受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

私は現在会社の人事部に所属し、エンゲージメントや従業員満足度の向上プロジェクト等に携わっております。社内の各部署とのやり取りをしていく中で、就業規則や、労災、社会保険等の法令・事例について調べる機会が増え、専門的な知識を身に着けたいと思うようになり、社労士試験を受験しようと決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講する以前1年間ほど独学でやってみましたが、健康保険や年金の制度など、理解しないまま過去問の答えだけ覚えている、というような状態で、体系的な理解が必要だと切に感じました。典型的な「失敗する学習方法」だったと今では思っています。

体験講座を受講した際、竹田先生の「合格するための知識はすべてこの講座に盛り込まれています。」という旨のお言葉があり、信じてついていこうと決めました。

合格体験記・学習上の工夫

大きく勉強時間の確保と学習計画の実行の2つを意識しました。

①勉強時間を確保する

社労士試験合格のためには、一般的に800~1,000時間の勉強時間が必要といわれますが、私は人よりも物覚えや要領がよくないと自覚しているので、その分人よりも2倍も3倍も努力しよう、多く勉強時間を確保しようと決めました。受講して勉強を始めたのが10月の半ばなので、8月の試験までおよそ10カ月、それまでに3000時間勉強することを目標にしました。月換算で300時間、週換算で約70時間を確保するため、平日8時間(朝4時から8時の4時間、仕事の休憩時間1時間、退勤後3時間)、土日各15時間を勉強にあてました。机に向かわない時間(移動するとき、子供のお弁当を作るとき、皿洗いをするとき、洗濯物を干すとき等)には講義を視聴しました。家族の行事や仕事が長引いた日の分は、祝日に多めに勉強の時間を取り、直前期には貯めておいた年休を使ってカバーしました。

②学習計画を立てて、修正しつつ実行する

学習を始めてみて、1日、1週間、1カ月でどれくらいの分量を進められるかを知った上で、10カ月のうちにテキストと過去問を最低10周は回そうと決めました。各講座の年間スケジュールを元に、最初にざっくりと月ごと、週ごと、日ごとのスケジュールを立てつつ、日々調整・更新していきました。勉強が進むにつれて、1周分を終えるスピードが上がっていき、最終的には16周取り組みました。過去問の正答率は周を終えるごとに上がっていき、ほぼ100%になっていました。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

テキストと過去問を完璧になるまで回していく上で、総合講義は常に学習の中心でした。竹田先生の講義を10カ月間毎日欠かさず視聴していました。1周目は等倍で進めて、2周目以降は理解できるようになった箇所から速度を上げていきました。慣れてくると最高速度ですべての講義を視聴していました(かつては3倍速まで可能でしたが現在は仕様上2倍速が最高かと思います)。

合格のためにはテキストを読み込むことが必須ですが、自分では読み込みのペースをつかみづらく、計画通りに進めることが難しいと感じたので、「講義を聴きながらテキストを読み込む」という方法を取りました。竹田先生が講義をされながら、画面上でテキストの該当ページを表示してくださるので、耳と目を同時に使ってインプットするようにしました。ただ講義を受けているだけでは、分かったつもりになってるだけでいざ過去問を解いてみるとできない、という事態になりがちだったので、先生の講義を聴きテキストを読みながら、理解していないところ、覚えていないところをつぶしていくことを意識しました。最終的にはすべての講義において、「うんうん、そうですよね」と相槌を打てる状態にもっていきました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式の対策は、択一と同様にテキストを読み込むことに尽きると思います。その上で、選択式集中特訓講座を受講して、問題に多く取り組むことで、総まとめをすることができたと感じました。特に、目的条文が出題されたら合格者は取りこぼさない、と先生方がおっしゃっていたので、目的条文をインプットするよう心掛けました。テキストで各法律の目的条文を穴埋め形式にしていただいているので、これを何度も繰り返し解きました。

すべての法律の条文を一語一句丸暗記するのは不可能ですが、選択語句が与えられた時に、「これは違和感があるな」と誤りの選択肢を消去することができ、「これを入れるとしっくりくるかな」と感じたものが十中八九当たる状態になりました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

総合講義のテキストを1周終えるたびに科目横断整理講座のテキストで知識の整理をしていました。独学で勉強していた時は、各科目で規定が似ていたり、期間などの数字が微妙に違うと言うことさえ知りませんでした。

例えば、国民年金法で(保険料その他徴収金に関する処分は)「社会保険審査官に審査請求」と覚えた後に、厚生年金保険法の過去問を解いた時に「社会保険審査会に審査請求」という選択肢を見て×としたら間違えて、「あれ、審査請求は審査会にだっけ?覚えなおさないと」となり、さらにその後に国民年金法の同じ問題を解いて「社会保険審査官に審査請求」の選択肢を×にして間違える、ということを延々と繰り返していました。科目ごとに不服申し立ての流れを図でまとめて解説してくださった講義はとても役に立ちました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正対策講座を受けた際、総合講義のテキストの各科目の該当箇所に改正部分の情報を貼り付けて、総合講義のテキストを読み込む時に改正部分の確認ができるようにしていました。その上で、総合講義のテキスト+科目横断整理講座のテキストを1周終えるたびに、さらに法改正対策講座のテキストで知識の再確認をしていました。法改正対策講座は、項目ごとに重要度を記していただいているので、重要な項目を優先的に学習することができました。

また、総合講義のテキストを何周か回して、各科目ある程度知識が身に付いたタイミングで、法改正対策講座を受講したので、特に負担を感じることなく、新旧の情報を比べつつ、知識を書き換えることができました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問マスター答練は肢別ではなく、実際の出題形式で70問解くことができるので、時間を測って、本番に臨む気持ちで各年度の過去問3年分に臨みました。

5月までにテキストと肢別の過去問の10周目を終えていて、6月に入ったタイミングで毎週日曜日に1年分ずつ解くようにしました。3年分いずれも選択は9割、択一は10割取れるようになっていました。知識が定着していることを確認することができ、自信を持てるようになりました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

過去問マスター答練3回分を終えた後、12周目を終えた6月末頃に実力確認答練に取り組みました。1回あたり択一式10題、選択式問題2題からなるオリジナル問題を使った答練とその解説講義からなる講座です。今までやり込んでいた過去問ではなく、初見の問題ということで、本番の試験を受ける上で練習になるいい機会でした。

講義の中で池田先生が仰っていましたが、本番よりも易しめに難易度を設定してあるとのことで、選択、択一ともに9割得点することができました。科目によって共通している部分と異なる部分があり非常に混乱しやすい給付制限などの各重要論点を、池田先生のビジュアル語呂合わせで楽しみながら整理し身につけることができました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

特に選択式の労一や社一で、5点中3点以上を確保するためには、厚生労働白書、労働経済白書を押さえることが必須です。独学で勉強していた時は、数百ページある白書を読み込む気にはなれず、まったく手を付けていませんでした。白書対策講座のテキストは、出題される可能性の高い部分に絞ってまとめていただいているので、効率的に重要ポイントの理解を深めることができました。

講義の中で平野先生が仰っていましたが、数字や割合のおおまかな流れを確認してイメージをつかんでおくことが有効かと思います。総合講義のテキスト+科目横断整理講座のテキスト+法改正対策講座のテキストを1周終えるたびに、さらに白書対策講座のテキストを読み込むことで、労一・社一の対策を万全にすることができたと感じています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

先生方が作成されたオリジナル模擬試験を解き、解説を視聴しました。それに加え、他社の模擬試験もできる限り受けておくのが理想的だと思います。私は物理的に模擬試験を会場で受けられる環境になかったので、市販の予想問題集計4冊(延べ予想問題回数7回)を購入して7,8月に週一ペースで、毎週末に取り組みました。本番同様選択式1時間20分、択一式3時間30分で時間をはかりました。どうしてもまとまって時間がとれない時は、科目ごとに時間をはかって合計して時間内に終えられることを目指しました。本番での時間配分のイメージトレーニングをすることができました。

一喜一憂することはありましたが、知識の抜け漏れ、うろおぼえ、勘違いで覚えていたところなどを見つけ修正することができ、本番では模擬試験よりも高い点数を取ることができました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

講義はもちろん楽しみにしておりましたが、毎月のホームルームが心の支えでした。「同じ問題を何度も間違えたり、以前できていた問題も間違えたりで、日々不甲斐ない気持ちになりながら机に向かっています。先生方もそのような経験はありますでしょうか?」という質問を取り上げていただき、竹田先生から「そういう経験しかありません。試験直前まで愚直に取り組んで、何度も忘れて覚えての繰り返しです。」という旨のお言葉をいただき、心が救われました。

試験の最中、見たことのない内容が連続して出てきた時、絶望しかけました。実際は数個程度だったのかもしれませんが、試験の最中はまるで知らないことだらけのような錯覚に陥り、不合格の三文字が浮かんできました。それでも先生方にホームルームでお声がけいただいたことを思い出し、講義で教えていただいたところ、テキストで読み込んだところ、分かるところを確実に取ろうと気持ちを切り替え立て直すことができ、試験終了まで全力を出し切ることができました。いくら感謝しても感謝しきれないという気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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