受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

学生で、就職活動の最中、何か自分の武器になるような資格を取得したいと考えていました。
そんな時、経営者である知人から、社会保険労務士を勧められ、初めて社労士という存在を知り、是非受験したいと思いました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

私が、予備校を決めるにあたって重視したことは、まずは通信講座であること、そしてテキストがフルカラーであること、また学生なのでリーズナブルな価格であることでした。
アガルートはそのすべての条件を満たしており、合格特典の充実度も魅力的で、一発合格のモチベーションに繋がると思い受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私は、受験を決めてすぐの1月から勉強を始めました。
勉強期間は、8か月間です。
まずは基礎講義を視聴して、全体像を把握し、次の総合講義が、既に健康保険法まで届いていたので、すべて1月中に1周させました。
この時期が一番辛くて、1日に10チャプター以上視聴していたのですが、慣れない用語に足を引っ張られ、ヤキモキしていました。
2月になって、国民年金と厚生年金が届いたので、労働科目をいったん見捨てて、社会保険科目を中心に勉強し、3月には労一と社一が届いて、底なし沼の一般常識に片足をつっこみ、4月からようやく全科目回転といったスケジュールでした。
私が勉強で常に意識していたことは、分からなくても止まらずに前に進むこと、効率云々の前にまずは絶対的な量をこなすこと、理解は暗記を助け暗記は理解を助けるということ、の3つです。
私は、テキストと過去問の往復で合格しました。
講義の内容が書き込まれたテキストを読み、すぐにその箇所の過去問を解く、間違えたらテキストに戻るの繰り返しです。

GW期間で、1日に1000問の過去問を解いた日があるのですが、それぐらいスピード感と絶対量を大事にしていましたし、この経験がその後の自信に繋がりました。
また、過去問を直前期にとっておくのではなく、むしろ日常使いで、何度も何度も解いて感覚を体に染み込ませました。
6月からの模試で、ずっと択一50点台をキープできたのはこのおかげだと思います。
模試での順位が上がれば上がるほど、絶対に落ちてはいけないという強迫観念に襲われ、選択式で1点足りずに不合格という悪夢を見るたびに、その日は怖くて勉強することができなかったり、選択式という制度を恨んだりしたのですが、8月にもなれば、自分が受からなくてどうする、という強気な気持ちに自然と切り替わり、本番も、さあ合格しにいくかあ!といった清々しい気持ちで挑むことができました。

基礎講義のご感想・ご利用方法

重要な要素が簡潔にまとまった基礎講義のおかげで、まったくの初学である私でも、社労士試験に挑むために必要な知識の土台を固めることができました。
フルカラーのテキストには多くのイラストが掲載されており、視覚的に情報を捉えられるので、知識ゼロからでも各科目のイメージが湧きやすく、勉強の入門として良いスタートを切ることができました。

一度講義を聴いて、先生の仰ったことや周辺知識をメモして、テキストという太い幹に、自分なりの枝葉を付け足していきました。
こうして出来上がったオリジナルのテキストには愛着が湧きますし、総合講義に進んでからも、基礎講義のテキストを何度も何度も確認するほど、知識の土台という意味では重要な講座であったと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

初めは、テキストの分厚さと講義回数の多さに驚きましたが、次のテキストが届くまでに最低2周することを目標に、1日5チャプターなどというふうに、日ごとのタスクを算出し、毎日コツコツ勉強していました。
日ごとに具体的なノルマを課すことで、勉強にハリが出ますし、短期間のゴールを設けることで常に達成感を感じられるようにしていました。
このおかげで、無理なく学習習慣が身につきました。

アガルートは網羅率が高いとは聞いていましたが、最初に届いた労働基準法から、基礎講義の段階では考えられないほどの膨大な知識を浴びせられ、この先本当にやっていけるのかと不安になりました。
しかし、私の求めていたフルカラーのテキストのおかげで、絵図が写真のように記憶されたり、重要な箇所がどこかが一目で分かったり、まずは重要ポイントに絞って、ペースを乱さずに進めていくことができました。
後から振り返っても、重要なポイントに絞ってでも前に進めるということは正解だったと思います。
なぜなら、1周目では理解しきれなかった箇所や、覚えきれなかった箇所が、2周目になると、これらを扱える余裕が生まれていたからです。

これが2周、3周と進むうちに、器に漆を塗るように、知識が自分のものになっていくのを感じました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

社労士試験を受けるにあたって、選択式試験の恐ろしさやその重大性に気づいていたので、この講座をすごく頼りにしていました。
各科目とも充実の問題数と高いクオリティで、基本からかなりマニアックな箇所まで押さえられていて満足でした。

また、前半にまとめられた目的条文の穴埋めがありがたかったです。
まったく同じ文言が使われていたり、またはよく似た文言が多く出てきたり、ややこしい箇所を比較的に覚えることができました。
選択式集中特訓講座のテキストでは、答えられなかった箇所にだけマークをつけて、正しい答えを丸暗記していました。
選択式は知っているか知らないかの試験なので、問題集を何度も往復するというよりは、見たことのある問題は解けるようにしておく、間違えた問題は忘れた頃にまた解いてみる、という方法で勉強していました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断整理講座は、私の中で大変満足度の高い講座です。
本試験の前日の、前泊先のホテルにも持参しました。
皿回しとも言われる10科目に渡る社労士試験で、各科目の比較というものを求めていた私にとっては、とても嬉しい講座でした。
薄い冊子なのに、内容は薄過ぎず、やや細かい知識まで、タイトルごとに横断整理されていて、とても助かりました。
この冊子にも、過去問で問われた論点や、それぞれの模試で問われた箇所を、書き込んでいきました。
バラバラだった各科目の知識が、脳内に立体的に集約されていくのを感じ、勉強が楽しい!ここまで諦めないで良かった!と感じさせてくれる一瞬でした。
まさに、直前対策にピッタリの講座だと感じています。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験では、ここ数年の法改正が選択式・択一式ともによく出題されているので、この講座も非常にありがたいものでした。
実際に、各社の模試でも、法改正の部分が本当によく問われました。
法改正対策講座の冊子では、重要度が星の数で表されていて、誰もが押さえてくるであろう箇所と、周りと差をつけられる箇所、知っておいて損はない箇所というふうに、かける労力を調整できたところも良かったです。
また、本試験では、知っておいて損はないレベルの箇所が出題されるということも珍しくないので、法改正の内容までも充実していたことが、心配性の私にとって安心材料でした。
一度講義を聴いて、概要を理解したので、いったん寝かせておいて、直前期に最終確認をしました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問マスター答練では、過去3年分の過去問の分析ができ、最新の傾向をつかむことができました。
近年は、選択式で特に、判例からの出題が増えていると感じていましたが、アガルートのテキストは、沢山の判例が掲載されているのでその点も安心でした。

今年の本試験でも、やはり判例対策の出来が、労基・労一の選択式試験を左右したと思うので、この答練のおかげで、きちんと分析できていて本当に良かったです。
竹田先生のおすすめ通り、正解した問題を飛ばすということはしたくなかったので、一度もしませんでした。
その時は解けても、日が変われば解けないということも多いからです。
この答練で、過去問の重要性に気づかされました。
本試験までに、どの問題が出ても100%正解が選べるような状態まで仕上げました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

模擬試験と同様に、本試験のつもりで取り組みました。
この実力確認答練も、絶妙な難易度で、解くたびに自分の実力が目に見えて、やる気が刺激されました。

こちらも繰り返し解きたかったので、書き込みはしないように頑張りました。
この実力確認答練で良かったことは、何度も何度も本試験レベルの問題に取り組むことで、試験に必要な体力がついたことです。
文章を読むスピードも、さらに上がりました。
また、試験問題の言い回しや、法律用語に耐性がついたことも良かったです。
問題文の一語一句に躓いている場合ではないので、慣れは大切だと思いました。
過去問マスター答練と同様に、本試験までに、どの問題が出ても100%正解が選べるような状態まで仕上げました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書・統計対策も、自力では時間がかかりすぎて非常に難しいものになるので、この白書対策講座は重宝しました。
サブ的な位置付けの白書だというのに、侮れない情報量でしたが、重要語句と重要数値が一目で分かるテキストに救われました。

講義の中で、先生が取り上げた箇所は、より重要だろうということで、試験前日に読み返せるようにしっかりとマークをしていました。
テキストは基本的に文章ベースで、読みものとしても楽しむことができる内容でした。
統計は、覚えるべき数値が多く、一般常識と同じく沼に嵌りがちですが、具体的な数字を丸暗記するというよりは、おおよその傾向、だいたいの数値・イメージを掴むことを最優先に取り組んでいました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

6月から各社の模擬試験を受け始め、すべての模試で択一50点台という合格点を取ることができていましたが、私のメインの予備校はアガルートなので、この模擬試験が届く日を心待ちにしていました。
4月から本格的に全科目の回転学習を始めて、5~6月という直前期から本腰を入れて、毎日6〜8時間は勉強していたので、この模試で自分のベスト記録を出そう!と意気込んでいました。
模試の問題は、相変わらずほどよいレベルで好感触でした。
問題のページの裏側に答え・解説が書いてあるような作りなので、他の予備校にありがちな、問題を解いている最中に答えがうっかり見えてしまうといった事故もなく、ストレスフリーなのが何気に嬉しかったです。

定期カウンセリングオプションの受講有無

なし

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

私は、この試験に合格できたのは、社労士試験に絶対に合格する!という気持ちが人一倍強かったからだと思っています。
受験期間は、合格したいなあ、ではなく、自分は合格する人間だ、と思い込むようにしていたので、常に生活の中に勉強がありましたし、勉強が辛い時期も耐え抜くことができました。
私は学生ですが、この試験のために友人の誘いを断ることも多く、遊びの誘惑に負けそうになったり、孤独を感じるときもありましたが、SNS上では、早朝から勉強されている社会人の方、育児の合間に勉強されている主婦の方など、多くの方が限られた時間の中で努力されていて、私がどれだけ時間に恵まれていたかに気づきました。
皆さんそれぞれ、背負うものがありながらの受験になるかと思いますが、確固たる意志で合格を実現してほしいです。

講師へのメッセージ等

まずは竹田先生、合格しました!本当に有り難うございました。
私は、ゴロ合わせで覚えるのがあまり得意ではないのですが、冒頭の講義で先生もそのように仰っていて、親近感が沸きました。
その他にも、先生の勉強に対する考え方に共感したり、先生の何気ない一言に救われたりと、さすが短期合格のプロだ、と追いかけていきたい!と思わせてくださる講師でした。

「講義時間は勉強時間ではない」というお言葉に背筋が伸びたり、「根拠のない自信が役に立つ」というツイートに背中を押されたりと、先生はいつも私のペースメーカーでした。
合格者インタビューで、いつか先生とお話できることを、自分へのご褒美にしたい!と頑張っていました。本当にありがとうございます。

自由記載欄

21歳で最年少合格者でした。