合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

私は、仕事でお客様に様々な法律情報の提供を行っているのですが、その中で「労働基準法」や「雇用保険法」に関することで悩まれていた方に情報提供ができなく、助けることができなかったという苦い経験があったからです。
その方とは、今も信頼ある関係を続けられているのですが、同じ境遇の方にお会いしたときには、絶対に助けるという強い信念の下、社会保険労務士の合格を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートを受講しようと思った決め手は3つあります。
1つ目は、選択式の学習にはもってこいの教材だったということです。
サンプルを取り寄せた際に、社労士のテキストは重要なキーワードが「緑字」で記載されていることが分かったのですが、その中で更に自分の中で重要だと思うところや、記憶に定着しづらい部分をピンクの蛍光ペンで塗りつぶすことで、オリジナルの虫食い問題が作れるな~と思って選ばせてもらいました。
これを使って試験に望んだところ、選択式40点中の34点という高得点での合格が叶いました。
2つ目が、池田先生のゴロ合わせビジュアルに合格への希望を感じたからです。
私は2回目の試験で合格したのですが、1回目で落ちた原因の1つに、「記憶量の不足」がありました。
これを補うために、おもしろい1コマ漫画のような暗記術で、勉強中にもクスッとさせてくれる講義に胸を打たれました。
特に「フイニ イシイガ ムナサワギ」は最高でした(笑)。
3つ目が、アガルートに絶対的な信頼をおいていたということです。
私は、他の難関資格も、アガルートを利用して合格まで最短でたどり着けたものでして(それらも別の手法などが紹介された形で合格体験記として上がっているため見てもらいたいのですが)、すべて含めて、アガルートなら社労士でも間違いないと確信して選ぶことができました。

合格体験記・学習上の工夫

工夫したことは大量にあるのですが、こちらでお伝えしたいのは主に2つです。
1つ目は、「オリジナルの比較体系表」を作ったということです。
社会保険労務士の試験は、とにかく類似の論点の比較が多量にあることで、分かっているようで得点に繋がらないという部分が私の学習を妨げていました。
例えば一度正解したのに、他の科目をこなしてからもう一度解き直すと、間違ってしまうということが社労士あるあるだと思います。
そこで、この比較部分を逆に試験での得点源とするために、オリジナルの比較体系表を作成して、比較される箇所の明確化や細かい部分までの暗記として、この上なく活用しました。
これを全科目作成したことで、唯一無二の試験対策になったと思います。
2つ目は、「合格体験記を合格する前に書いた」ということです。
これは、一見意味がないように感じる方もいらっしゃると思いますが、実はそんなことはなくて、むしろ合格していないときに合格体験記を書くことで、自らの学習の取り組み方を客観的に見ることができ、足りない部分の補足や残った期間を全力で追い込むことのきっかけとなり、すべてが試験当日の自信に繋がりました。
この自信こそが、合格を掴み取るために必要だと思います。

速習総合講義のご感想・ご利用方法

速習総合講義は、本当に素晴らしい講義でした。
先ほどの、アガルートを選んだ理由の中で「池田先生のゴロ合わせビジュアル」を挙げたのですが、これが本当に最高でした。
実はこの講義を受ける前は「ゴロ合わせは理解で記憶できなかった部分を力技で試験前にたたき込む物」だと思っていたのですが、講義を受けることで学習の初期段階からゴロ合わせを覚えていく流れの中で、「ゴロ合わせが理解を助けるピースになってくれる」ことが分かり、面白い絵面とともに学習がどんどんと楽しくなっていった覚えがあります。
しかもそのゴロには、キーワードとともに、「何のことを言っているか」を思い出すための題名にあたる内容も含まれており、ゴロ合わせでよくある「ゴロはリズムで覚えているけど、そもそもこれって何のこと言ってるんだっけ?」が起こらないようになっていることなど、試験や実務で本当の意味で使える知識となっており、理解していてゴロ合わせでも覚えているので、ゴロ合わせ部分が問題としてどの角度から出題されても確実に答えられる形で記憶でき、この講座を選んだ甲斐がありました。
このゴロ合わせは他の予備校では扱っていない、まさにアガルートを選ぶべき最大の長所だと思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式集中講座も、最大限活用させていただきました。
こちらの使い方は少し特殊で、一度すべて解いたら2周目として「問題と解答を音読し、それをボイスレコーダーに録音する」ことを行っていました。
そして、3周目以降はその録音を歩きながら2倍速で聴くことで、記憶の定着を図っておりました。

試験での選択式での得点は思考力ではなく、数字問題のように「覚えているか覚えていないか」だけで天国行きか地獄行きかが変わってくる問題が多いため、この方法で回転率を上げ、記憶の定着を図りました。
5回転ほどすると、自分の声であることもあって、だいたい記憶できるため、非常におすすめなやり方です。
時短の効果もあるため、皆さんも活用してみてください。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断整理講座については、全く見ていません(笑)。
これには理由がありまして、私の場合は、科目横断と全く同じ目的で作成をした「比較体系表(自分で名付けました)」があり、各科目の類似論点を比較しながら覚えていたためです。

科目横断整理講座のテキストと唯一異なるのは、科目横断のテキストはA4に情報を集約しているのに対し、私の比較体系表はA3用紙に必要情報をとにかく記載し、繋ぎ合わせ、最終的に1m×2m程度の大きい1枚の情報用紙になるように作っていることです。
これにより、1つのテーマに対して一目で全体像と細かい比較の論点が一気に分かるといった利点があります。
記憶の仕方として有名なメモリーツリーを、科目横断で作るとこのような形になることが、私にとっては一番見やすかったです。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験で頻出となる法改正部分は、学習している際に「ここは法改正部分だ」という認識で学習するかが、ポイントだと思っています。
そのため、その法改正だけをまとめた本講座はとても魅力的でした。

使い方としましては、

①講義を1周する。
   ↓
②講義の重要だと思う部分をテキストに書き込む。
 このとき何年の改正かを明確にしておく(テキストへの一元化)。
   ↓
③あとはテキストを復習する

という形で、こちらはテキストに情報を集約して、復習をしやすくするための基となる教材として活用致しました。
そのため、講義自体は一度しか見ていませんが、テキスト復習の際に「ここは法改正部分だから余計に重要だ」という認識がもてるようになり、学習時の記憶のメリハリに重宝しました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問マスター答練は、試験本番とまったく同じ形式(選択の学習開始を10:30からとし、お昼休憩を挟んで、13:20から択一の学習を始める。他にも水分補給のタイミングやトイレの回数を試験に合わせるなど)で問題を解くことで、「社労士の知識ではなく、試験本番のテクニック的に足りないところや、長時間の緊張状態における体のパフォーマンスの変化など」を確認するために使用しました。
これにより、試験本番では何回も試作したこの答練と同じような感覚でできたため、変に緊張もすることがなく、万全の体制で臨めました。
社労士試験は選択式と択一式を合わせると、4時間と50分間もずっと初見の問題を解き続ける、という通常の日常生活では絶対にありえない中で高パフォーマンスが必要なため、このような特殊な訓練が必要であり、その訓練に一番適しているのが過去問マスター答練だと思います。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練については、最大限活用させていただきました。
ある程度勉強して分かったことなのですが、私は社労士試験では選択式ではなく、択一式の方が苦手だということが分かりました。
そして択一が苦手な理由の1つに、「新規問題に触れる回数が圧倒的に少なかった」ということが合格者との違いなのだと気付きました。
これを補うために、実力確認答練は非常に役立ちました。

基本の論点でありながらも、視点の違う問題の出し方に対して、どのように正答を導き出すかの学習として使用致しました。
さらにこの答練もしっかりと復習して、答練で出された問題は試験本番でも確実に得点できるように、仕上げた結果、択一でも合格点を出すことに成功致しました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策講座は、社労士試験の関門と言われる労働一般常識における、基礎となる知識を付けるために必要不可欠だと思います。
労一は試験範囲が広く、世間では「NO勉(全く勉強しないこと)でもよい」という節が流れておりますが、私はそれには反対です。
労一NO勉派の1つの言い分として、「コスパ、タイパが悪い」ということがあります。
これは、短期的な視点ではまったくその通りと言わざるを得ないと思います。
労一にたくさんの時間を投入して、他の科目が疎かになったり、そもそも勉強した労一の部分が試験に出ない確率の方が高いことなどが言えますよね。
しかし、私はもっと広く長い視点で考えたとき、つまり「逆に労一を勉強していなかったために試験に落ちてしまった」ときのことを考えています。
そのときは、労一以外の勉強で費やした1,000時間程度の頑張りが水の泡と消えてしまうのです。

もしかしたら、労一をあと100時間やっていたら受かっていたかもしれないのに…。
こう考えると、労一の勉強の100時間程度にコスパなどを掲げる必要などない、と思えるのではないでしょうか。
そして勉強するにしても、それを最短で必要部分のみをインプットできる白書対策講座は素晴らしかったです。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験に関しては、過去問マスター答練と実力確認答練とを混ぜた考えで行っておりました。
つまり、初見の問題を試験本番とまったく同じ形式で行い、時間配分や身体の変化、苦手となる科目や総合得点の良し悪しなど、その後の最終復習のときにどのような考えで復習に取り組むかの現状調査として活用致しました。

また、私が模擬試験を受けたのは、だいたい試験の3週間ほど前となります。
ここでは、やはり足きりが発生したり、総合得点不足などが発見でき、それでいて改善もできるギリギリのタイミングとなりました。
もちろん模擬試験の問題自体も復習するため、その時間も含めて試験の3週間前となりました。
模擬試験も「いつ、どのような目的を持って行うか」を自分なりに考えてみるのが良いと思います。

定期カウンセリングオプションの受講有無

なし

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

ここまでご覧いただきありがとうございます。
社労士の合格を目指すというのは、本当に大変なことですよね。
合格まで1,000時間と言われておりますが、その時間というのは家族や友人との大切な時間であり、仕事や趣味に没頭したい時間でもあり、本当に様々なやりたいことを犠牲にしなければ達成することのできないものですよね。
ですが、私が経験しているように、合格した先には自分だけでなく、自分の大切にしている方の人生をもサポートできる、とても素晴らしい力だと思っております。
辛い勉強時間を過ごすとき、自らが社労士を目指した原点を思い出してみてください。

必ずその原点が、あなたの合格への道しるべになってくれると思います。
頑張ってください!

講師へのメッセージ等

試験勉強という過酷な時間を楽しい時間に導いてくださり、ありがとうございました(^^)

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