受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

私は現在、行政書士事務所を独立開業しておりますが、ダブルライセンスに挑戦したく社労士の資格取得を目指しました。社労士は行政書士との業務における相性が良く、ダブルライセンスを取得できれば現在のお客様にもより幅広い士業のサービスを提供できるようになると考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私は行政書士や宅建などの他の国家資格に合格しておりますが、いずれも独学でこれまで予備校等を利用したことはありませんでした。

社労士の勉強も最初の1年は独学でしたが、その勉強範囲は幅広く、特に年金関係は似たような論点がいくつもありましたので頭の中で整理しきれずに効率の悪い勉強をしていました。

また仕事をしながらですと言い訳をしてしまい、モチベーションを保てずに勉強をサボりがちになっていましたので、独学では合格することは難しいと思いました。

そこで勉強の効率を上げモチベーションを高めるべく予備校の利用を考えはじめました。

いくつかの予備校を検討しましたが、その中でアガルートに決めたのは“受講者の合格率の高さ”と“テキストの出題カバー率の高さ”でした。

(演習総合カリキュラムですと合格率33.85%、テキストの出題カバー率は総合して90%以上)

アガルートでしっかり勉強さえすれば33.85%まで合格率が上がる!と単純ではありましたが思いました。

また合格特典も豪華でしたので勉強のモチベーションも維持できると思いアガルートでの受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

『効率』『反復』『隙間時間』の3つを意識して学習しました。

はじめのうちはテキストの1ページ1ページをしっかり見ていくのではなく、動画講義を利用してスピーディーに大枠だけをとらえていきました。

動画講義は1.5倍から2倍のスピードで聴いていまして、1科目を8時間もかからず学習できて効率的でした。

独学の時はあまり理解ができないのに無理やり暗記だけしようとして勉強が苦痛になっていましたが、アガルートの動画講義はわかりにくいところをしっかりと解説してくれていますので理解が容易く、その後の学習が効率的に進んだと思います。

そして1科目の動画講義が終わればすぐに過去問を解きました。

はじめのうちは正答率が低く「全然覚えていない」と感じましたが、動画講義と過去問を“3回反復”したところで記憶も定着してきて、そのあたりで基礎が固まったと感じました。

また、過去問の問題集には解くたびに「〇(正答)」「△(正答できたけど理解が足りない)」「×(誤答)」を記入しました。

その後に過去問を解くときは2連続「〇」の個所を飛ばして進めることでより効率的に学習が進みました。

基礎が固まった後は主にテキストを利用して細かい論点の確認や数字等の暗記をしましたが、「出題カバー率90%以上」のアガルートのテキストは心強かったです。

そしてここでも「テキスト」と「過去問」の反復学習は欠かせませんでした。

『隙間時間』の学習ですが、個人的に“移動時間”や“外での待ち時間”が多かったので、スマホにダウンロードした音声講義を利用しました。いつもなら音楽やラジオを聴いている場面ですがそれを音声講義に切り替えて講師の解説を聞きながら「テキストにあんなこと書いてあったな」など記憶を想起させて、家に帰ってからテキストで答え合わせをしていました。この隙間時間を利用した「音声講義」と「テキスト」の反復も記憶定着に役立ったと思っております。

約1年間独学していた時間よりも、アガルートでの学習時間は短かったと思いますが、それでも理解と記憶定着ができていて、アガルート1年目で合格することができました。

 中上級総合講義のご感想・ご利用方法

独学で約1年程度勉強しておりましたのでアガルートでは中上級総合講義を選択しましたが、まずそのテキストのボリュームに驚きました。

さすが出題カバー率90%以上というだけあるなとは思いましたが、その内容は見やすく理解しやすいように書かれていましたので学習はしやすかったです。

独学では勉強しきれなかった条文以外の通達や判例も豊富に掲載されていて死角がない完璧なテキストだなと思いました。

またそのボリュームであっても余分なものはなく、必要な情報が的確に凝縮されていたなと合格できた今では実感しています。

法改正の部分、科目横断で解説されている内容は、科目別のテキストに直接書き込み、科目別のテキストだけで完結できるように利用していました。

動画講義は基本論点を押さえつつもわかりにくいところ、見落としがちなところ、得点につながる可能性のある部分に焦点を絞りコンパクトにまとめられていたので、短時間で何度も反復視聴することができて効率が良かったです。

また講師の先生の声質も自分に合っていたのか耳に馴染み残りやすかったと思います。

「情報が足りない」「分かりにくいからネットで調べよう」とかそういったことは一切なく、アガルートの教材だけで完結できましたし、学習が進めば進むほど理解が深まっていくのが実感できて、社労士の勉強が楽しいと思わせてくれました。

 選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

本試験前1か月ぐらいから活用し始めました。各論点がひとつひとつコンパクトにまとめられていたため、短時間学習向けかなと思い、主に出先にテキストを携帯して隙間時間を利用して学習しました。

選択式をピンポイントで対策して学習するのは難しいと思っていましたので、“テキストの穴埋め問題に答える”というよりその記載された論点の全体を確認しながら目を通すという形でした。

そのためテキストの穴埋め問題にはほどんどの部分に答えを書いてしまい、その後に3周程度の素読み学習をしました。数字だけは問題文を見ながら想起して覚えたかったため未記入のままでした。

このテキストには多角的に見落としがちな論点も記載されていましたので、自分の弱点が発見できたり視野を広げることができました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

1科目だけしか勉強していない段階では混乱することはありませんが、学習が進めば進むほど科目を超えて似たような条文、文言、制度が出てきて混乱するのが社労士試験の特徴でもあります。

過去問を解いていても「〇だったと思うんだけど今回は×?」「“必要な給付”だったはずだけど?」「2年?3年?5年?」と“覚えたはず”の問題で正答できずに混乱することが多々ありました。

科目横断整理講座はそうした混乱を理解できるレベルまで引き上げてくれた素晴らしい講座でした。

科目別のテキストに「他の科目との違いに注意!横断P25」などと書き込んで、科目別のテキストで学習したときに他の科目との違いを科目横断整理講座のテキストですぐに確認できるようにして利用していました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正対策講座のテキストの内容を科目別のテキストに直接書き込んだり、法改正対策講座のテキストをコピーして科目別のテキストに貼り付けたりして利用していました。

今年は特に目立った法改正はなかったように思いましたので、“数字”が変わったところはしっかりと暗記して、その他は時間効率を考え深く学習はしませんでした。

重要な法改正がある年とない年では利用方法や利用価値が大きく異なる講座だと思いましたが、「試験に出そうな法改正はあまりない」というのも重要な情報でして、これが独学ですと法改正の情報を集めることから始まり、それが重要なのかそうではないのかの見極めもしなければいけませんので、そういった意味でもとても役立ちました。

また法改正のあった場合にどんなタイミングで試験に出ていたかも教えていただけたので参考になりました。

 過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

一番最初は本試験の気分で1年分をすべて解答してから答え合わせや解説を見ました。

そうすることで長時間続けて問題を解くことに慣れ、本試験での時間配分も考えられました。

また本試験の終盤に起きそうな集中力低下や読み飛ばしによるケアレスミスも事前に体感できたので、本試験では最後まで気を引き締めることができました。

また肢別の過去問だけですと抜けている論点がありますので、このマスター答練で過去4年分のすべての問題が解説付きで確認できたことはとてもよかったです。

その後は全ての肢を理解し正答できるまで反復利用しました。

 実力確認答練のご感想・ご利用方法

本来はその科目の学習を終えてからその科目の実力確認答練をするのかもしれませんが、私は全ての科目の学習を終えてから実力確認答練を始めました。

科目別の実力はテキストと動画講義、過去問の反復学習でそれなりに自信がありましたので、私はこの科目別の実力確認答練を模擬試験のような形で利用しました。

本試験さながらに選択式と択一式を分けて、時間も本試験と同じ午前と午後の時間を設定し挑みました。

そうすることで長時間続けて問題を解くことに慣れ、本試験での時間配分も考えられましたし、模擬試験が余分に1回受けられるお得感もあった気がします。

また、この答練では見落としていた論点や手薄になっていた論点を確認できたので、さらに視野が広がったように思います。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

独学の時に全く勉強をしなかったのが白書です。勉強をしなかったというより情報が多すぎて辟易して勉強をしたくなかったと言った方がいいかもしれません。とにかく数字が乱立していて苦手な科目でした。

しかしこの白書対策講座は試験上必要な統計がわかりやすくまとめられていましたので抵抗なく学習に取り組めました。

講座では個別の統計データだけではなく全体的な傾向の解説もありましたのでイメージがしやすかったです。

しかし、まとめられているとはいえ統計データはたくさんありますので、充てられる勉強時間だけが問題でした。

1週目の学習以外は5分~10分程度の隙間時間だけを白書対策の学習に充て、あとは試験日当日の試験直前までこの白書対策講座のテキストに目を通していました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験の受ける理由は様々あると思いますが、私は「長時間問題を解き続けることに慣れる」「時間配分を考える」「本試験で起こしそうなミスなどを事前に把握する」が主な理由です。

ですので、私は全ての学習を終えた本試験1か月前ぐらいに、本試験と同じ日曜日の同じ時間帯で本番さながらにして実施しました。

答え合わせをすると択一式で正答できたはずの問題を誤答しているところが何問か見つかりました。

ここで自分の最大の弱点が「問題文を読み飛ばす」「択一式の中終盤にかけて必ず集中力が切れる」だとわかりました。

時間には余裕があることがわかりましたので、問題文を最後までしっかり読むことを強く意識し、中終盤の頃に5分間瞑想する時間を設ける対策を立てて本試験に臨み、結果を出すことができました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

アガルートでの初めての受講で合格に導いていただき心から感謝しております。演習総合カリキュラムの合格率33.85%、テキストの出題カバー率90%以上は伊達ではありませんでした。

テキスト学習の他、竹田先生、池田先生、平野先生の動画講義での心強いサポートがありましたので、「アガルートで勉強していれば合格できる」と信頼と安心の中、最後までモチベーションを保って学習に取り組むことができました。また何かの資格取得で予備校を利用する機会があればアガルートを選びたいと思います。ありがとうございました。

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