受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

理系出身ですが、今は会社員として人事関係の仕事をしています。
上司との定期面談のなかで社会保険労務士という資格を知りました。
今の自分に足りない知識を幅広く得られる資格だと思い、挑戦してみることにした次第です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

きっかけはCMです。
たしかYouTubeで流れてきたものを見たと記憶しています。

その後ネットで比較サイトを見て、キャッシュバック等も考慮した総合的な費用と公表されていた実績を軸に講座を選びました。

合格体験記・学習上の工夫

基本的に勉強を中心としたライフスタイルを作ることで質と量の確保を図りました。

■平日
朝は5:00過ぎに起床し、5:30までに身支度を整え、出勤までの時間ポモドーロタイマーを利用して勉強しました。
また、会社のお昼休みは30分程度動画を利用して復習していました。
帰宅後もすぐに勉強を始め、集中が途切れたタイミングで長め(30分から1時間程度)の休憩をとります。
この長めの休憩のタイミングに、帰宅してからやらなければならないこと(食事、入浴等)をあてることで、時間の有効活用に努めました。
また、夜遅くまで体に鞭打ち勉強に励む心意気は大事ですが、やっぱりパフォーマンスは低下していますので遅くとも22:30には布団に入り、翌朝の勉強に備えました。

■休日
出勤しないこと以外は平日と同じです。
勉強時間が長くなる分飽きがきやすくなるので、寝転がったり座ったり、声に出したり、時には軽く運動しながら耳で勉強するなどの工夫をしました。

■やる気がでない日
どうしてもやる気がでない日は、勉強を進めたり復習したりするかわりに語呂合わせを考えました。
(事前作業として、日常の勉強の中で語呂合わせを作って覚えるべきと感じた箇所をマーク・付箋等しておきます)
社労士試験は暗記がメインなので、結果としてこれは非常に効果的だったと感じています。
また、各部の詳細な理解よりは回転を重視していました。

基礎講義のご感想・ご利用方法

基礎講座は、まずは社労士資格の全体像を把握するという意味で役に立ちました。
基礎講座で浅く知識を入れ、合格までのざっくりとしたロードマップを作成するということができました。
基礎講座の内容も含め、どの科目もほぼ全て初めて学習する内容ではありましたが、最初から深い論点について学習するのではなく、このような基礎講座があったことで後に取り組む総合講義の足がかりとなり、挫折することなく取り組めたのではないかと思います。

具体的な使い方としては、まず動画を一通り1.5倍速で見ました。
その後再度1.5倍速で動画を見ますが、このときにはじめてテキストを開き、適宜動画を停止しながら動画の中で触れられたワンポイント等のメモをとりました。
ただし個人的にメモに費やす時間はコスパが悪いと感じるので、最小限のメモとするよう注意しました。

次にテキストだけを利用して一通り目を通します。
わからない部分があれば都度動画に戻ってテキストの内容を咀嚼しました。

また、集中できない日についてはテキストがしんどいこともあったので、かわりに寝転がって動画を見るという使い方をしました。
そのときは2.0倍速で見ていました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、各科目ごとに1か月弱程度(安衛、徴収法等科目によっては2週間程度)で一通りの学習が終わるようなスピード感で学習を進めました。
一通りの学習の中で取り組んだことは、次の通りです。基礎講義と同様です。

まず動画を一通り1.5倍速で見ました。その後再度1.5倍速で動画を見ますが、このときにはじめてテキストを開き、適宜動画を停止しながら動画の中で触れられたワンポイント等のメモをとりました。
ただし個人的にメモに費やす時間はコスパが悪いと感じるので、最小限のメモとするよう注意しました。
次に過去問を解いてみました。わからなかった部分は必ずチェックし、論点の復習もあわせてしました。
次にテキストだけを利用して一通り目を通します。わからない部分があれば都度動画に戻ってテキストの内容を咀嚼しました。
この後もう一度過去問を解いてみて、再度分からなかった部分をチェックします。
さらにもう一度テキストを全て読み返し、特に復習が必要だと感じた点は付箋等してすぐに立ち返ることができるようにしました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座はほぼ視聴しませんでした。
理由は、動画視聴にかかる時間に対して得られるものが少なそうだと感じたからです。
動画を見ている時間で過去問を進めることができるし、自分がわからないと感じた論点が必ずしも過去問解説講座で解説されているとも限らなかったため、それであれば自分でテキストを見返した方が効率的だと感じました。

ただ、講座の中で紹介されたであろう語呂合わせに興味はありました。
さきほども述べましたが、自分にとって語呂合わせは合格のひとつの大きな要素だったと思っています。
ですので、過去問解説講座で紹介された語呂合わせだけをまとめた動画なんかがあればいいのにな、と感じました。
(実際、自分で作成する語呂合わせの参考にするためだけに過去問解説講座を少しだけ視聴しました。)

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

こちらは2、3回ほど動画視聴のみ実施しました。
テキストはほぼ手をつけていません。
理由は、ほぼすべて既知の内容だったからです。
科目別横断整理講座を学習するタイミングが比較的終盤だったため、すでにだいたいの科目の内容は頭の中に入っていました。
そのためこちらの講座は最低限の復習、という意味合いで数回視聴し、その他整理が必要だと感じた点は別途自分で整理をしました。
個人的にはもう少し内容充実していてほしかった部分です。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

こちらは2、3回ほど動画視聴した後、テキストに目を通し、試験一週間前くらいのタイミングに再度テキストを見直すような形で利用しました。
法改正部分は試験に出る可能性が高いということで、各科目のテキストが調製されるタイミングで判明していた主要な法改正については各科目の総合講義でも重点的に解説されていましたが、それ以外の法改正についてはこちらのテキストにしか掲載されていないものもありましたので助かりました。

また、各法改正についてその重要度が記載されていたので、学習のメリハリをつけやすかった点もありがたかったです。

欲を言えば、他の主要科目同様、カラー印刷のテキストであればもっとよかったです。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

こちらは試験対策上必要を感じて4、5回程度動画視聴しました。
予想問題は復習に都合がよく、助かりました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は自宅で時間を計って本番に準じた形式で取り組みました。
はじめて本番形式で問題に取り組んだのですが、時間配分がかなりタイトになること、それでも集中すれば時間内には解き終わるような量であること、試験時間が長いためほぼ確実に途中でお手洗いに行きたくなることなど、かなり細かい部分まで試験を感じて取り組むことができたと思います。

また、模擬試験結果の振り返りとして、自分は択一式の合格基準は余裕をもって満たすものの、選択式の足切りに対してもっとシビアに対策する必要があると認識できました。

このおかげで模擬試験後は選択式を意識した学習に切り替えることができ、合格に近づけたのではないかと思います。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

これから勉強しようと決心された方、再受験を決心された方、心から応援しています。

講師へのメッセージ等

大変お世話になりました。
ありがとうございました。