合格者の声|挫折を繰り返しながらもテキストを開き続け4か月で一発合格! 直井 悠人さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
社労士試験を目指した理由・契機
社労士試験への挑戦を決めたのは、何か高い壁に挑戦したいという思いからです。
コロナ禍で「もっと有意義な時間の使い方をしたい」「何となく毎日を過ごすだけでは勿体ない」という想いが次第に強くなりました。
対外的な活動が制限されている中でも直ぐに挑戦できること、自分の将来に役立ちそうなこと、ある程度の難易度があること、これら3つの観点から辿りついたのが資格試験であり、社労士試験でした。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
自分のペースで学習を進めたかったので、オンラインの講座に絞って検討していました。
その中でもアガルートを選んだ最大の理由は安さです。
料金が他の予備校と比較して非常にリーズナブルであることに加え、割引制度や合格特典が充実している点に、学生の私は大変魅力を感じました。
合格体験記・学習上の工夫
今年の試験は2度目の挑戦です。
昨年の試験で自分の実力不足を痛感し、基礎から学ぶつもりで5月中旬に申込みをしました。
今回の試験対策中、最も意識したのは「理解」です。
というのも、昨年の試験では、小手先の暗記に重点を置きすぎたあまり応用力が足りず、初見の問題に全く対応できなかったという反省があります。
試験までの期間は短いながらも、焦らず丁寧に学習することを何より心掛けました。
1周目:講義視聴
範囲全体に目を通すため、スピード重視で細かなところの深追いはしませんでした。
机に向かえる時間はできる限り講義視聴に当てたかったので、復習にはそこまで労力を割いていません。
移動時間中や就寝前に、講義でマーカーを引いた部分に目を通す程度です。
目標通り、1周目で試験範囲の全体像を押さえることはできていたと思います。
2周目~4周目:問題演習とテキストの読み込み
過去問を解き、テキストに戻って確認する作業を繰り返しました。
一問一問、正答までの過程に重きを置き、納得するまでテキストと向き合いました。
振り返ると、この段階でかなり力がついたように感じます。
理解に重きを置きながらも、講義の中で出てきたものと過去問で繰り返し問われるものに関しては、暗記に努めました。
5周目以降:弱点の克服
過去問を3周解いた結果を基に、弱点部分を繰り返し解き直しました。
その中で、頻度が低いものや難易度が高いと感じた部分は、思い切ってばっさりカットしています。
あくまでも過去問テキストのみを使用し、手を広げることはしませんでした。
この辺りから、もしかしたら合格できるかも、という手応えがあった気がします。
ラスト1か月:直前講座とメンテナンス
法改正、科目横断の講座をサラッと視聴し、講座で触れられた箇所を中心に読み返しました。
白書対策は、ほとんど時間をかけていません。
また、これまでに何回やっても覚えることができなかった暗記事項、これまで飛ばしてきた重要度の低い暗記事項についても、この時期に対処しました。
原則と例外に分類して、大雑把にインプットする方法が良かったと思います。
知識として粗さはありましたが、対応できる問題の幅が広がりました。
時期を問わず、知識のメンテナンスは常に行いました。
隙間時間や就寝前に、テキストを眺めるだけでも違うと思います。
焦りや不安から手を広げたくなった際には、社労士試験は完璧を求められる試験ではない、と自分に言い聞かせました。
やはり、決めたことをやり通すことが重要だと思います。
速習総合講義のご感想・ご利用方法
頻出の論点が、コンパクトにまとまっていると思います。
しかし、コンパクトだからといって説明に物足りなさは全く感じませんでした。
講座、テキスト、過去問集のそれぞれに対して非常に満足しています。
また、講義の各チャプターが短いのも良かったです。空き時間を使いながら、自分のペースで学習を進めることができました。
何度も視聴できることがオンライン講義の良いところですが、私は講義を見返すことはしませんでした。
これは、あらかじめ決めていたことです。
スタートが遅いことによる時間不足もありますが、アウトプットに時間を割くことを優先しました。
しかし、現実的に1回の視聴で講義内容をマスターすることは不可能です。
だからこそ、後から見返した際に講義内容を思い出せるような工夫は欠かしませんでした。
具体的には、重要事項へのマーカーと補足説明や語呂合わせのメモ等です。
シンプルなことですが、面倒くさがらずに最後まで継続できたことが良かったと思います。
講義を一通り視聴した後は、過去問を解き、テキストに戻って確認する作業の繰り返しでした。
これ以外のことは、何もやっていません。
速習総合講義を丁寧にこなすことができれば、成績は自ずと向上すると思います。
科目横断整理講座のご感想・ご利用方法
科目や制度の類似点や相違点の整理については、多くの受験生が苦労していると思います。
私自身、暗記の成果を問題演習で発揮できたと思っても、実際は他の科目の知識と混同しており不正解だったことも度々ありました。
改善策としては、混乱した部分が分かり次第、該当する部分のテキストを見比べて知識を整理する他ないと思います。
私は調べて整理した結果を、速習総合講義のテキストに表として書き込んでいました。
科目横断整理講座のテキストは、重要な論点がコンパクトにまとめられています。
目的条文が掲載されている点も良かったです。
目的条文の対策は、この講座を利用するのが良いと思います。
これまでの講座とは違った切り口の講義も、非常に効果的でした。
ただ、扱われている内容以外にも頻出の論点は様々あるので、この講座だけでは整理が足りないかもしれません。
日頃から科目横断の視点をもって学習を進めることが、遠回りのようで最も最短の道であるというのが私の気付きです。
法改正対策講座のご感想・ご利用方法
速習総合講義の中でも改正点には触れられていたので、新しくインプットをするというよりも、これまでの復習の一環として講座を受講しました。
「どこが」「どのように」改正されたのかを意識して押さえることで、択一式の対策になったと思います。
まず、テキストを読み、★3と★2のテーマ中、速習総合講義であまり注目されてこなかった箇所と理解が不足している箇所をピックアップしました。
その後、ピックアップした箇所の講義を視聴しました。
既に理解できていた箇所や★1の箇所はバッサリ切っています。
このような学習の進め方をしたので、テーマごとに★で重要度が示されていたのが大変役立ちました。
法改正については最低限の対策に絞ることで、速習総合講義の完成に時間を割くことができました。
当初は手をつけないことも考えていましたが、受講したことでより自信をもって試験に臨めたと思います。
白書対策講座のご感想・ご利用方法
ほとんど対策しませんでした。
圧倒的にコストパフォーマンスが悪いからです。
ただし、基幹統計の名称については、過去に数回問われていたので対策しました。
もし、準備期間が限られているのであれば、白書については丸々カットすることも選択肢だと思います。
その分、社会保険の一般常識と労働保険一般常識の対策に力を入れるべきですし、本試験でも一般常識で点を確保できれば問題ないと思います。
強いて対策したことをあげるのであれば、講義をザッと視聴して、重要そうな統計の数値が前年からどの程度上下したかについては、とても大雑把に把握しました。
読み込み等は行っていません。
他は、移動中にパラパラとページをめくって、意外な部分を探した程度です。
模擬試験のご感想・ご利用方法
模試試験は解いたのは、本番1週間前に1回だけです。
初見の問題への対応力と時間の使い方を確認しました。
過去問に注力した場合、新たな問題と出会う機会が極めて少なくなってしまいがちです。
新たな問題と向き合うことで、実力の向上を実感できました。
また、解く順番や時間配分などの作戦は、やはり大切だったと思います。
本試験中、分からない問題と遭遇したときに、精神的な落ち着きをもたらしてくれました。
模試を通じて、各科目や問題に掛けられる時間の目安を設定できれば、本試験で分からない問題を飛ばすときの判断材料にできます。
1回入魂スタイルを採用したのは、本試験と同様の時間と形式での演習は、スケジュールと体力の面で厳しいと感じていたからです。
定期カウンセリングオプションの受講有無
なし
社労士試験合格を目指す方へのメッセージ
分厚いテキストを受け取ったとき、講義で内容を全く理解できなかったとき、覚えたことが思い出せないとき、思うように勉強が進まなかったとき、試験当日までに何度も挫折しました。
それでも、毎日テキストを開き続けました。
その執念が、合格に繋がったと信じています。
覚えたことを忘れるのは当たり前です。
何度も覚え直せば良いと思います。
1回で受からなかったら、受かるまで受け続ければ良いと思います。
どうか、ご自身を追い込み過ぎないでください。
自分のペースで継続することが最も大切です。
その孤独な努力が、いつか報われることを祈っています。
講師へのメッセージ等
講義が面白かったから、頑張れました。
大変感謝しています。ありがとうございました。