受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

社労士を目指したきっかけは、複数の事業者様から社労士の資格を取得して支援してほしいという要望を受けたためです。また、私は中小企業診断士として、さまざまな事業者様の支援を行っていますが、社労士業務に関わる知識が比較的弱かったため、勉強したいという気持ちもありました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講したきっかけは、社労士試験の勉強仲間に勧められたことです。勉強仲間の友人は、4度受験したものの択一式で40点しか取れなかったのですが、アガルートで勉強したところ50点を取れるまでに学力が向上したそうです。それほど学力が上がる理由を知りたいと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

まずは、学習の効果を高めるために、心身の状態を整える必要があると思います。私はアガルートで2年間勉強させていただきました。1年目には1,500時間勉強し、力がついたと感じていたにもかかわらず、本試験の択一で1点足りずに不合格となりました。試験結果を分析すると、非常に簡単な問題を8問も間違えていたのです。これは何か根本的な原因があるのではないかと思い様々な検査を行ったところ、老眼が進行していたことが判明しました。老眼鏡を使用して模試試験に挑んだところ、択一で50点を切ることはなく、本試験では54点を獲得しました。特に中高年の方々は、学習に先立ち心身の状態を確認することが必要だと感じています。

また、私は2つの会社の取締役を務めるほか、中小企業診断士として様々な仕事をしているため、十分な勉強時間を確保するのが難しい状況でした。そこで、勉強する時間帯に工夫を凝らしました。社労士の勉強は暗記が中心で、集中力が求められます。早朝は睡眠によって脳がリフレッシュされており、学習効果が高いと感じましたので、朝5時から2時間程度の勉強時間を確保するよう努めていました。また、隙間時間も有効に活用しました。具体的には、昼休みに勉強を取り入れ、昼食は鯖缶だけにして20分以内に済ませ、残りの40分間で勉強を進めました。さらに、出張の移動時間についても、3分でも時間があれば勉強に充てるよう徹底しました。

基礎講義のご感想・ご利用方法

基礎講義はコンパクトにまとめられており、非常に分かりやすいため、学習を始めるにあたって最適な講義です。したがって、初学者には必要な講義だと思います。社労士試験は、実務に携わっていない人にとっては難解です。また、試験範囲も広いため、学習の初めに試験の全体像を把握しておくことで、後の総合講義を理解しやすくなると思います。さらに、池田先生の語呂合わせは思わずくすっと笑えるもので、楽しく学ぶことができます。語呂合わせの活用は、社労士試験において非常に有効だと感じています。基礎講義の利用方法としては、全体の概略をつかむことを目的とするため、何度も視聴する必要はないと思います。ただし、不明な点やわからない語句があれば、その都度調べておくことをお勧めします。

総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートのテキストはフルカラーで非常に見やすく、色の配色にも工夫が施されており、目に優しい緑色が多く使用されています。私にとって社労士の勉強で最も苦痛だったのは、テキストを読むことでした。何度も読むと飽きてしまい、集中力を保つのが難しいからです。その点、アガルートのテキストには飽きさせない工夫が随所に取り入れられています。

まず、単元ごとに条文が記載されており、その後に条文を理解するための情報が詳しく書かれているので、条文の文字を抜き出す選択式対策にも最適です。コラムは息抜きにもなりますし、条文理解に役立つ情報が記載されています。さらに、記憶のフックとなる記憶を定着するための情報も掲載されており暗記の助けになるため、本試験でも非常に役立ちました。

テキストのページ数は多いですが、本試験のカバー率が90%を超えている点を考慮すると、予備校の中でも最も優れた教材と言えると思います。私は勉強時間が十分に取れなかったため、テキストを6回しか読みませんでした。

動画の視聴もテキストに劣らず素晴らしいものでした。竹田先生の講義は非常に分かりやすく、理解力の向上に大いに役立ちます。本試験攻略に必要な情報が豊富でありながらもコンパクトにまとめられているため、社労士受験生には必須の講義だと思います。

また、過去問についても解説が詳しく書かれているため、解答に必要なポイントをしっかりと掴むことができます。私は過去問を6回繰り返し解きました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は、実力があっても不合格になることがある試験です。友人は択一で60点以上獲得した年に、選択式の足切りで不合格となりました。したがって、選択式の勉強を疎かにすることはできません。しかしながら、選択式の足切りを回避するための勉強方法は難しいのが現状です。選択式については、アガルートのテキストと過去問を取り組めば、合格ラインに達することは十分に可能です。ただし、知らない問題に遭遇した際に足切りを回避するためには、解答テクニックを身につける必要があります。対策としては、初見の問題を多く解くことで文章の流れや言葉の意味を理解し、解答テクニックを磨くことが重要です。選択式集中特訓講座では、初見の問題に取り組むことができるため、選択式の解答力を向上させる良い講座だと思います。ただし、私の場合、勉強時間が限られていたため、1回しか解答できませんでした。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は出題範囲が広いため、科目を横断して勉強することが効率的です。理由は、同じ問題でも科目ごとに解答が異なる場合があるからです。これらの問題は、引っ掛け問題としてよく出題されます。対策としては、科目ごとの一覧表などを活用すると効果的で、科目横断整理講義に掲載されています。この講義資料は直前期に配布されるため、各科目の勉強がある程度進んでいる段階で取り組むことができます。私も毎日昼休みの時間を使って目を通すようにしていました。科目横断の一覧表は非常に理解しやすく、よくまとまっています。私は、何度も間違える箇所については、ノートに一覧表を書き写して覚えるようにしていました。最終的には、一覧表を見ずに書けるようになることが理想的だと思います。ただし、時間をかけすぎるとテキストや問題を解く時間が取れなくなるため、注意が必要です。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験において、法改正対策は必須です。理由は、法改正された箇所からの出題が毎年あるためです。さらに、選択式問題においても出題されることがあるため、足切り回避の観点からも重要な講義であると思います。アガルートのテキストには法改正に関する記載がありますが、特に重点的に学習する必要があると感じています。アガルートの法改正テキストは非常に良くまとまっており、理解しやすい内容になっています。私の場合、法改正対策はこの講座のみで行いましたが、それが時間の節約にもつながり、本試験でも良い成績を収められた要因の一つだと思っています。法改正対策講座は、隙間時間を活用して勉強するようにしていました。具体的には、出張の移動中や昼休みの10分間など、短い時間を有効に活用するよう努めました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

社労士試験において、過去問は非常に重要です。合格ラインに達している受験生は、多くの時間を割いて過去問に取り組んでいると思います。ここ数年の社労士試験は難易度が上がっており、従来のように過去問を解くだけでは合格するのが難しいと考えます。そこで、過去問マスター答練を勉強することで、過去問を通じて各科目の理解が深まり、合格に必要な力を身につけることができると思います。私の場合、勉強時間に制約があったため、1回のみの取り組みとなりました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

ここ数年、社労士試験の択一問題のレベルは上がっています。個人的な感想ですが、5年前と比べて3~4点ほど難易度が上がっているように感じます。以前は、易しいレベルの問題を確実に解答し、普通レベルの問題をある程度取れれば合格ラインに達していたと思います。しかし、現在は5年前に普通レベルだった問題を確実に取らないと、合格ラインに達しない状況だと感じています。そのため、過去問だけでなく、その他の問題にも取り組む必要があると思います。実力確認答練は比較的簡単な問題で構成されていますが、このような簡単な問題を多く解答することで実力が向上すると思います。私は1回問題を解いた後、不正解や不明確な問題は繰り返し解答しました。この実力確認答練を通じて、基礎的な力が向上したと感じています。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

毎年、労一と社一の各科目では、各種白書からの出題があります。選択式でも出題されるため、社労士試験の学習において白書対策は必須と言えます。アガルートの白書対策講座はコンパクトにまとめられており、テキストも見やすくなっています。平野先生の声は聴きやすく、視聴するのが楽しみな講座でした。アガルートでの1年目は、直前期に勉強時間を確保できたので、3回視聴しました。しかし、2年目は仕事の関係で7~8月の直前期に勉強時間を確保できず、動画の視聴は1回のみとなりました。今年の本試験では、平野先生の予想がずばり的中していたのですが、早めに視聴したため記憶に残っておらず、大苦戦しました。本試験の唯一の後悔です。もう1回視聴しておけばよかったと思っています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

ここ数年、社労士試験のレベルは上がっています。実務で社労士業務に携わっていない受験生は、過去問10年分を繰り返し解答するだけでは、本試験に太刀打ちできないかもしれません。そこで、初見の問題を多く解くことが必要です。アガルートの模試試験は良問が多く、よく考えられた問題です。また、本試験のレベルに近いこともあり、取り組む価値があると思います。私の場合は、本番と同様の環境で取り組み、間違えた箇所だけをもう一度解き直しました。模試試験の採点結果が択一57点、選択35点であったため、自信をもって本試験に挑めたことが、合格の要因であったと思います。時間があれば、間違えた箇所を2回復習すれば学力が一層向上すると思います。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

竹田先生、池田先生、平野先生のおかげで、無事に合格することができました。本当にありがとうございます!アガルートはテキスト、動画、白書対策など、全ての教材が素晴らしかったです。アガルートを選んでいなければ、合格できなかったと思っています。アガルート生としての1年目は、老眼の影響で不合格となりましたが、実力が身についていることを実感できました。今年は直前期に1か月勉強できなかったため、不安もありましたが、択一54点で合格することができました。全て先生方のおかげです。改めて感謝申し上げます。

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