合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

現在の職業柄、労災・健康保険・年金などと関わりがあり、それらを理解することは仕事の幅を広げる可能性があると考えたからです。
また、資格があれば定年後にも仕事を見つけることができ、生涯働くことができるのではないかと考えたためです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

以前は、他社の通信講座を受講していました。
昨年は選択式・択一式とも合計では基準点には達していたものの、選択式で基準点に達することができず不合格となりました。
アガルートの講座は出題のカバー率が高いことを知り、受講しました。

合格体験記・学習上の工夫

1年目はその年の4月からの独学、2年目は他社の通信講座、3年目はアガルートの通信講座にて学習を続けてきました。
学習時間は2,000時間を超え、今年合格できなければ、合格することができないのではないかと考えていました。
長期間学習を継続することはむずかしいと感じる場面もありましたが、今はあきらめずに学習を続けて良かったと思っています。
私の学習時間は、平日は朝5時半から1時間30分程度、会社に出社後30分、昼休み30分の2時間30分、休日は5時間程度です。
学習方法はテキストと講義動画を一通り視聴し、その後は過去問とテキストを行き来する方法で進めました。
合格後に耳にしたのですが、試験に出題される問題を過去問だけで解こうとした場合、5割程度しか得点できないと聞きましたが、私は昨年と今年の試験で択一式は平均67%(昨年49点・今年46点)ですので、過去問とテキストで合格基準内には到達することができると思います。
しかしながら、模試や試験の結果を振り返ってみると、もう少しテキストを読み込むことに重点を置き、全体的な理解を深めた方が良かったのではないかと感じています。
また、昨年度の他社の通信講座では、条文を覚えることの大切さをアガルートの講座のように重要と説明される場面がなかったので、その点は昨年から大きく変化した点だと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、テキストが到着するごとにその該当科目の講義を視聴し、全講座を一通り視聴しました。
昨年の他社の通信講座と比較すると、アガルートの講義やテキストは細かな点まで対応されていると感じました。

他社の通信講座では、項目ごとに取捨選択をしながら、最低限合格に必要な知識を効率的に習得するという通信講座だったと思います。
反面、アガルートの通信講座は細かな点まで説明されていて、受講のきっかけとなった出題のカバー率が高いという点は本当だなと感じました。
出題のカバー率の高さに着目したのは、社労士の模試や試験では「これ知らない」という問題が毎回必ずあり、特に選択式の問題でそのような問題を目にした時の絶望感を忘れることができないからです。
アガルートの通信講座には「これ知らない」という問題を大きく減らしていただいたと思います。
講義を一通り視聴した後は過去問を解き、分からない点や疑問点はテキストで振り返り、テキストを読んでも理解が深まらない場合は再度講義動画を視聴していました。ほとんどの内容はテキストを読み、疑問点を明らかにしたうえで講義動画を視聴すれば理解することができました。
反省点としては、上述しましたが、もっとテキストを読み込んで幅広く、正確な知識を身につけることができれば良かったと考えています。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

学習が進むにつれて、科目ごとに覚えたことが整理できなくなり、いつも何回やっても間違ってしまうことがありました(私の場合は特に数字が絡む内容の整理が進みませんでした)。
もちろん完全に記憶できたわけではありませんが、過去問を解きながら、間違いやすい(整理が必要な)事項が出てきた場合は、その問題の科目だけではなく、他の科目ではどういう内容になっているのかを確認し、テキストに他の科目ではこうなっているということを書き加えながら学習を進めました。
しかしながら、今思い返しても数字が絡む内容は記憶がごちゃごちゃになって整理がむずかしかったと感じます。
学習の終盤では、過去問と科目横断整理講座のテキストはいつも持ち歩いていました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

試験直前では、法改正対策講座はとても気になるところでした。
6月・7月とアガルート以外の模試を受験したのですが、その問題に法改正事項(労働基準法のいわゆるデジタル払い)が出題され、法改正対策講座が未受講だったために不正解となったことを鮮明に覚えています(上述した絶望感を味わいました)。

模試が終わったあと、慌てて法改正対策講座を受講後にはそれほどの苦労なく理解することができたのですが、法改正があったことを知らない限りは対応ができないので、法改正対策はとても重要だと改めて認識しました。
そのため、試験前までに繰り返しテキストを確認し、試験の数日前にも講義を受講し、テキストを確認しました。
法改正があったことを知りさえすれば、内容的にはそれほどむずかしいことはないと思いますので、試験前の不安を払しょくするためにも有意なものだったと感じています。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策講座は、動画を視聴、その後はテキストを読み進める方法で学習を進めました。
どこをどのように覚えればよいのか分からず、対策はむずかしいと感じました。

実際の「労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識」の択一試験でも、白書や統計から3問出題されたと思うのですが、1問も正解することができず、「労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識」の択一では基準点ぎりぎりの4点という点数であり、私自身の対策は不十分であり、やはり対策はむずかしい項目だと思います。
知識を広く、浅く習得することが必要な項目だと思いますが、この項目に苦労する方も多いと感じます。
白書対策講座の内容というよりも、私自身の対応が不足していたと反省する点です。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は自宅で受験しました。
長い時間が必要なため、時間や環境を作り、維持するのが大変でした。

提案としては、紙媒体ではなく、WEB上で模試を受験することができるとさらに良いのではないか、と思いました。
そうすることで、制限時間の管理やデータの把握も容易になると思います(実は択一式試験の途中で20分くらい机を離れてしまいました)。

定期カウンセリングオプションの受講有無

なし

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

社労士試験へ向けては、一定の学習時間が必要で大変だな、と感じる場面があると思います。
また、一定のレベルに達していても、はじめて目にする問題などもあり、簡単な試験ではないと思います(模試などで初見の問題が出されたときの気持ちは、今も忘れることができません)。

また、どんなに努力をしても合格しなければ、「ただの人」であり、昨年選択式の足切りで不合格となったときの残念な気持ちは、言葉では表現できないものでした。
しかし、勉強を続けることで今年は合格することができ、とてもうれしい気持ちです。
試験終了後の選択式で足切りがないことを確認できた場面や、10月4日の合格発表で自分の受験番号を確認した時の気持ちは久しぶりに感じるものでした。
あきらめずに学習を続け、試験を受けることで、いつか自分にフィットする問題に出会うことができると思います。
そして、アガルートの通信講座は、その可能性を高めてくれるものだと思います。

講師へのメッセージ等

竹田先生、1年間大変お世話になりました。
分かりやすい講義はもちろん、時折先生からいただく、応援の言葉は学習を続けるうえで、とても励みになりました。
無事に合格することができ、とてもうれしい気持ちです。
ありがとうございました。

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