合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

私が社労士を目指そうと思った理由は、何気なく、当たり前に、給与から天引きされ、支払っている社会保険料と言われるものが、どのような時にどの程度役立つのか、何に備えているのかをきちんと知っておく必要があると思ったからです。
個人で加入する保険はしっかり調べて、考えて加入するにもかかわらず、強制加入の社会保険について内容や制度をよく知っている人は多くありません。
私自身もほとんど知識はありませんでした。
いろいろな情報に惑わされないよう、正しい知識を身につけ、周りの人にもしっかりと説明できるようになりたいと思ったことがきっかけです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

通信講座で自分のペースで勉強ができるという点と、合格率の高さ、教材が充実している点や合格者への返金制度があることなどから、講師や教材を信じて続けることができそうだと思えたからです。
また、教材がある程度分けて家に届き、ペースを保てるという点も良いと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

私は受験としては2回目です。
1回目は半年ほど勉強して受験しましたが、勉強時間が足りず、不合格でした。
もう1年あるならとことん準備して挑みたいと考え、1年という期間でカリキュラムを組んでいる講座を選びました。
正直なところ、仕事の都合もあり、しっかり取り組むようになったのは年明けからだったので、本気で勉強できたのは8か月ほどでしたが、とにかく目や耳から極力長い時間、情報に触れられるよう隙間時間なども活用し、アガルートの教材や講師の方を信じてしっかり追い込むことができました。
とは言っても、合格率は低いので、直前は不安もありましたが、先生方の励ましなどもあって、本番では落ち着いて問題を解くことができました。
この試験を受けられる方は、私と同じように仕事をしながら勉強をしている人が多いかと思います。
1日なんてあっという間で、勉強のためにしっかり時間を割くことすら難しい日もたくさんあると思います。
1年に一度しかないこの試験は、とにかく継続して勉強をすることと、試験前のメンタル面の維持がとても難しかったように思えます。
ちょっと気が緩みかけたとき、先生方の励ましや勉強のペースについてのお話で気が引き締まったり、もうちょっと頑張ろうと思えたので、本当に私はアガルートを選んで良かったと思っています。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義は大事なところを重点的に説明してくださり、他は自分でさらっと読んでおく、というスタイルですべてを説明されるよりも、大事なところとそうでもない部分のメリハリをつけて学ぶことができたので非常に効率的で良かったです。
ただ覚えればいいのではなく、条文の意味や考え方を理解しなければ解けない問題や、理解しておけば関連づけて覚えることができることもたくさんあり、そういった大事な論点はしっかり丁寧に説明してくださって、とても分かりやすかったです。
講義は2周視聴し、問題演習時、分からない問題があればテキストで確認、記憶に残りにくい箇所はもう一度講義を確認、という感じで何度も繰り返し見たり聞いたりすることで、問題と合わせてその周辺知識を定着させていきました。
テキストは、そもそも大事なところは分かりやすいようになっていましたが、私は法律関係はあまり馴染みがなく、長い文を読むのもあまり得意ではないので、先生の講義を聴きながら補足的に、自分の分かりやすいようにたくさんメモをとり、そのページを見れば、すぐ意味が分かるようにするよう努力しました。
また、時々、先生が励ましや勉強のことについてなど、お話をしてくださることがあり、講義ではありませんが、モチベーションの維持にとても繋がりました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

ある程度時期も終盤に近づいてくると、一番不安だったのはやはり選択式でした。
択一では安定して点数が取れるようにはなっていたものの、選択式は知らないところが塊で出てくると、すぐ基準点割れになってしまい、模試などでもだいたい選択式で不合格となっていて、選択式に対する恐怖心が増えてきていました。
選択式のことばかり考えるようになると、テキストの読み方も細かい言葉ばかりに目が行きがちになり、時間もかかり、かと言って選択式の得点が上がるわけでもなく、良い勉強の仕方が分からず困っていましたが、この選択式集中特訓講座を受けて、自分でテキストなどをすべて網羅しようとするのではなく、いろいろな問題を解きつつ、派生的に知識を増やすことで、広く、そして少しずつ深く勉強していこうと思えるようになりました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断の冊子は、大切なところがしっかりまとめてあって、最後の最後まで非常に重宝しました。
知識がたくさんの点の状態で記憶されていて、いざそれを問題を解く時に使おうとすると、どれが何の話だったのか混乱してしまうことはよくあることです。
そもそも覚えなければいけないことの量が多いので、それぞれの知識を関連づけて覚えることは特に重要だと思います。
1つの科目の中で知識を整理することも大切ですが、科目違いで同じことを問われることも多々あるので、視野を広くして知識の点と点を繋げることができれば、より広く深く情報を定着させることができると思います。
またこの講座の冊子は、本試験直前に落ち着いて復習することができるツールとしても、とても役立ちました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

最初はどこが改正点なのか分からず、がむしゃらに勉強しがちなのではないかと思いますが、改正点はなにかしら必ず出題されることから、改正点だけをピックアップしてまとめることは、とても重要だったと思います。
なにがどのように改正されたのかに加えて、なぜ改正に至ったのか、元々なにが問題だったのかということも講義の中では説明していただいたので、改正の趣旨だけでなく、白書や他の科目の考え方も関連づけて学ぶことができました。
改正点は白書ほど膨大ではないですが、考え方などは特に理解が必要で、他より深めに知っておかないといけないところなどもあり、中でも重要なところは詳細に解説していただき、メリハリをつけて学習することができました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問がどのような傾向で出題されるのか把握することや、出題論点を理解するために必須だったと思います。
私自身、過去問は3周以上しました。
同じような問題が出たら必ず得点できるようにしておくことが大切だ、と先生方がおっしゃっていたので、過去問は特に大切にしました。
実際解いてみると、1回目はよく分からず、2回目で見たことあると思え、単発的に覚えた情報だけで解く、3回目で当たり前に解ける問題がところどころ、考えて解くことができる問題と知識の定着が不十分で思い出せず自信のない問題がほとんど、4回目以降で大体理解した上で解ける、そんな感じでした。
私は法律に全く携わっておらず馴染みもないので、人より特に飲み込みは遅いのではないかと思いますが、とにかく回数をこなして乗り切りました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

ひと通りの講義を終え、問題演習もある程度進めたところで、基本的なことを中心に整理する良い機会となりました。
今思えば、その頃少し中だるみしていた期間だったように思います。
私はこの答練の点数があまり振るわず、難しいのかなと思っていたところ、解説の動画で先生が「基本的な問題でしたね」と言われ、焦って気が引き締まったのをとてもよく覚えています。
受験生が解ける問題は必ず解けなければいけない、逆に言えば、みんなが解けない問題は解けなくても大丈夫と教わっていたので、自分の勉強の完成度を認識し、勉強ペースを見直すきっかけにもなりました。
また、自分に合った時間配分や解き進め方なども、この答練で実際にやってみて、決めることができました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書は一番苦手で、問題に出てくるとその問は諦めてしまうくらい避けていました。
とにかく量が膨大で、ただ数字を丸暗記するしかないと思っていましたが、白書の講義で要点をかなり絞って解説してくださり、ただ言葉と数字の組み合わせを暗記するというより、その数値が大きいのか小さいのか、どのような推移なのか、施策としてどうしていきたいのか、といったデータの意味するものを関連づけて教えてくださり、今までよりも興味を持って学ぶことができました。

また、それによって普段のニュースなどにも関連づけて見るようになり、いろいろなところで意識して、情報に触れることができるようになれたと思います。
すべてを無理やり覚えようとするのではなく、まずは興味を持ったところから派生的に広げていくことが大切だと感じました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試は、基本を中心としつつも法改正や時事的な問題などもあって、時間の使い方であったり、分からない問題が出てきたとき慌てないようにするなど、本番を想定して解くことができるよう練習することができました。
直前はとにかく、本番と同じように実践的に演習することが大事だと思い、私は割と本番の近くでこの模試を解きました。

比較的点数も取れて、自信を持って試験に臨むことができる安心材料にもなったように思えます。
勉強の進捗によっては早めに解いたほうがいい方もいるかもしれないので、直前に解くことをおすすめするわけではないですが、点が思ったより振るわなくても気を引き締めて最後まで頑張れるきっかけにもなるのではないかなと思います。

定期カウンセリングオプションの受講有無

なし

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

社労士試験はネットで調べると合格率が低く、合格まで平均3年かかる、総勉強時間は1000時間必要、難しい、といった情報がたくさんあるかとは思いますが、大事なことは自分に合った勉強方法を見つけ、講師や教材、そして自分自身を信じて最後までやりきることだと思います。
特に、社労士の試験勉強をして感じたのは、過去の出題論点だけでもかなり幅広く、そしてかなり細かいことまで問われることもある中で、すべてを網羅して完全に覚えることはほぼ不可能だということです。
そこで重要になってくるのが、プロの講師による優先度の判断だと思います。
どんなに大量の情報でも優先度ごとに分けて、ある程度情報をピックアップしてもらうことでメリハリをつけて勉強することができます。
今回、私は独学での合格はまず無理だったな、と実感しています。
特に私のように社労士に関連した仕事をしているわけでもない、身近にそういった人もいないとなると余計難しいと思います。
私は、アガルートの講座を受講して本当に良かった、と心から感じています。

講師へのメッセージ等

実際のところ、試験を受けるまでは合格できるかとても不安でしたが、やってきたことを信じて試験に挑むことができたのは、本当に先生方のおかげだと思っています。
通信は対面ではない分、先生方を身近に感じにくくはありますが、それでも講義の合間の励ましにはとても救われました。ありがとうございました。

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