合格者の声|前回の試験後、1週間勉強しなかったら全体の30%くらい忘れてしまったので短時間でも毎日勉強することにした 高橋 東樹さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
社労士試験を目指した理由・契機
大学を卒業後社会に出て働き、学生の頃よりもお金と時間を自由に使えるようになり、漠然と「何かに全力で挑戦して、自分がどこまでいけるのか試してみたい」と思っていました。
どうせやるなら人生の選択肢を増やせるようなことに挑戦したかったので、難関資格の取得を目指し、計算よりは暗記の方が好き(得意とまではいえませんが…)だったので、
社労士試験を受けることに決めました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
主に2つあります。
1つ目は、他の通信講座と比べてテキストが最も分厚いと聞いたからです。私は社労士試験を2回受け、1回目は独学で挑み不合格でした。不合格な理由は明白で「知識不足」でした。
独学では、法改正や白書などを自分で調べる必要がある為、効率が悪くなってしまい、得られる知識にも限りがありました。
社労士試験は、知識の多いものが勝つ。1回目の不合格からそれを学び、2回目の試験はテキストが最も厚いと評判だったアガルートさんを受講して挑むことに決めました。
2つ目は、合格特典です。合格すればお祝い金もしくは全額返金ということで、合格すればご褒美のボーナスが貰える!という気持ちで頑張りました笑
合格体験記・学習上の工夫
学習をする上で、適度に休憩を取ることを心がけていました。
本来であれば、空いた時間は全て勉強に費やすのが合格への一番の近道だと思うのですが、私は何時間も集中力が続くようなタイプではなかったので、
25分勉強→5分休憩→25分勉強→5分休憩…というのを繰り返していました。
25分は全力で勉強し、5分間はスマホを見たり本を読んだりして全力で休む。私の場合はこんな感じで、適度に休憩しながら勉強していました。
また、原則として勉強しない日を作らないようにしました。これには2つ理由があって、1つは、単純ですが忘れてしまうからです。1回目の試験から1週間何も勉強しなかったのですが、感覚としてはその1週間で全体の30%くらい忘れてしまった気がします。
やつぱり、毎日淡々と積み重ねていくことが重要なんだと思います。
2つ目の理由としては、モチベーションややる気が不要になるからです。
勉強が習慣化されていない場合、勉強を始める際に毎回「頑張るぞっ」という意思が必要になると思いますが、毎日毎日やる気に満ちている人なんてきっとかなりの少数派です。
結果としてやる気がなくて勉強しない日が続き、気づけば1か月以上社労士の教科書を開いていない…そんなことになりかねません。
ではどうすればいいのかというと、私の場合は毎日勉強することを習慣化することで、モチベーションややる気に頼らないようにしていました。
「習慣」とカッコよく書きましたが、言い方をかえれば「惰性」です。
見たい番組があるわけでもないのになんとなくテレビをつける。そんな風に毎日惰性で勉強し、でもたまに本当にやる気が湧く。
惰性ってあまり聞こえはよくないですが、社労士の勉強に関しては追い風になってくれました。
中上級総合講義のご感想・ご利用方法
〈学習の流れ〉
講義動画を見ながらテキストを1周した後、その科目のオリジナル問題集と過去問集を1周させました。
オリジナル問題集と過去問集で間違えたところは再度テキスト確認・講義動画の再視聴をしました。
なるべく早めにテキストを1周したかったので、講義動画は基本的に1.5倍や2倍で視聴しました。
〈テキストの活用方法〉
重要な内容や数字には、ラインを引いたりするほか、自分なりのコメントを記載するようにしました。
例えば、労働者災害補償保険法に「給付基礎日額に1円未満の端数があるときは、これを1円に切り上げるものとする」という記載がありますが、「切り上げてくれるなんて、労災法は労働者に優しい!」などと吹き出しをつけ、記憶に残りやすいようにしました。
〈このテキストの感想〉
まず第一に声を大にして言いたいのは、このテキストの圧倒的情報量です。このテキストに必要な情報は全て揃っている。講義の最初の方で、竹田先生がそんなことをおっしゃっていたような気がしますが、紛れもない事実でした。
社労士試験は知識の多さで決まる。そう考えていたので、細かい通達等も網羅されているこのテキストで勉強して本当に良かったです。
選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法
最も役に立ったのは目的条文の穴埋め問題です。
選択式集中特訓講座のテキストが家に届き、目的条文の穴埋め問題を一通りやってみたのですが、あまりのできなさに驚きました…。
条文をなんとなくで覚えていて、理解したつもりになっていたのです。
社労士試験に出てくる法律の条文はどれも同じような言葉が並ぶので、法律ごとの趣旨を理解しただけでは、色々な法律の条文がごちゃごちゃになってしまいます。
そこで、条文を一字一句しっかりと覚える(というか、脳に叩き込む)つもりで、何周も目的条文の穴埋め問題を解きました。どうしても覚えらない条文に関しては、写経のようにノートに何回も写すことで、なんとか強引に覚えました。
科目横断整理講座のご感想・ご利用方法
個人的には最も役に立ちました。
社労士試験は科目ごとに似た内容のものが多く、区別がつかなくて混乱する受験生の方が多いと思います(私もその中の一人です)。
社労士試験はそういった区別のしづらい問題(例えば、年金の端数処理など)が多く出題されますが、逆に言えば、しっかり区別をつけて覚えることができれば、圧倒的な得意分野にすることができます。
科目横断整理講座は、科目ごと区別がつきやすいよう分かりやすくまとめられていますが、それだけではなく、講義動画で竹田先生が覚えるべきポイントを教えて下さるので、効率よく覚えられました。
全体の科目の復習にもなり、薄いテキストなので、試験会場に持ち込み最終確認に使いました。
法改正対策講座のご感想・ご利用方法
社労士試験において、独学ではなく通信講座を受ける一番のメリットは、法改正の情報を効率よく確認できる点にあると思います。
独学時代は、ネットで法改正の情報を調べていましたが、そもそも法改正が多く、なにより内容も複雑なので、効率は悪くなってしまいます。
一方で、法改正対策講座は、改正の情報が細かいところまで網羅されていることに加えて、重要度が載っているので、重要度の低いところは一度読むだけで終わりにして、重要なものだけ何度も読みました。
全体の復習にもなるので、総合講義のテキストと照らし合わせて勉強しました。
社労士になったら、こんな量の法改正を速やかに把握する必要があるんだな、すごいな。とワクワクしながら勉強しました。
過去問マスター答練のご感想・ご利用方法
過去問マスター答練を通して、本番の試験で解く科目の順番を決めました。
社労士試験は時間がとても長いですが、同じくらい問題数も多いです。
時間配分を気にせずに解き進めると、タイムオーバーになりかねません。
そこで、過去問をやることで、どの科目がどの程度の時間を要するのか、おおよその傾向を把握するようにしました。
私の場合、労働基準法が苦手で長時間悩んでしまうことが多かったので、本番は労基は最後にやると決めて臨みました。
実力確認答練のご感想・ご利用方法
竹田先生が、実力確認答練は基礎的なものだから難易度はそこまで高くないとおっしゃっていて、確かに過去問と比べると易しめでしたが、解けない問題も多くありました。
解けない問題は「今間違えておいて良かった」とだけ思うようにして、付箋を貼って繰り返し解きました。
逆に一度で解けた問題は、それっきりで終わりにして、なるべく効率よくたくさんの知識を吸収できるよう心がけました。
実力確認答練は、時期的に全体の内容を一通り学習してからやることになるので、最初に学習した頃とは違う視点で基礎をおさらいでき、それまではあやふやに覚えていたことを、しっかりとした根拠を持って理解できるようになれました。
白書対策講座のご感想・ご利用方法
独学ではなく通信講座を選んだメリットの一つが、白書対策です。
独学時代は、厚生労働省のホームページに載っているたくさんの白書を、どこが重要かも分からないまま読んでいたので、正直あまり意味がなかったと思います。
しかし、白書対策講座は、重要な箇所がまとめてあり、平野先生がポイントを説明して下さるので、効率性が桁違いでした。
テキスト自体もそこまで厚くないので、毎日少しずつ読み進めるようにしました。
個人的に、色々な統計データを分析するのが以前から好きだったので、趣味の延長のような形で白書対策講座は楽しく勉強させて頂きました。
ただ一つだけ欲を言えば、図や表が色付けされていたら見やすくていいなと思いました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
ちょうど試験の一週間前に、模擬試験を受けました。
結果はというと…選択29点、択一35点。絶望しました。この点数では100%受からないからです。
ただ、絶対に受かりたかったので、復習を徹底的に行いました。
分からない点は些細なことでもKIKERUKUNで質問し、もう一度全ての科目の問題集を1周しました。
「本番の試験までに少しでも多く勉強しないと、確実に落ちる」。
模擬試験を受けたことで、そんな緊張感を持って試験直前を全力で走り抜けることができました。
結果として合格できたのは、運が良かったのも大いにありますが、諦めなかったからというのもあると思います。
社労士試験は暗記の試験なので、試験開始の1秒前まで知識を増やして点数を伸ばすことができます。
最後まで自分を信じて良かったです。
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