合格者の声|「知識定着のスピードアップ」「モチベーション維持」の工夫で合格! 西片 彩花さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
社労士試験を目指した理由・契機
大学2年生の頃、自身の将来について考えた際に、「資格を持ち、専門的な知識を活かして働きたい」そんな漠然とした考えが浮かびました。それから資格について調べていく中で、社会保険労務士を知りました。
社労士試験の学習内容は、年金や育児休暇、傷病手当金など身近な制度に関することが多く、自分や周囲の人が困った時の役に立てればと思い、勉強を始めました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
1回目の受験の際、私はアガルートの「入門総合カリキュラム/フル」を受講しました。
まず、通信講座にしたのは、教材選びに苦戦したことがきっかけです。書店に並んだ何種類もの入門書や問題集、対策教材を見て、初学者の私には何が必要なのか全く分かりませんでした。そこで、合格に必要なものが全てそろっている通信講座で検討することにしました。
次に、価格と講義・テキストの内容をいくつかの予備校で比較しました。アガルートは他の予備校と比較し、リーズナブルな価格で高い合格実績がありました。合格特典も豪華で、勉強のモチベーションに繋がると思いました。講義・テキストの内容は、サンプル動画を視聴し比較しましたが、アガルートの竹田講師の講義内容が特に頭に残りました。説明の順序、具体例の使い方、声の聞き取りやすさがその要因だった思います。テキストは、太字や図表、重要ポイントなどで情報が整理されておりとても見やすく、十分にスペースもあるため、書き込みもしやすいと感じました。
そして私は2年連続、アガルートを選びました。
1回目の受験では選択式の足切りで1点足りず、不合格となってしまいました。しかし、総得点は合格点に達していたこと、そして、私が誤った箇所が使用していたテキストに記載されていたことから、このままアガルートのテキストを使って学習を進めれば合格できると思い、「中上級カリキュラム/フル」の受講を決めました。
合格体験記・学習上の工夫
社労士試験の学習をする上で特に工夫したことは以下の2つの要素に分けられます。
1つ目は、知識の定着スピードを上げることです。そのためには、アウトプットの機会を設ける必要があると考え、過去問で演習をすることに加え、声に出して自分の言葉で説明するようにしました。また、1日の学習を通して、理解が足りていないと感じたところや重要だと思った論点を、寝る前にスケジュール帳に書き込み、翌日の学習開始の際に目を通すようにしました。
2つ目は、モチベーションの維持です。長期間モチベーションを維持するため、常に小さい目標を持って学習に取り組みました。具体的には、週ごと、月ごとに学習時間や教材の進度について、数値的な目標を設定しました。
目標を設定した後、行動する際に心掛けたことは、「迷ったらやる」の意識です。勉強しようかどうしようか迷ったときは、5分でも、1問でもやるようにしていました。少しやり始めると、「もうちょっとやろうかな」という意識に変わる日もありました。何より、少しでも勉強をやったことが日々の達成感につながり、前向きに勉強を続けることができたと思います。
勉強を続けられた環境や、常に応援してくれた家族、目標に向かって刺激し合える友人に感謝したいです。
中上級総合講義のご感想・ご利用方法
①日々の学習
全ての講義動画を1周しました。社労士試験は暗記能力を問われますが、制度の背景や条文の文言の意味合いなどを理解していることが、問題を解く際のヒントになったり、暗記の手助けになったりします。アガルートのテキストは背景や趣旨が丁寧に記載されているため、分厚く、とても濃い内容です。さらに、竹田講師がテキストに記載されている内容を、噛み砕いて解説してくださり、講義を視聴することでテキストの理解度がグッと上昇しました。20分程度の短いチャプターで区切られており、見直したい部分を再度受講する際にもとても使いやすかったです。
②直前期のテキスト読み込み
試験直前の約10日前からは、総合講義のテキストの読み込みを徹底的に行いました。7日間で1周し、残りの3日間でもう1周するくらいのペースです。ただ読むだけでは集中力が切れてしまうと思い、テキストの読み方を工夫しました。
1周目は、条文ごと、あるいは論点ごとに区切り、理解度を4段階でレベル分けしてテキストに◎、〇、△、×の記号をメモしていきました。具体的な基準はありませんが、「出題されたら嫌だな」「過去問や模試でいつも悩むな」と思うものには△か×をつけていきます。そして該当する過去問を見ることで、問われ方を確認しました。そして、2周目では、◎と〇に軽く目を通し、△と×を重点的に読み込みました。
選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法
私は、テキストに太字で記載されているような基本的な文言であったのにもかかわらず、正しく選べなかったことで、選択式で足切りになってしまうという苦い経験をしました。1回目の受験の際は、択一式の対策をしていれば、選択式でも得点できるようになると思っていましたが、合格するためには不十分でした。テキストで条文や太字をただ読み込むのではなく、「ここが出題されたらどんな選択肢が用意されるか」といった予想もしながら読み込むことで、数字や文言が印象に残りやすいと感じます。
選択式集中特訓講座の豊富な問題数をこなすことで、その感覚を養うことができたと同時に、自分でテキストを読んでいる際に流してしまっていた重要な数字や文言に気づくことができました。
科目横断整理講座のご感想・ご利用方法
説明や制度趣旨が丁寧に記載されている総合講義に対し、科目横断整理講座は、項目ごとに各科目の特徴的な部分がギュギュっとまとめられています。主に、講義で竹田講師が話されていた内容の復習で、紛らわしいポイントを整理し、暗記の手助けをしてくれます。「消滅時効」「記録の保存期間」「罰則規定」など、数字が絡む部分は、特に選択式で確実に得点できるように、何度も確認しました。表や図がとてもわかりやすく、一目で確認できる点が魅力です。
他のテキストよりも薄く、1冊で何科目にも触れることができるため、模試や本試験に持参して、お昼休みの時間に読んでいました。テキスト冒頭には目的条文がまとめられており、試験前の最終チェックにもおすすめです。
法改正対策講座のご感想・ご利用方法
社労士試験は法改正事項が頻出ですが、ただでさえ覚えることの多い社労士試験の勉強をしながら、自力でインターネットや市販のテキストを使って直近の法改正まで網羅することは難しいと思います。法改正対策講座は、直近の法改正までを網羅しており、取りこぼしなく対策ができるのが特徴です。また、法改正対策講座を担当された講師が、総合講義と同じく竹田講師だったので、総合講義の際に触れた法改正を復習するような感覚で動画を視聴することができました。重要な法改正については、どのように変わったか、という結果だけでなく、なぜ変わったのか、変える必要があったのかなど改正の背景についても説明してくださるので、理解を深めることができました。
過去問マスター答練のご感想・ご利用方法
模擬試験や問題集とは異なり、本試験の問題は、聞いたこともないような肢がたくさん出てきて、受験生を惑わせてきます。合格に近づくためには、そういった選択肢に惑わされずに自信を持って判断できる正確な知識を増やすことだと実感しました。
過去問マスター答練は、過去問集の一問一答とは異なり、実際の試験問題を解いてみることができ、基本を確実に押さえる意識で勉強ができたと思います。HPなどで過去問を見ることはできますが、解説は付いていないため、解説付きの本冊子を活用しました。
択一式では4点を死守しなければならないので、復習の際は、正答率が低そうな問題やテキスト未掲載の論点にはあまり時間をかけず、テキストに太字で記載されている事項を繰り返し確認しました。
実力確認答練のご感想・ご利用方法
実力確認答練は、5月中旬頃に自宅に届き、力試しとしてすぐに利用しました。自分で購入した公開模試の初回が5月下旬だったため、その前に5肢択一の問題を解く感覚を思い出すことができました。選択式対策は実際に問題を解く機会が貴重なので、各科目2題ついている実力確認答練は、とても重宝しました。また、選択式の解き方のコツについてのお話があり、参考にさせていただきました。
内容は、講師の方が言われていたように、基本的なことを問う問題がほとんどだった印象です。ただ、満点は取れなかったので、間違えてしまった所は、危機感を持って復習を行いました。実力確認答練の講義動画を聴き、該当する総合講義の箇所を再度視聴しました。
白書対策講座のご感想・ご利用方法
講義動画は1周しました。講義を聞く際は、「大体何割くらい」とざっくりした数字をつかんでいくことを意識しました。また、平野講師が、テキストの余白に何かしら一言でも書き込むとよい、とおっしゃっていたので、講義の内容を参考に、統計を見て感じたことなどを余白に書きました。特に、「意外だな」と思ったことは積極的に書きました。
テキストには、統計ごとに付箋を貼り、毎日のドライヤーをする時間を使って、2つは目を通すようにしました。その際は、労一の選択式対策として、統計の名称を見たときに、統計の目的が紐付けられるようにすることを意識しました。
模試で統計問題を安定して得点することは難しかったですが、テキストに繰り返し目を通したことは、試験当日の安心材料になったと思います。
模擬試験のご感想・ご利用方法
模擬試験は、8月上旬、試験前最後の実践形式の演習として利用しました。8月に入ってから利用したのは、なるべく、試験本番まで問題を解く感覚を鈍らせないようにしたかったためです。直前期までに過去問は繰り返し解いていたため、既に〇か×か答えを覚えてしまっているところが多かったです。そこで、アウトプットをする機会になればと残しておきました。
難易度は本試験と同じくらいでした。テキスト太字の基本論点で確実に得点する意識を持ち、本試験に近い感覚で練習ができたと思います。また、テキスト細字の部分や法改正が絡んだ論点も含まれており、知識の捕捉をすることができました。アガルートの方が厳選した論点を、最後の仕上げとして確認し、自信を持って試験に臨めたと思います。
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