合格者の声|1,946時間の学習時間が自信に繋がる 大前 悠太郎さん
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目次
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
社労士試験を目指した理由・契機
・以前健康経営エキスパートアドバイザーという資格を取得した際に、同資格と社労士、または中小企業診断士のダブルライセンスで活躍されている方が多いことを知り、また仕事の関係で企業の方と健康経営に関する話をする機会が多いことから、まずは社労士試験を目指そうと考えた。
・これまで社会人になってから20数年、仕事に関係する資格試験を毎年受けており、これまで合格した資格試験は40以上に上る。一方で、社労士ほどの難関試験は挑戦したことがなかったことから、自分がどこまでがんばれるのか、という力試しという意味合いもある。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
・最初は独学で挑戦しようと考えたが、続けて中小企業診断士挑戦も考えていたこともあり、どうしても1回で合格したかったことから、合格率の高さ、教材・講義の充実度(試験範囲の9割以上をカバー、講義時間が他社講座よりも時間的に充実等)が決め手となり、アガルートの社労士講座にお世話になろうと考えた。
合格体験記・学習上の工夫
・私が勉強を始めたのは2021年3月であり、そこから1年半掛けて勉強を行った(2021年8月の試験は受験せず)。一般的に社労士は合格するために1,000時間の勉強時間が必要だと言われている。これが一つの目安になるのかもしれないが、各受験生によって元々持っている知識や勉強の質・スキルも異なる。社労士試験は、私にとってはとにかく長丁場(1年半)であり、毎日の体調等もあることからずっと集中して勉強し続けるのは難しいと考えたことから、私には1.5倍程度の勉強時間は必要だと考え、1,500時間勉強(≒月100時間)することを目標にした。勉強の「質」はどうしてもぶれてしまうので、私は勉強の「量」に重点を置き、毎日の勉強時間を記録(「Studyplus」というアプリを活用)することで、まずは自信を付けていくことに重点を置いた。結果として、勉強時間は1,946時間となり、その数字がそのまま私の自信に繋がったと思う。
・社労士の試験は広範囲であったが、私はほぼ知識ゼロの状態からスタートした。そのため、講義を1回視聴しただけでは、理解・記憶できないと考え、アガルートの講義をいきなり受講するのではなく、アガルートのテキストが届いたらまずは独学で自習(1週間程度で)したうえで、講義を受けるようにした。それにより、講師の方の説明がより頭に残るとともに、細かい論点についてもしっかりついていくことができた。なによりも自分が独学で理解できなかった部分を特に集中して視聴するのでメリハリも付いたと思う。私の場合、講義は繰り返し視聴するのではなく、1回だけ集中して受講することとした(1回しか見れないんだという緊張感があるのでより集中できる)。
・アガルートの教材は試験範囲の9割以上をカバーしているということもあり、テキストを全て覚えれば合格する、というイメージを持っていたことから、テキストを覚えるためにひたすら過去問および市販問題集を解き、間違えた問題はテキストに戻って丁寧に読み込むということを繰り返した。その結果、本番ではテキストに書いてあることは一通り頭に入った状態で試験に臨むことができた。
・本番の試験については、過去問・市販問題集をかなりやり込んだつもりであったが、非常に難しく感じた。択一については、一つ一つ問題文が長く内容も難解であり、一定の国語力も要求される試験かと思う。時間に追われる中ではあるが、必ずテキストに掲載されている論点のどれかなので、頭の中でテキストをパラパラめくっていくイメージで、この問題の論点が何なのかということをアウトプットするというスキルが必要になってくる。テキストを読み込み、一定程度記憶していることでそのようなスキルも自然と身に付いたものと考えている。
基礎講義のご感想・ご利用方法
・社労士試験の全体像、例えば知識の範囲や試験本番までのスケジュール、学習方法のスタイルなど、長丁場になる学習期間に向けて心構えをしっかりとイメージすることができた。
・私はほぼ知識ゼロの状態からスタートしたため、基礎講義で全体像をつかみ、概要をなんとなく頭にインプットするという点では非常に役に立った。特に労働科目については労基法をはじめとする法律知識が大半を占めることから、法律をどのように理解していくか、法律用語や法律独特の言い回し、解釈を読み解く方法といった、学習を進めていくうえで法律初学者の私にとっても大変分かりやすい講義であった。社会保障科目については健保・年金が大きな柱であったが、身近な論点である一方でこちらも知識ゼロであったことから、基礎講義を通じて全体像をざっくり把握することで、すんなりと総合講義に繋げられたのではないかと考えている。
・基礎講義のテキストは大変よくまとまっていた。総合講義がスタートしたあとも、よく理解できない論点については基礎講義のテキストに立ち返って読み返すことで、ちょっとした視点の切り替え(シンプルなものの見方)ができて、新たな気付きや総合講義の内容がよりよく理解することができた。
総合講義のご感想・ご利用方法
・総合講義の映像教材は非常にボリュームがあって、一つ一つの論点を丁寧に説明されていたのが良かった。社労士は試験の範囲が広く、知識の抜け漏れがあると本番でも焦ってしまう可能性があるので、網羅性および論点の深さを兼ね備えた総合講義はとても信頼感を持つことができた。
・勉強法としては、まずはテキストを一通り読んでから映像教材を視聴するようにした。特に自分でテキストを読んでもいまいち理解が進まない箇所については集中して視聴し、メリハリのある授業を受けようと心掛けた。またテキストの細かい論点も実は試験に出やすいということもあるので、重要な箇所とそうではない箇所をしっかりとテキストにメモしていった。
・前にも書いたが、アガルートの教材は試験範囲の9割カバーしており、基本的にテキストの内容をしっかり暗記・理解できれば合格レベルに達すると考えていたので、テキストを覚えることに注力した。単に読んだだけでは記憶できないことから、過去問等を解きながらテキストを見返す、例えば2時間と時間を決めてその時間内にパラっと1冊のテキストを見返す、10時間程度かけてじっくり全文を読み込む、といったように、勉強自体を飽きさせないようにメリハリを付けながら学習を進めていった。
・実際のパターンとしては、アガルートテキスト読み込み⇒過去問⇒市販教材(択一・選択)⇒アガルートテキスト読み込み、1科目あたり1週間〜10日程度のローテーションで試験直前まで回していった。私の場合は同時に複数科目には手を出さず、集中的に1科目ずつ学習していった。
過去問解説講座のご感想・ご利用方法
・過去問解説講座については、総合講義が終わった後、まずは独力で過去問を全て解き、その後集中的に映像教材を視聴するようにした。独力で解けた解けないにかかわらず全て視聴することとし、自分の気付かない解き方や論点等について確認することができた。
・池田講師の直筆イラストによる暗記法については、私自身はそれで覚えることはできなかったものの、講義自体は楽しく受講することができた。
・過去問集については非常にコンパクトだったため、持ち歩き易かったのがとてもポイントだったと思う。気分を変えて喫茶店で勉強することもあったが、過去問集は小さかったことから、過去問集・赤ペン・蛍光ペンをセットにして、喫茶店の机で十分に勉強することができた。
・アガルートのテキスト・過去問集ともに、適度な余白があったため、書き込みがしやすかったことも重要なポイントかと思う。
科目横断整理講座のご感想・ご利用方法
・科目横断整理講座のテキストは約60ページ程度と大変コンパクトにまとまっている一方で、知識があやふやになりやすい論点や、必ず暗記しなくてはならない目的条文が全て掲載されており、大変重宝した。
・特に目的条文については、竹田講師から暗記が必須ということを総合講義の映像教材でさんざん言われてきた一方で、総合講義のテキストではちらばっているため勉強しづらかった(暗記しづらかった)が、横断整理講座のテキストでは、数ページにまとめられており、こちらを使って数十回読み込みをすることで暗記することができた。
・他にも、審査官・審査会の論点についても法律(労働法科目・社会保険科目)によって、内容が微妙に異なってくるので、そのあいまいな知識を定着させるうえでも最適な内容であった。
・試験本番もこのテキストだけを持ち込んで、直前まで暗記するために活用した。
法改正対策講座のご感想・ご利用方法
・法改正については、全科目において大小さまざまな改正がありとにかくボリュームが多かったことから、他の労働基準法などと同じように独立した科目(11番目の科目のようなイメージ)として、時間を掛けてじっくり取り組んだ。
・講座では重要度の高い3つ星・2つ星について解説いただいたが、1つ星についても改正自体は重要ではなくても、その対象の知識が深まることからしっかり読み込むように心がけた。
・法改正については、市販問題集でもまだ取り上げられていない内容も多かったことから、法改正対策講座テキストの後半にある演習問題は何回も繰り返し解くとともに、改正前後の内容をしっかりと理解するようにした。
・元になる科目(労基、健保など)を復習した際には、必ずセットで最後に法改正対策講座のテキストも読み返した。
白書対策講座のご感想・ご利用方法
・社労士受験を始めた時には、1年半という十分な勉強期間を確保できるという安心感から、白書についても原文を全て読んで勉強しようと考えていた。しかしながら、社労士の勉強を進めていく中で、インプット・アウトプットに想定以上の時間が掛かり、白書を一つ一つ読んでいく時間がないと思うようになった。
・白書対策講座のテキストは約100ページ程度ということもあり、1日でひととおり読むことができる量にまとまっている。じっくり読むというよりは、すき間時間を活用して読み物を読むイメージで繰り返し読んでいった。細かい数字を覚えるというのではなく、自分の感覚と違う部分(就業者数について男性は減少しているが、実は女性は増えているなど)を中心にトレンドを覚えるようにした。
模擬試験のご感想・ご利用方法
・模擬試験については、本番を想定しその時点の自分の実力を図るうえで大変役に立った。社労士試験については、市販問題集でアウトプットを行っていたが、模擬試験レベルも問題にはまったく歯が立たず、より深い勉強が必要ということが認識できた。
・模擬試験から試験本番約2ヵ月間は、あいまいだった知識を固めることに注力し、過去問等を解く際もあってるあってないということは二の次にして、その問題文がしっかり頭に入っているか、自分の知識として定着しているかを一つ一つ確認しながら解くように意識するようになった。そのような意識変革のきっかけとなったことも合格に繋がった大きな要因かと思う。
・またモチベーションの観点からも一度模擬試験で叩かれて、その後の集中した学習に繋がったものと考えている。
社労士試験合格を目指す方へのメッセージ
・社労士は間違いなく難関試験です。一方で各受験生の置かれている環境、いわゆる1日にどれくらいの勉強時間を確保できるか、ということは様々です。1日24時間という限られた時間の中で、何を優先していくか、という「決め≒覚悟」は大切だと思います。私の場合は10分あればすぐにテキストを開いて読んでいましたし、通勤時間および毎日出社を1時間早めてカフェでの朝勉を日課にすることで、とにかくすき間時間を最大限に活用して平日3〜4時間の勉強時間を確保しました。1年半の勉強期間で全く勉強をしなかったのは2日間だけです。家族旅行等に行っても、すき間時間を見つけて最低1時間は勉強するということを自分に課していました。それぐらいしないと私の場合は合格しなかったですし、逆を言えばこれぐらいすれば合格できる試験であると思いますので、社労士に何がなんでも合格してやる、と考えている受験生の皆さまはそのような覚悟をお持ちかと思いますので、合格が手に届くのではと思います。ぜひともがんばってください。
講師へのメッセージ等
・竹田講師、大変お世話になりました。講義のスピード・口調など、本当に聞きやすく、すっと頭に入ってきました。竹田講師についていけば間違いない、そんな雰囲気・印象を受けながら講義を受けていたので、講義が進めば進むほど自信を深めることができましたし、その自信のおかげで受験本番も落ち着いて問題を解くことができました。本当にありがとうございました。
・池田講師、大変お世話になりました。笑いを誘うような手書きのイラストを駆使され、楽しく講義を受けることができました。池田講師が社労士受験をされてからそこまで期間が空いていないということもあり、受験生目線でのアドバイス等も大変参考になりました。本当にありがとうございました。