受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

公務員として、約20年勤務していますが、自動車運転免許以外は何ら資格を有していませんでした。そして、仮に現在の職を辞した場合、自分には何もないことに気づき、何か資格を取得したいと思うようになりました。

現在の仕事が、労働関係法令を取り扱うものであるので、仕事にも役立つを思い、社労士試験を受験することとしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

YouTubeで、池田先生や竹田先生の動画を拝見して、アガルートアカデミーの社労士講座のことを知りました。そして、サンプル動画やインターネット上で「アガルートのテキストは網羅性が高く、同テキストを使用していれば安心して合格レベルに到達できる」との感想を見て、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

各講師の方々の話を聞く限り、社労士試験の肝は年金科目であると思いましたので、とにかく年金科目を集中的に勉強しました。

ただ、始め年金科目は、テキストを読んでよく理解ができませんでした。そこで、とにかく「問題に慣れることから始めよう。」と考え、なるべく早い段階で過去問集に取り掛かることにしました。

1周目と2周目は、「問題を解く」のではなく、「問題と答えを素読」していきました。本格的に問題を解き始めたのは3周目からになります。3周目からは、少しずつ問題が解けるようになりました。そして、そのまま4周、5周・・・と繰り返し、計10周は問題集を繰り返し解きました。この段階になると、過去問は、短時間でほぼ100パーセント近い正答率で解けるようになりました。

過去問がひととおり解けるようになると、次はテキストの読み込みを始めました。テキストの読み込みは「苦行」でしたが、初めてテキストを読んだときにはよく分からなかったことが、問題集を10周解いた後に読むと、驚くほどよく理解できました。特に年金科目の理解が進みました。

試験直前は、選択式問題を意識してテキストに記載された条文を注意深く読むことを重視しました。結果だけ見ると、私の勉強法は、講義〈入門+総合〉→過去問題集〈10周〉→テキスト読み込みだけでした。

基礎講義のご感想・ご利用方法

池田先生の講義は(ごろ合わせはあまり私には合いませんでしたが・・)全体的にとても分かりやすかったです。また、基礎講義用テキストもコンパクトには作られているものの、重要ポイントがうまくまとめられており、とても分かりやすい内容だったと思います。

私自身の勉強方法としては、最終的には、過去問周回→テキスト読み込みに落ち着きましたが、基礎講義がなければ上手くとりかかれなかったと思います。なぜなら、基礎講義を受講することで、その科目の全体像をつかむことができ、その後の総合講義へとスムーズに移行することができたからです。特に年金科目については、とても理解するのに苦戦する科目ですので、まずは基礎講義で全体像を知ることはとても有意義でした。

総合講義のご感想・ご利用方法

今回のコースで一番お世話になった講義になります。

まず、総合講義で使用するテキストに驚きました。基礎講義のテキストもよかったのですが、総合講義のテキストは、市販のテキストに比較して、とにかく分量が多い、しかし、読みやすくて、分かりやすい。総合講義のテキストには受験当日までお世話になりました。

次に、竹田先生の講義ですが、とにかくメリハリがある講義だなと感じました。総合講義のテキストは、相当分量があるので、最初どう読めばいいか分からないのですが、竹田先生が、ある程度、重要ポイントを示してくれるのでとても助かりました。

特に竹田先生の言葉で印象に残っているのが「講義を聞いているだけでは勉強していることにはならない。自分で考えて、テキストを読んだり、問題集を解かないと力はつかない」といった趣旨の言葉です。確かに、総合講義の講義時間はトータルでかなり長くなるので、何となく、勉強しているように気になってしまいますが、竹田先生の言葉で、早く過去問題集に取り組もうという気持ちになりました。

あと、総合講義は、試験直前期に、移動時間中などに、復習のために2倍速で視聴していましが、これが、よい復習になりました。

 選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

社労士試験においては、仮に択一試験の点数がどんなに良かったとしても選択式試験でミスをすれば、それだけで不合格になってしまうということ、知り合いの社労士の先生からも、受験生のときに選択式試験の1点で不合格になったという話を聞いていたので、選択式試験に関しては、相当な不安を感じていました。そして、具体的な対策もわからずに如何に勉強をすればよいか悩んでいたところ、選択式集中特訓講座とそのテキスト(問題集)は、選択式試験の出題傾向や出題方式をつかむのにとても役にたちました。選択式試験も最終的には、テキストの読み込みが重要であるとはよく理解していましたが、選択式集中特訓講座を受講することにより、より本試験を意識しながらテキストの読み込みができたと思います。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は、科目別の横断整理はとても重要であると感じています。私の場合は、科目免除の関係もあり、社会保険科目(健康保険法、国民年金法及び厚生年金法)の横断整理のために科目横断整理講座を利用しました。社会保険科目の場合、各科目に共通している部分がある一方で、微妙に異なっている部分もあること、アガルートの場合、科目別にテキストが存在しているため、テキストのみで横断整理することは非効率であると感じていたことから、科目横断整理講座のテキスト(表)は、効率的な勉強を行うのにとても役に立ちました。ただ、個人的には、分量的には少し足りないかなと感じるところはありました(足りないと感じた部分については、過去問題集の余白に自分なりに整理表を作成していました。)。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は科目数も多いことに加え、各科目、法改正も毎年のように行われるため、改正情報を自ら調べていくことは非常に骨の折れる作業であると感じていました(特に、今年度は労基法の改正があり、そちらの津対策が重要であると感じていました。)。そのため、法改正対策講座の存在は非常に助かりました。元々、アガルートの総合講義テキストは分量も多く、その情報量も他社の追随を許さないものがあるのですが、法改正対策講座のテキストも情報量が豊富で記載内容も分かりやすいことに加え、総合講義テキストの関連ページも記載されていたため、非常に使いやすかったです。主な使い方としては、直前期に、総合講義テキストの読み込みに合わせて、並行して使用していました。

 過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

私の主な勉強方法は、「肢別過去問題集の回転+テキストの読込み」でしたが、試験直前期においては、できる限り、本試験の出題形式に慣れておくことと、全科目を横断的に解いていくことも重要であると感じたので、本試験の1か月頃前から、同答練を使用していきました。事前に、肢別問題集を何度も解いていたので、正答率は高かったのですが、何問か間違っている箇所があったため、間違った箇所のみをテキストで確認しました。答練自体は時間の関係もあり、1度だけしか使用しませんでした。

 実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練についても、「過去問マスター答練」と同様、実力試しや本試験の問題形式に慣れるため、本試験の1~2か月前から取り掛かりました。私の社労士試験の勉強方針は当初から「肢別過去問題集の回転+テキストの読込み」と決めていたので、本答練(全8回)については、土曜日と日曜日に1回ずつ消化していくことにして、1か月ですべて消化していくことにしました。間違った箇所や知識があいまいだと感じた箇所については、テキストの該当箇所を読み込んだ上で、該当箇所に必要な書き込みを行いました。そのため、養成答練の問題集自体を復習するということはなく、本試験の直前期のテキストの読込み時に、「ここは養成答練で間違った箇所」であると意識して読むようにしていました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

選択式試験と並び、個人的に、社労士試験における「鬼門」の一つであったのが白書対策でした。厚生労働白書や労働経済白書は分厚く、読む気にもなりませんし、だからといって、本試験問題を「勘」で解くこともリスクが高すぎると思っていました。そこで、本白書対策講座が役に立ちました。白書対策講座で使用するテキストは、膨大な白書の情報がコンパクトに一元化されており、とても使いやすいものでした。具体的には、白書対策のみを集中的に行うようなことはせず、テキストが届いた日から、勉強の隙間時間などに、少しずつ読み進めるようにしていました。正直、白書対策については、このテキスト以外何も使用しませんでした。気持ち的には、「このテキストに記載されていない問題が出たらしょうがない。」と割り切っていました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

今回、初めての社労士試験であったので、本試験の問題形式に慣れるということを第一の目的にして、模擬試験を使用しました。自宅では集中できないので、図書館に行き、時間を計りながら解答するようにしました。あくまで本試験の予想問題という位置づけで解き、採点結果に関しては、あまり気にしないようにしました。「実力確認答練」と同様、「模擬試験」で間違えた問題や知識があいまいだと感じた問題については、総合講義テキストの該当部分を読み込み、余白に必要な注意事項等を書き込んで、知識の一元化を図るようにしました。それまで、「肢別過去問題集」ばかり解いていたので、「実力確認答練」と同様、「模擬試験」についても、本試験を意識した問題に触れるという意味においてとても役に立ちました。

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