意義な講義だったと思います。 

白書対策講座のご感想・ご利用方法 

この講座で良かったと感じたのは、今年の各統計調査の内容を見る前に、まず各統計調査の目的であったり、調査対象、基幹統計か否かなど、調査自体の解説をされていた点です。

令和2年の本試験では、労一の選択式では調査の名称が問われるという難問でしたが、この講義のおかげで、なんとなく頭に残っていたから基準点が取れたのではと思います。

実はこの白書対策講義を受ける前から、厚労省のHPなどで調査の内容は結構読んでしました。しかし調査の内容はある程度覚えても、調査自体の名前までは全く読んでいませんでした。 

大河内先生も、総合講義の中でおっしゃっていましたが、内容から読み始めて、タイトルを読んでないという状態でした。 

なのでこの白書対策講座で、調査自体の解説をいただけていなければ、労一の選択式で正解を選べなかったと思います。 

また、法改正講座と同じく、テキストには選択式と択一の問題もあり、さらにインプットとアウトプットを並行して解説されている点も効果的な学習につながったと感じました。 

法改正対策講座のご感想・ご利用方法 

総合講義の中で大河内先生が、社労士試験の宿命として法改正により毎年学習事項が増えてしまうとおっしゃられていました。

私も法改正の学習については、例えば法改正前までの理解については8割であっても、法改正の部分を加えることで理解している部分が減少したり、さらに不合格で来年もとなると、さらに法改正が追加となってどんどん合格できなくなってしまうと不安でした。

テキストが届くまで、一体どれくらいの量があるのだ ろうと内心はハラハラしていました。 

しかし、テキストでは、法改正事項の中でも重要なものをピックアップし、さらにその中でも星マークで重要度を示してあり、メリハリをつけて学習できました。

また、改正に伴う問題も付いていて、インプットとアウトプットを1冊で行うことができました。 

また、学習する意識として、労一・社一は選択式重視、主要科目は選択式と択一式をある程度同じくらいになど、学習量のバランスなども指導いただき、取り組みやすかったと思います。 

模擬試験のご感想・ご利用方法 

アガルートの模擬試験を受けたのは、6月下旬あたりでした。 

私は受験するにあたり、直前期の知識の確認という目標を明確にして取り組みました。

結果として、雇用保険について選択式及び択一式ともに他の科目と比べて低いことがわかりました。

各科目平均的に理解ができているつもりでしたが、自分の弱点を再確認できました 。

そして雇用保険でも特に手薄となっていた就職促進給付を中心に、本試験まで他の科目よりも多くの時間を費やして勉強し、本試験では選択式、択一式ともに8割以上の点数が取れました。 

解説動画では、丁寧に解説されていましたので知識の補完なりました。

また大河内先生が解き方のテクニックなども指導していただき、実際に本試験ではそのテクニックを使わせていただき、選択式の基準点割れを逃れることができました。 

模擬試験は他の予備校でも行われていますが、私はアガルートの模擬試験だけしか受験しませんでした。

模擬試験の目的をどのように設定するかによると思いますが、私の設定した知識の確認という目的であれば、アガルートの模擬試験で十分であると思います。 

過去問解析講座のご感想・ご利用方法 

過去問は全科目10年分あり、量としては十分だと思います。

解説は全問ではなくピックアップした問題を、竹田先生が解説していただきました。大河内先生とはまた違う説明をしていただき、より理解ができました。 

また、勉強するうえで重要な考えを竹田先生から教えられました。

それは「制度間のつながりを考えない方がよい」ということでした。

私はどちらかといえば制度間のつながりが気になる方で、例えば国民年金と厚生年金など、じっくり制度間のつながりを考えてみたいと思っていましたが、社労士試験の合格という目標に対しては、竹田先生のおっしゃる通り、割り切った勉強方法をしてよかったと思います。

深入りしたいのなら合格した後に勉強すればいいので、まずは試験に合格するための勉強に集中できました。 

自由記載欄(カリキュラム、講座のご感想、講師へのメッセージ等) 

労基法でさえまともに読んだことがなく、社労士の科目はすべて初めて勉強するものでした。

しかし、大河内先生の講義では、法律の制定過程や沿革などを教えてもらうことにより、より深い理解につながりました。

単に暗記をするだけではなく、なぜこのような条文となっているのか、その趣旨は何かを理解していると、たとえ問題で忘れてしまっても、その趣旨から導くこともできました。 

短期合格を獲得できたのも、先生方のおかげです。ありがとうございました。 

受講されていたカリキュラム

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