合格者の声|9ヶ月で1発合格!どれだけ過去問に自信をもって正確に答えられるかが重要 長野 英二さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
社労士試験を目指した理由・契機
私は現在中小企業で勤めています。当社では以前までオーナー自ら労務や人事の業務を行っていたのですが、会社の規模も大きくなっていく中で手が回らなくなってきたため、私が労務・人事の担当者として就くことになりました。その際にオーナーから社労士試験の受験を薦められたのがきっかけです。社会人になってから資格の勉強などしてこなかったため当時はとても悩みましたが、試験の結果に関わらず、社労士の勉強は将来の自分にとって大きな財産になると思い、一念発起して勉強を始めました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
勉強を始めるにあたって、少し調べた時点で独学は無理だと判断し通信教材を受講することにしました。その際に私が一番重視したポイントは、動画での講義の内容です。初学者の私にとって、最初は活字のテキストよりも動画の方が頭に入りやすいと考えたためです。そこで各学校のサンプル講義やYouTubeで公開されている講義の動画などを見て比較した中で、アガルートが一番自分に合うと考え受講を決めました。
余談ですが、アガルートのサンプル講義の中で池田先生が担当されている基礎講義はオリジナルの語呂を使うなど色々工夫されていたお陰で頭に入りやすく、アガルートを受講する決め手になりました!
合格体験記・学習上の工夫
私は学生時代を含め地頭がいい訳ではなかったので、普通に勉強をしても合格は難しいと思っていました。それでも他の受験生と張り合えるものが何か一つ欲しいと思った結果、勉強時間だけはしっかり確保しようと決めました。結果、平日・休日関係なく可処分時間はすべて勉強に費やし、9か月で1800時間程度勉強時間を確保したと思います。テキスト、過去問は8周はしたと思います。その中で自分が勉強しながら意識していた点をいくつか挙げます。少しでも参考になれば幸いです。
・テキスト、過去問は一度手を付けたらそれが終わるまで他の科目に手をつけない(労基の過去問の息抜きに白書を見たりしない)
・全科目、全教材まんべんなく周回する(直前期は別)
・意識的に得意科目、不得意科目を作らないようにする
・アガルートの教材を全力で信用し、他の市販テキストなどを買わない
・通勤時間は毎日同じ内容を聴く(自分は条文聞き流しをずっとループして聞いてました)
・試験までは自分を甘やかさない(楽しみは全部試験後に回す!)
また、試験の直前期は白書や科目横断をはじめとした直前期対策が重要ですが、個人的にはあまりそれらに時間を割き過ぎずに根幹である各科目のテキストと過去問を軸にやった方がいいと思いました。
基礎講義のご感想・ご利用方法
受講のきっかけにも書きましたが、アガルートの基礎講義はとても良かったです。特に初学の方には絶対見て欲しいです。社労士試験の全体の構造やボリュームを知ることができるだけでなく、勉強の内容に興味を持てる講義になっており、この「興味を持てる」という点が個人的には一番重要だと思うからです。と言うのも社労士試験は本当に科目数が多く、かつ、どの科目も濃い内容となっています。いきなり総合講義に入っていたら、おそらく私は序盤で躓いていたと思います。ですがアガルートの基礎講義では、池田先生が各科目の概要をとても分かりやすく説明してくれるため、まさしく基礎の知識がすんなり入っていきます。また、語呂や予備知識を合間に入れてくれるためそれがアイスブレイクにもなってくれました。結果として総合講義を受ける際の効率も上がったと思います。
総合講義のご感想・ご利用方法
試験勉強の根幹となった講義です。最初から最後まで本当にお世話になりました。私は最初に総合講義の動画を視聴して、その後はテキストと過去問をひたすら繰り返すという流れで勉強していましたが、すべての科目の教材が揃ってから5月頃に再度すべての講義の動画を視聴しました。2回目は再生速度を2倍速にしていました。竹田先生の講義では科目の勉強というよりも試験に受かるための対策として要所を絞り、本試験で必要な個所に多く時間を割いて頂けたのでとても実践的で力が身に付きます。
また、総合講義のテキストのボリュームが膨大で、勉強を始めた当初はとても不安でした。しかし周回していくたびに理解が深まっていくのを感じられたので、このボリュームがあったからこそ、勉強を進めていくにつれて不安が自信に変化したんだな、と実感できました。比較対象がないので恐縮ですが、テキストの中身は量が多いからといって情報を煩雑に載せているわけではなく、構成が綺麗にまとめられており、読み込んで理解を深めていくほどにテキストの優秀さを実感していきました。
過去問テキストは一問一答形式でまとめられてます。個人的にはこのテキストの正答率をどれだけ100%に近づけられるかが試験勉強の肝だと思います。単に〇×問題になっては意味がないと思い、間違った問題は解説を読み込むことを心がけ、何度も同じ問題を間違えるときは問題文と正しい答えをノートに書き写したり朗読するなど工夫しました。
選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法
本試験に出そうな箇所がまとまっており、直前期の実力アップにつながりました。私は他校での会場模試を2回受けましたが、どちらも選択式で足切り科目が複数出てしまう状態でした。そこでこのテキストを中心に選択式対策に取り組み、条文や各科目のテキストを読み込む際に選択式で問題に抜かれそうなポイントを意識しながら学習しました。理想はこのテキストを全てマスターすることだと思いますが、私にはそれが難しかったので以下の3点を特に意識してテキストを読み込むようにしました。
・各法律の目的条文
・判例
・科目関わらず数字の暗記
特に数字に関しては暗記していくしかないので、科目横断講座などとの連携で意識して覚えていきました。
科目横断整理講座のご感想・ご利用方法
科目横断整理講座は、教材が届いてから3週しました。3週目は試験の直前に、各科目のテキストも開きながら並行して見ていき、最後の復習として丁寧に内容を確認していきました。各項目の定義の違いや比較など試験を受ける上で大変勉強になる内容でした。特に社会保険科目の不服申し立ては図で確認することで比較対象が明確になったため、しっかりと記憶できました。
また、このテキストの最初にある「第1節 目的条文」が個人的に一番参考になりました。労働関連法や労働市場法などジャンルごとに目的条文がまとめられており、法律ごとの関係やドッキング条項などを頭の中で整理することができたため、相乗効果でその後の条文の暗記にも役立ったと感じています。
法改正対策講座のご感想・ご利用方法
私は初学でしたので新しく知識を覚えるだけでよかったですが、おそらく社労士試験で厄介な点の一つに法改正があると思います。毎年多くの改正点があり、一つ一つ確認していたら元の知識との混乱が起きると思います。その点アガルートの法改正対策講座は全科目を一気に確認でき、重要度によって星がつけられているので各受験者の学習の進み具合によって暗記の優先度がつけられる点がとても良いと思いました。私は更に自分が間違えそうな部分にドッグタグをつけ、試験の前日の最後の復習の際に、テキストのドッグタブ部分と星2と3のものだけ見返してました。わずかな時間で重要ポイントだけを押さえられたので、結果につながった要因の一つだと思っています。
過去問マスター答練のご感想・ご利用方法
正直な話、過去問マスター答練(令和2年~令和4年)に関しては特に言及することがありません。というのも、この答練に取り掛かるまでに一問一答の過去問テキストを仕上げていたので、苦も無く解けたからからです。なのでこの令和2~4年の答練は一周しかしていません。しかし、知っている問題でも、いざ5択の肢として出されると自分の答えに自信が持てなくなる問題やケアレスミス等もあったので、本試験対策としては初出の問題に備えるよりもどれだけ過去問に自信をもって正確に答えられるかが重要だと気づけました。
実力確認答練のご感想・ご利用方法
名前のとおり、自分の実力がどの程度かを計る問題集でしたが、所々に難しい問題もあり、とても解きごたえがありました。難易度もちょうど良く、テキストと過去問をこなしていれば本試験での合格ラインまでギリギリ届くといった印象です。ただ内容は各科目の要所を押さえたもので、過去数年の本試験の傾向を意識していたように思います。また、初学の私にとっては本試験に臨むにあたっての大きなステップアップになりました。それまでは過去問マスターでの令和2~4年の問題で知っている肢ばかりだったのに対して、当答練は知らない肢が多い中で答えを導き出すという私にとって初めての本当の択一式問題だったからです。答えが合っていても運だと意味がないので全ての肢の内容を確認していったため、直前期の勉強の中では一番時間をかけたと思いますが、一番実のある内容だったと思います。
白書対策講座のご感想・ご利用方法
労一・社一の過去問テキストを初めて解いた時に、冷や汗をかいたのを覚えています(笑)。試験範囲を押さえようと思うと膨大な時間がかかり、厚生労働省のホームページから各調査書を探して最新のものを見てみましたが全く頭に入らず、途方に暮れていたところに届いたのが白書対策講座でした。最近の労働経済の概況から始まり各種統計データや推移をグラフと文章の両面から解説していき、試験に出そうなポイントをしっかり押さえています。また、動画講義の内容が非常に良く、先生の解説や試験予想が本試験での自信につながりました。本当に、このテキストには助けられました。誇張でも何でもなく、このテキストが無ければ私の試験の結果は変わっていたと思います。
模擬試験のご感想・ご利用方法
別の項目でも触れましたが、私は本試験までに他校の会場での模試を2回受けました。どちらも腕試しといった意味合いが強かったです。しかしアガルートの模試に関しては自分のしてきた勉強の集大成と思い、本番を想定して時間を計り問題を解くようにしました。問題の内容だけではなく、講師の皆様のアドバイスを思い出しながら、試験全体の時間配分、どの科目から解くか、正答選択肢を全て選ぶ問題は後に回す、など頭の中で思い出しながら解くことも心掛けました。おかげで本試験では全く緊張せず、解けない問題があっても慌てず冷静に対処できたと思っています。会場で受ける他校の模試も大事ですが、アガルートの模試を本番前の調整に使う、というのは強くお勧めしたいです。
講座のご感想、講師へのメッセージ等
勉強を始めるまではまさか自分が1年で難関試験に合格できるとは夢にも思っていませんでした。あの時アガルートを選んで本当に良かったです。講師やスタッフの皆様に心より感謝いたします。これから自分がどんなキャリアを歩んでいくのかは分かりませんが、今回の勉強でアガルートから学んだことを活かしていきたいと思います。
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