受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

私は以前、人事課で労務管理の仕事に携わっていました。そこでは社長の考えや経営基本方針に感銘を受け、それに沿って従業員に働きやすい環境を提供できるよう一生懸命取り組んできました。

その後、私が体調不良により地元に転勤することになりました(そこに人事部門はなく部署も異動)。そこでは信じられないほど真逆の環境にあり、作業最優先で、法律や経営基本方針、安全衛生活動、そしてモラルが軽んじられており、とても働きやすい環境とはいえない状態でした。

私は、これまで得た知識や経験を元に管理職と話し合い、時にはバトルをしてきましたが、深く根付いた習慣を修正していくのは容易ではありません。そこに立ちはだかるのは肩書きという障壁です。肩書のない者がいくら正しいことを言っても受け入れられず、誤った考えでも管理職の意向で進行していってしまいます。

また、別件で、私が障がい者手帳の交付を受けるため市役所の窓口で年金の説明をされた際、私は受給の対象外と言われました。しかしながら、その6か月後、病院で対象であるということを教えて頂きました。そのことを市役所の担当者に指摘しましたが取り入ってもらえず、逆に、過去にこだわるのではなく未来に向かうようにと怒鳴られました。困っている市民を助けるはずの障がい福祉課による誤った対応で、逆に困難な状況に陥ってしまいました。結局、これといった謝罪もないまま、その期間の年金はもらえずじまいでした。

そこで痛感したのが、知識と資格の重要性です。会社では役職が上位にきますが、社会では資格がそれを上回ることができ、誤った考えの管理職を含め従業員を正しい方向に導きやすくなります。知識があれば市役所の窓口にて最初の段階で正しい手続きができたはずです。

このように、世の中には困っている人はたくさんいるのではないか、自分のこれまで培った経験を元に、さらに深く広い知識を身につけて、困っている人の手助けをしたいと思うようになり、資格取得を強く決心しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートさんで頑張ろうときめた理由としては2点あります。

まずは、自宅が郊外にあるため街中の学校に通うのは通学が大変だったこと、勉強を始めようと思ったのがコロナが流行した頃だったため自宅でできる通信教育が希望だったことがあります。

その中で、アガルートさんはテキストで出題カバー率が90%以上ということ、合格率が28%で全国平均の4倍というとろに魅力を感じました。

合格体験記・学習上の工夫

テキストでは1回目に読むときはアンダーラインを引きながら、じっくり読みました。そして、読み終わった科目毎に過去問を解いていきました。2回目にテキストを読む際には、講義の動画も合わせて視聴し、先生の話をよく聴きました。

講義の音声なしで自分一人で読む場合、私は本を読むのが苦手なため、無意識のうちに他のことを考えていたり、ぼーっとしていたりと、なかなか進まないことがありました。

しかしながら、講義を視聴し、先生がテキストを読まれるのを聴きながら目で追うと頭に入ってきやすく、先生にリードして頂く形になります。こうやって、テキストが終わると科目毎に再び過去問に取り組みますが、正解したところは飛ばし、間違ったところに臨みます。

テキストと過去問をセットとして3往復やったと思いますが、私はアガルートさんで3年目だったのでトータルにすると10回近くはやってると思います。

竹田先生の話は、単に記憶しようとすると難しいことでも、その背景や理由を説明して下さるのでスムーズに入ってきやすかったですし、記憶に残りやすくなるというところで、とても助けて頂きました。

仕事の日では通勤時間や休憩時間、休日には移動中など、できる限り先生の講義をダウンロードして聴いていました。講義の音声を聴くことにかなりウエイトを置いて継続していましたので、竹田先生の言葉や声が多く頭に残っており、試験中もそれに助けられたことが幾度となくあります。

また、音声を聴く際の工夫として、慣れてくるに連れて再生速度を速めていきました。それは、試験の本番ではどうしても時間との戦いになります。本番を想定し、普段からスピードを意識し、速く読みながらでも内容を理解できるように心がけていました。最終的には再生速度3倍で聴くのが適度なスピードになり、試験本番ではこれが功を奏したと思います。

 中上級総合講義のご感想・ご利用方法

私は勉強を始めたときには、まずは書店で購入した他社のテキストと過去問で行いました。初めてだからというのもあるかと思いますが、なかなか理解できず、時間がかかり、結局その年の試験は不合格でした。 

2年目からはアガルートさんにお世話になりました。勉強を始めるときの感想としては、”とても分かりやすい”の一言でした。科目毎に冊子が分かれているのと、1冊1冊が厚く内容量が膨大だというのが理由です。そして、さらに講義の動画もあるため、説明も分かりやすかったです。

とはいえ、そう簡単なテストではないため、初めはその膨大な量に驚き、戸惑いました。読み始めてもなかなか理解できず、1科目でさえ、いつ終わるのだろうという不安や焦りがありました。しかしながら、何度も繰り返しているうちに、自然と理解できるようになり、終盤では、勉強するのが日課になるとともに楽しくなっていました。分かってくると楽しくなるし、楽しくなるとさらに興味や向上心が沸いてくるという好循環が生まれてきます。

とはいっても、自信がついてきたとはいえ不安や焦りはなくなりません。そういう時は、毎月の定期カウンセリングで竹田先生との会話やアドバイスに助けられました。進行具合や不安を相談する中で、励まして下さったり、アドバイスを下さったことで、不安や焦りも和らぎ、それがやる気へと変わり、また継続することができました。ありがとうございます。

 選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

全体を通して、選択式への対策として勉強をした割合はそう多くはありません。通常は択一式の勉強をメインに行うことで、それが選択式の対策を兼ねているつもりで進めていました。

試験が近くなってくると選択式集中特訓講座に臨み、中でも苦手な労一と社一を中心に取り組みました。やり始めると、穴埋めになってる箇所が難しかったり、長かったりして、とても焦りましたが、間違いながらも全ての問題に取り組み、それを繰り返しました。やりながら念頭においていたのは、穴埋めの箇所だけではなく出題の文章全体をみながら、どこにでも対応できるように心がけていました。

また、目的条文の対策として、アガルートさんのYouTubeにあるアナウンサーさんの朗読をダウンロードし、講義の音声と同じように、できるだけ聴くようにしていました。イメージとしては、好きな曲を何度も聴いているうちに歌詞まで覚えるような感じです。このこともあり、完全に覚えていないとしても、穴埋め問題に臨むとスラスラ解けました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

勉強を始めた頃は、各科目で似たような内容があり、覚えていたことと真逆の内容など、とても混乱していました。それは科目毎にしっかりと理解できていなかったからです。そういうときに、この科目横断整理講座にとても助けられましたし、その名の通り、科目毎の相違点の整理にとても役立ちました。その混乱の原因が分かると、さらに科目毎に理解が深まり、強固なものになっていった気がします。

ここに載っていない箇所でも、科目毎に整理が必要なものは独自にメモをとり、小冊子にして後で見返して覚えられるようにしました。例えば、産休や育休に関する手続きの締め切り日や免税対象となる期間などです。こういう煩わしいところを一つ一つ潰していくと全体がクリアに見えてきました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正の箇所については試験に出やすいということもあり、重点的に取り組みました。テキストにおいては、これまで3年分が改正マークの対象になっていたのが、今年は1年分に変更になったとのことで、とても見やすくなり、的を絞りやすくなったと思います。重要度も星マークで表示されているので勉強の配分も無駄なくできて、やりやすかったです。

模擬試験や本試験の当日、テキストを多く持って行くのは重くなり疲れるため、法改正対策講座と科目横断整理講座に絞って持参し、会場までの移動中や試験開始までの時間に最終確認を行いました。直前に見返していたところが試験にでたことも多くあり、これも試験本番では功を奏したと思います。

 過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

まずは過去問全体のことになります。

勉強をする上でテキストを読んで内容を理解していくのですが、理解しているつもりでも本当に理解できてないこともよくありました。そういうときに、過去問に取り組み、自分で考えることで確実に理解でき、それが身につくということに繋がりました。テキストに書いてある内容でも試験では表現が違っていたりして、該当箇所であることに気がつかないこともありました。こういう場合に、お互いをつなぎ合わせてくれるのが過去問でした。竹田先生が講義の中で言われていたのが、「初見の問題でもその場で考えることで正解にたどり着ける」という言葉でした。私は、いつもその言葉を念頭に、自分で考えられるようになることを目標に、テキストと過去問はセットとして交互に取り組むようにしていました。

過去問マスター答練については、その集大成として、7月から8月の本試験の前に、試験当日を想定し、時間設定も本試験と同様に行うことで、当日のイメージトレーニングになるよう臨みました。

 実力確認答練のご感想・ご利用方法

勉強を始めてから、自分がどれくらい向上できたかという不安は常につきまとっていました。公開の模擬試験も本番近くにならないと開催されないこともあり、どうしていいか分からなくなることもありました。

しかしながら、不安がってばかりいても仕方ないので、テキストと過去問をセットに繰り返し取り組みながら、講義の音声も時間さえあれば聴くように継続し、これを勉強の基本の手順として崩さないように保ってきました。

その中で、実力確認答練を間に挟みました。何をするにしても本試験を意識して、本番のつもりで、今の自分の力試しとして臨みました。思うような結果にならないこともありましたが、それはあまり気にせず、基本の繰り返しを継続するように心がけていました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

労一と社一、特にその中でも白書については苦手です。範囲が広すぎて何をやっていいか、どこまでやっていいかわかりませんでした。

しかしながら、ある時に気がつきました。労一と社一、苦手だとは言っても、模擬試験や本試験でも4~8点など波はありますが、そこそこ点数はとれるのです。そこから、試験の設定上とれるように問題が作ってあるのだと自分の中で勝手に都合のいいように解釈しました。一見、賭けみたいにも思えますが、そうでもしないと全てを把握するのは無理だと思いました。これまで足切りにあったことはないので、4点さえ取れればいい、その分、他の科目でカバーするという作戦です。

特に、白書については、問題の一つ一つに意識すると言いうよりは、世の中の全体をイメージとし感覚をつくりあげるつもりで取り組みました。

具体性がなく分かりにくいかと思いますが、申し訳ございません。要するに、白書にはそこまで労力と時間をかけないようにし、広く浅くという感じで取り組んでいました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

長い間、勉強を続けてきて、いよいよ集大成というところ、8月の本試験前に模擬試験に臨みました。

私は他の学校の模擬試験も3校受けるようにしていました。その中で、LECさんの問題が1番本試験に近いと言われており、私もそう感じながら臨みました。TACさんの問題は難しいというか重箱の隅をつつくような細かいイメージです。そして、アガルートさんの問題は、素直に向き合うと分かるような、基本に忠実になれ!と言われているような印象でした。そのような中、思うような点数が取れないこともありましたが、あまり気にしすぎないようにしていました。

この頃になると、試験に臨むのも苦ではなく楽しいと思えるようになり、問題の作成者と対話しながら解いているような感覚でした。

また、無理に満点を狙うのではなく、合格基準点さえクリアできればいいとの開き直りもありました。

なので、難しい問題も解けるようにならないといけないという欲やプレッシャーは捨て、基本の問題については必ず正解できるようになる、という考えで臨むようになりました。そうすると、問題に素直に向き合えるようになったというか、基本問題と難関問題とを判別できるようになった気がしましたし、難関問題に無駄な労力と時間をつぎ込まなくてすむようになりました。

問題一つ一つを正解する力はもちろんですが、全体の構成を把握する力、時間や労力をうまく配分する力も必要であり、それを練習するのが模擬試験だと思います。

 定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

私は、初年度は書店で購入したテキストで勉強をしましたが、全体的に内容が分かりにくかったり、不明な点について質問の機会もないため、分からないまま放置する箇所もありました。

アガルートさんの定期カウンセリングでは、分からないことについてアドバイスを頂くことができ、とても助かりましたし、勉強で行き詰って不安になっていることなど相談にのって頂いたり、励まして頂いたりすることで、また次の1か月間を前向きな姿勢で勉強に取り組むことができました。

初めは何を聞いていいのか、何を話していいのか分からなかったのですが、勉強が進んでいくと質問や不安なことがどんどん出てきて、それに丁寧に答えて頂けるので、この時間が楽しみになっていました。

講義の音声をダウンロードしてよく聴いていたこともあり、竹田先生の体験談が興味深く、それによって記憶に残りやすいというのもありました。その竹田先生が直接お話して下さるということで、特に、この不安の解消ややる気の醸造という点において、とても助かりましたし、感謝しています。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

長い間、勉強中心で外出やアルコールも控えめにしながら、合格できる日を夢みて頑張ってきました。

現在、特定社会保険労務士の試験に向け、新たに講座に臨んでいます。

また、竹田先生が講座の中でお話しされていたキャリアコンサルタントの資格も並行して申し込みを進めているところです。

今後の資格取得、そして、それらを活かして仕事できるように頑張っていきたいと思います。

合格できて、さらに先に進めるようになったのも、竹田先生、池田先生をはじめ、皆様のおかげです。

ありがとうございます。

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