合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

「社会保険労務士」という職業の存在については、父が開業社労士であったため、幼い頃から知ってはいましたが、その具体的な業務内容についてはよく知らず、特に興味も持たないまま大学を出て、一旦は全く無関係の業界で就職をしました。

しかし、いざ自分が社会の一員として、企業に所属して働き、お金を稼いで保険料や年金を支払い…という一連の行為を行なってみると、それまで漠然としていた父の仕事が、グッと身近に感じられるようになりました。特に、煩雑な手続の処理や就業規則の作成など、使用者側のバックアップが主業務であるという点で、労災事故や手続漏れにより労働者が受ける不利益を未然に防ぐことができるというところにも魅力を感じました。

新卒で勤めていた会社での業務も順調ではありましたが、そのまま安定的に過ごすよりも「何か大きなことに挑戦したい」「専門的な知識を活かし、社会に貢献したい」という思いも芽生えてきており、社労士試験の受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

わたしの場合は3回目の受験で合格できたのですが、1回目と2回目については独学で勉強していました。2回目の不合格は選択式での足切り点に届かなかったという惜しい結果ではあったものの、次こそ絶対に合格しなければという強い思いと、闇雲な独学に限界を感じたため予備校探しを始めました。すでに2年間勉強してきた実績があったため、学習経験者向けのコースがあったこと、演習問題によるアウトプットが充実していたこと、そして何よりも「合格すれば受講料返金」という特典に魅力を感じ、アガルートを選びました。

合格体験記・学習上の工夫

「動画講義の視聴→演習問題」のサイクルを本番直前までひたすら何周も繰り返しました。苦手な科目や、分かりにくいと感じた部分については重点的に講義を聞き直し、テキストには注意事項などのメモを毎度新しく書き入れ、とにかく記憶に焼き付けるイメージで勉強しました。演習問題に取り組む際は、間違えた箇所についてはテキストを読み直し、何をどう間違えたのか、正答とその理由とを自ら説明できるようにしました。

テキストと問題集はデータ版と紙版を併用し、データ版はスマホやタブレットで外出先でも隙あらば開いて読み込み、紙版については重要な用語を一度塗りつぶして再度書き入れるなどして、選択式対策に役立てました。また、苦手な部分については演習問題を参考にした自らオリジナルの問題を作成して解いてみたりもしました。

試験日間近となると、講義の倍速視聴すること等によって、インプット→アウトプットの周回数を増やすことにより、一つの科目に重点的に取り組むというよりは全体的な知識の定着を意識しました。社労士試験においては、1科目でも最低点を下回ってしまうと不合格になってしまうからです。一つの苦手分野に手をかけすぎることにより他の部分が疎かになる、ということの無いように気をつけました。また、過去問や模擬試験など、本番形式の問題を本番と同じ時間配分で解くということを毎日行うことによって、本番に向けて頭と体を慣らしていきました。日頃から負荷の高いトレーニングを行うことで、本番にも気持ちに余裕を持って臨むことができました。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

講義の中では、テキストに書いてある内容に関し、なぜそうなるのかといった理屈の説明や、他の科目と関連付けた解説も行われており、独学では闇雲に暗記するしかなかった部分について、しっかりとした知識が入っていく感覚がありました。例えば、「罰則規定については労働者に課されるものより使用者に課されるものの方が重い=労働者に優しい、使用者に厳しい」「毎月保険料を収める必要のある社会保険の方が労働保険よりも手続が煩雑」といったような、大まかな特徴やイメージを捉えることができました。それにより、演習問題を解く際にも答えだけを覚えることにより、きちんと考えて答えを導き出すことができ、出題パターンが変わっても正答率が上がっていきました。そのためには繰り返し動画講義を視聴したことが有効であったように感じられます。

テキストについては、一見すると各科目ともかなり厚みがありボリュームがありますが、図解や条文の一覧など勉強の上で役立つ造りになっており、非常に使いやすいものでした。特に図について言えば、わたしの場合は雇用保険の各種給付の種類・名称がなかなか覚えられずにいたため、これを樹形図にしたものを記憶があやふやになる度に何度も見返すことにより大変重宝しました。巻末の条文についても、社労士試験の勉強においては条文上の書きぶりと実務上の扱いとで異なるという落とし穴も多いため、辞書代わりのように活用できました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

過去二回の受験では選択式の足切りに引っかかってしまっていたため、この講座は非常に役に立ちました。択一式では消去法などでも攻略できるのに対し、選択式では問題の難易度こそ低めではあるものの、条文の細かい文言まで一言一句違えずに覚えているか問われるような問題もあります。特に目的条文の文言については、雇用保険法の条文等でよく見る「職業の安定」と「就職の安定」など、似ているけれど違う文言によるミスリードに苦しめられることが多かったため、これを本番のように穴埋め形式で繰り返し確認することで記憶に定着させることができました。各種給付額などの細かい数字についても、テキストに図で整理されていたため、それをそのまま頭の中に貼り付けるようなイメージで覚え込みました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

一つの科目に集中しすぎてしまい他の科目の知識や記憶が弱まってしまうのが自分の弱点であったため、この講座ではそれを補うことができました。この講座を受講したことで、横断的に考える癖が身につき、例えば一つの科目のテキストを読んだり、問題を解いたりしているときでも、「他の法律ではどうだったっけ」と思い出し、分からなければすぐに横断整理講座のテキストを開いて確認するようにしていました。また、こちらも科目間の比較が図により分かりやすく整理されていたため、試験本番の会場内で直前の確認をするのにも大変役立ちました。特に内容量のボリュームが多い罰則規定の部分では、「まず各法律で最重のものを覚える」というコツを教えていただいたり、「人の身体などをち直接傷つけるような行為については罰が重め」というような、全科目に共通するイメージを掴めたことで、問題を解いてみても正答率が上がりました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正と白書については自分だけで調べるのには限界があるため、試験に出やすい箇所に絞って要点を整理することができ、効率よく学習できました。法改正については何がどう変わったかというばかりでなく、経緯や背景なども併せて解説されていたため、基礎的な知識の定着にもより役立てることができました。また、法律の改正は社会状況の変化を反映しているものであるため、それを踏まえて出題側がどういうことを問うてくるかということを予測するのにも効果的でした。特に一般常識については膨大な内容の中から何が出題されるか分からないという不安が常にあったため、様々な出題パターンを予測しながら勉強することでその軽減に繋がったと感じています。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問のやりこみは独学時代から行なっていたのですが、市販のテキストでは解説文に不十分なところがあったりして、いまいち消化不良になっていることがありました。アガルートの答練の解説文は納得できるようしっかりと書かれており、総合講義のテキストとも併用することで間違えた箇所を適切に復習することができました。ただ答えだけを覚えるだけでなく、解説とセットで理解しながら繰り返し解くことで、満点またはそれに近い点数を取ることができるようになり、大きな自信に繋がりました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

本番形式で問題が作成されているのはもちろん、難易度についても基礎的知識を問うものから、いわゆる「ひっかけ問題」や記憶の穴をついてくるようなものもあり、演習問題として大変有効活用させていただきました。一通り講義を聞き終わり、知識に自信がついたころに1回目の演習をしたときは思ったよりも点数が取れず焦りました。しかしそこで自分の知識のあやふやであった部分に気づくことができ、そういう弱点を潰していくことが効果的であったように感じます。また、講義動画ではイラストや語呂合わせを多用して解説をしていただき、自分はあまり語呂合わせは用いなかったのですが、「そういう覚え方もあるんだな」と面白く思いながら学習することができました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策については、要点を絞ってあるとはいえやはり内容量が膨大であり、受講した時期も本番直前であったことから、なかなかしっかりと取り組むことはできませんでした。しかしここでも「女性と高齢者の社会進出が進んでいる」とか、「コロナウイルスが収束し外国人労働者数も回復している」というようなイメージを押さえることで試験対策に繋げることができました。しかし間違ったイメージや先入観に頼りすぎると誤答にも繋がるため、ある程度の暗記は必要になりますが、テキストも図やグラフが多用されており、暗記のため読み込むのにも苦ではない設計になっていました。そして何よりも、白書や統計資料の読み込みは試験対策だけでなく実務に役に立つものであるように感じました。業種別の労働時間や賃金の実態など、初めて知る内容も多く、講義を聞いたりしている中では最も興味を持てた部分だと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験があったことは、アガルートを選んだ理由の一つです。他社の模擬試験も受けてはいたのですが、そちらと比較すると問題の難易度は高めであるような印象を受けました。最初に解いたときは思った以上に点数が取れませんでしたが、そこで危機感を持って最後の追い込みに力を入れることができたことで合格に繋がったように感じています。実力確認答練と同じく、こちらもトリッキーな内容の出題がされており、本番の出題予想に役立ちました。本番直前は、とにかく模擬試験と過去問を解きまくることで知識の穴埋めをすること、様々な出題パターンに慣れることにより「どこに球が飛んできても受け取れる」という状態に持っていくことに尽力しました。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

どの講師の先生方も素晴らしかったのですが、皆さん共通して、ご自身が受験生であったときや、社労士として実務に携わった経験などをお話されており、とても身近に感じられ、モチベーションの向上にも繋がりました。お陰さまで無事合格でき、とにかく今は喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

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