受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

企業の人事部で仕事をしたいと考えているためです。現在、開業等は考えておらず、あくまで会社員としての自身のレベルアップ、やりたい仕事をやるための手段として、形に残る実績が欲しいと考え、社労士試験を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

昨年はフォーサイトさんの教材で勉強しましたが、わずかに点数が足りず不合格となりました。合格の手応えを感じながらの不合格であったため、何かを変えなくてはいけない、との考えから合格実績が非常に高かったアガルートさんにお世話になることにしました。

合格体験記・学習上の工夫

私は昨年フォーサイトさんの講座を受講し、わずかな差で不合格となりました。勉強時間は約1500時間は確保し、教科書の複数回の読み込み、過去問の繰り返しにより、間違いなく合格するだろう、とたかをくくっておりました。しかし、現実は甘くなく本来なら間違えるはずのない基礎的な問題で複数誤回答がありました。まったくわからない問題が原因で不合格になるならまだしも、落ち着いて考えれば理解できる問題で不合格となり、非常に悔しい気持ちでいっぱいでした。

そこで気づいたことが1つあります。

それは「基礎が1番大事」ということです。

難しい問題はほとんどの人が解けません。基礎的な問題をいかに落とさないかがこの試験の本質的な部分と考え、試験という緊張感がある場でも瞬時に解答が思い浮かぶくらい基礎を徹底的に鍛えよう!と思いました。

具体的に力を入れたのは大きく2点です。

1点目は教科書の読み込みです。

読み込みといっても、前回不合格になったときのようにただ読み込むわけではありません。ゆっくりでも1つ1つの言葉の意味を理解し、不明点を解消しながら読み進めました。なお、頻出単語や目的条文については、理屈ではなく完全に暗記することを意識していました。

2点目は問題をひたすら解くことです。

これは非常に単純で、とにかく問題演習の数をこなすことです。それにより自然と解答スピードも上がり、同じような問題に出会ったときの対処もしやすくなります。

ただ、特に重要だと思うのは問題を解くことよりも、解答の解説をしっかり読み込み理解するまで時間をかけることです。

少しでも不安を残すことなく、次に進むことで自分への自信につながりました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

過去問には出てきていない、主にオリジナル問題で構成されており、試験当日を意識した勉強ができるため非常によかったです。

しかし、択一式試験対策に特化した教材は無かったと思うので、もしあれば非常に良かったと思う。というのも、択一式対策をすることで同時に選択式対策にもなっていると思うため、より多くの問題に触れることができるよう、択一式問題を今年以上に充実させてもらえると受験生もすごく助かると思います。

本教材は8月上旬から利用しました。

選択式試験は択一式試験と比較し、時間に追われることは少ないため、問題文をゆっくり正確に読むことを意識し、もし回答がわからない場合でも、前後の文脈から答えの予想を導き出せるように繰り返し問題を解きました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

目的条文の暗記に非常に苦手意識を持っていたため、すごくありがたい教材でした。8月に入ると残り何を勉強すれば合格に近づけるのか非常に迷っていました。そんなときに各科目の目的条文や給付制限等、科目横断的な勉強が必要な内容は取り組みやすく、非常に助かりました。

上記でも記載しましたが、勉強時期としては8月に入り、模擬試験を終了した後、何を勉強すればよいかわからなくなった時期に取り組みました。ボリュームも少ないので、電車内や会社の休憩中等すきま時間に読むことを意識しました。特に目的条文については、テストで必ず出ると思っていたので、どの条文が出ても正解できるよう繰り返し読み込みました。暗記すべきものは確実に暗記することが非常に重要だと思います。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正の内容が非常にわかりやすくまとめられており、読みやすかったです。

また、重要と思われる改正には★マークがつけられており、どれだけ読み込むべきか、繰り返し勉強するべきかの基準となり非常に参考になりました。

利用時期としては、6月頃に1周目、7月に2週目、8月に3周目と短期間で多く読み込みました。特に意識したのは、★マークの多い箇所を重点的に読み込むことです。

1周目はすべて読み込みましたが、2週目では★1個の改正は飛ばして読み、3周目では★2個の改正も飛ばし、★3個の最重要と思われる改正のみ目を通しました。

社労士試験の勉強をするにあたり、難しいのは勉強時間の確保だと思います。

すべて完璧に目を通して理解する時間もありませんので、講師の先生方が特に重要だと考えた箇所を重点的に勉強することが合格への近道だと思いました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

本試験において、過去問の繰り返しは最も重要と考えていたため、すごくありがたかったです。しかし、教材が令和2年度から5年度までの4年間のみだったため、もう少し前の年度の過去問マスター答練があればなおよいと思います。

利用時期は7月前半であり、全教科の内容を理解した後にまとめて実施しました。特に択一式試験を意識し、1問約3分以内で問題を解きました。1問1問にしっかり解説もあるため、問題を解く時間以上に解説を読む時間に時間をかけました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

全教科分が網羅されており、自身の実力を確認するためにも非常にためになりました。

非常にボリューム感があり、難易度も低すぎず高すぎず程よいものでした。

利用時期は各教科の2週目を終えた後、過去問とともに実施し、教科者で読んだ内容を理解できているか、確認テストの認識で実施していました。

科目によっては過去問の出来がよくても、実力確認答練の出来が悪いことも多くありました。過去問の問題と答えを覚えてしまっており、実力確認答練のように初めて目にする問題には非常に弱い自分に気付きました。

そのため、一つ一つの問題の答えではなく、意味を理解することを心がけ、少しでも意味がわからないものを徹底的に調べることを意識しました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

非常にボリュームがあって勉強のしがいがありました。しかし、ボリュームがあるがゆえに勉強時間の確保が難しく、もう少し取り掛かりやすい問題形式を取り入れていただけるとすごくやりやすかったと思います。

利用方法としては、教科書を2周読み直すこと、過去問で頻出の箇所には付箋等を貼り、繰り返し復習できるようにしました。

白書対策は基本的に択一式で3点を取るためのものと考えておりました。3点は大きな点ですが、そこに時間を割きすぎるのも非効率的だと考え、多くの時間をかけないようにしました。結果的に本試験では白書関係の問題での間違いがありましたが、労一社一の択一式で及第点の6点を確保できていたため、合格できました。3点を無理に取りに行くよりも、7点を狙いにいく方が合格率は上がる気がします。

模擬試験のご感想・ご利用方法

テスト本番の感覚、緊張感を感じられ、すごくためになりました。

また、一問ごとに解説があり、不正解となった問題の見直しや正解したが実はよくわかっていなかった問題に対する理解の定着にとても効果的でした。

活用方法としては、テスト1ヶ月前の7月下旬に実施しました。

特に意識したのは本番と同じ状況で行うことです。時間を正確に測り、マークシートや鉛筆を揃える等、本番と同じ条件を意識し、現時点での自身の実力を図ることを意識しました。

ただし、重要なのは本当に理解して正解していたか、点数を取れたかだと思います。そのため、誤った解答への復習はもちろんのこと、正解した解答についても少しでもわからない表現があった場合は必ず見直し、問題文内で不明だった表現はすべて理解できるようにしました。

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