合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

知り合いの社長から社会保険労務士の資格を紹介され、受験を決意しました。
合格後その社長と一緒に仕事をすることを目標としていましたが、社長の病状が悪化し今年の2月に他界してしまいました。
社労士を目指すきっかけをくれた社長にはとても感謝しています。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ネットで受講できる予備校を第一条件として比較サイトで見つけたことで、決めた要因はサンプルのテキストと竹田先生の講座が分かりやすかったことと、全額返金のキャンペーンです。
動画を視聴するシステムが操作しやすかったことも要因です(他社のは操作性が悪く見にくい印象でした)。

合格体験記・学習上の工夫

「初年度での合格」を第一の目標として学習スタート時より掲げ、カリキュラムのスケジュールに沿って学習をすすめていきました。

動画での受講の効率を上げるためエクセルで各科目のインデックスを作成し、見たい講座がすぐに見られるようにしました。
また、過去問の解答用紙も作成し、テキスト過去問の回転の効率をあげました。

白書対策講座までのカリキュラム終了時点の6月末までの所要時間は約500時間でした。テキスト過去問は6周済で得点率は9割以上という状況でした。模試は他校を自宅受験で4回分と会場受験で2回分受けました。6月下旬での会場受験では選択が20点、択一31点でした。
過去問で9割以上とれているのに模試で得点できない原因を分析し、①時間配分ができていない②一問一答に慣れているので五肢択一の解き方が分かっていないという2点の問題を原因としてあげました。
問題を解決するために7月と8月は予備校2校とアガルートの3校の模試を計3回ずつ本試験と同じ所要時間と時間帯で実施し、本番の流れを体に落とし込んでいきました。
2カ月間で約300時間の追い込みのおかげで試験本番でも実力を発揮することができました(最終的にテキスト過去問は9周しました)。

基礎講義のご感想・ご利用方法

学習開始時期が11月19日で12月は繁忙期により十分に学習ができておらず、実質年明けからのスタートだったので学習の遅れを取り戻すため、基礎講義は視聴していません。結果的に総合講義のみで理解を深めることができたので、個人的には基礎講義は必要ありませんでした。
ただ、自分は法学部出身であり初学者に比べると法律における苦手意識やまったく意味が分からないなどということがなかったためと思います。総合講義やテキストにおいても基礎講義の内容をカバーしさらに深く解説しているところも助かりました。

話が少しテーマとずれますが、学習当時(合格まで)自分はTwitterなどでの情報収集は一切行いませんでした。YouTubeにおいてはアガルートと他校の解説動画を視聴していました。
試験後に主にTwitterで情報収集を行いましたが、そこではじめて学習中にTwitterを利用しなくて正解だったと感じました。他の受験者との情報収集により迷いが生じ、さらに他の受験者と比較することで自分のペースが乱れる恐れがあったからです。
ただひたすらにアガルートの教材と竹田先生の講義と模試の復習を繰り返したことが後で考えると合格への最短ルートだったと気づきました。テーマと関係ない内容で申し訳ありません。

総合講義のご感想・ご利用方法

先の項目でも書きましたが、動画での講座の効率を上げるためエクセルで各科目のインデックスを作成し、見たい講座がすぐにみられるようにしました。動画の通し番号、時間、内容、テキストの該当ページ数を講座視聴ごとに埋めていき、2回目からはそのインデックスをみればすぐにほしい情報にたどりつく環境を構築しました。
総合講義を1周視聴した後は、過去問を解いていく中で分かりにくい論点の箇所を再度視聴するようにしました。
また、基本的に1.5倍速で視聴し、できるだけ動画視聴にかかる時間を短縮しテキスト過去問に時間をかけられるようにしました。7月の時点で理解が浅かった社一・労一を再度1周視聴し、科目横断整理講座・法改正対策講座・白書対策講座は2周視聴しました。動画の中で竹田先生が言われる試験内容や本番におけるアドバイスは別紙にメモし、何回でも確認できるようにしました。

竹田先生がおっしゃった「動画を視聴している間は本当の学習ではなく、1周終わったところから本当の学習がはじまる」という言葉は2~3周目のなかなか過去問が解けない時期に痛感しました。
過去問を6周以上繰り返してもどうしても理解できない時に、基本である総合講義を視聴し再度自分に落とし込む方法のおかげで苦手箇所をなくすことができました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

試験直前期の7月8月は科目横断整理講座にかなりの時間を費やしました。
テキストに自分が必要だと思うポイントを追記し、さらに別紙で各テーマ別に全科目の関連項目をまとめて冊子を作成しました。テーマの一例は、各科目における届け出の違い、国庫負担、年金別の条件の違いなどです。模試の復習をしているなかで知識があいまいな箇所を横断的にまとめる癖をつけていました。科目横断整理講座のテキストは情報を集約し、試験前日と当日に1回読めば自分の確認したい項目がみられるようにしました。講座の視聴はまず1周と試験1週間前に2周目を視聴しました。

科目別学習を経て、一気通貫に全科目を横断したことも、苦手箇所をなくし、合格できたことにつながったと思います。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

カリキュラムのすべての講座においていちばん感謝しているのは法改正対策講座です。
講座自体は3周したのですが、試験当日の朝の時間に法改正対策講座のテキストを中心に再確認したことで、選択式の社一の得点を獲得することができました。社一の救済希望者が多かった今回の試験において、自分の合否を分けたのはこの法改正対策講座の学習だったと思います。
他社の模試を解いていく中でもこの法改正対策講座を中心に理解を深めていくことができました。
テキスト中の星印の重要度もとても参考になり、改正点の取捨選択に役立ちました。

総合講義のテキストに書かれている改正点をさらに詳細にまとめた本テキストの内容はとても分かりやすく、かつ講義の内容は竹田先生なので安心して学習をすすめることができました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策講座については先生の解説の音声とテキストの内容のみだったので、他の講座と比べると理解まで時間がかかりました。まず1周と試験前1週間に2周目を視聴しましたが、学習の中心は模試で出てきた白書関連の項目を別紙にまとめこれも「白書関連」というテーマで冊子を作成することで対策を行いました。
本試験ではそのまま出た個所はほとんどありませんでしたが、類似した論点が選択式と択一式で出題されたため、別冊子を作成するという自分の学習方法も間違ってはいなかったのかなと思います。

白書対策がいちばん最後まで本当にこれでいいのか確信がもてないままでしたが、皆同じ条件なのだと自分に言い聞かせやれることをやりました。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

自分は試験を受けることを決めた時から「初年度で合格する!」という目標を掲げ、日々学習に励みました。
また、「800時間以上の学習時間を確保する」という目標も掲げ、月ごと週ごとにスケジュールを決めてすすめていきました。

初年度は特に効率をあげて学習する必要があるので、タイムマネジメントが重要になってきます。
自分は初年度で合格を勝ち取ることができるのだという強い思いと、正しい努力があれば必ず良い結果が得られる試験なので、ぜひアガルートで夢を実現してください!

講師へのメッセージ等

<竹田先生>
竹田先生の静かなる中にも熱き闘志のこもった講義のおかげで初年度での合格を勝ち取ることができました。本当にありがとうございます。講義の中でおっしゃったひとつひとつのメッセージに勇気づけられ、あきらめずにモチベーションを維持することができました。アガルートを選んで竹田先生に出会えたことが自分にとっての大きな財産となりました。また、今後も機会があれば竹田先生の講義を受けたいと思います。

<池田先生>
池田先生のユーモアのおかげで最初の不安な気持ちは吹き飛び、楽しく学習を進めていくことができました。YouTubeの試験直前期の過ごし方や当日の注意点の動画は何回も繰り返して見ました。池田先生の明るい笑顔のおかげでリラックスして当日も試験を受けることができました。本当にありがとうございました。

カリキュラム、講座のご感想等

この社労士試験を通して、強い思いを持ってあきらめず正しい努力をすれば結果を自分に引き寄せることができるのだということを、確信を持って自分に落とし込むことができました。
この体験をさせてくれたアガルートのすべてのスタッフの方々に感謝しています。本当にありがとうございました。
事務指定講習修了まで時間があるので別の資格にチャレンジしようと考えていますので、そのときは宜しくお願いいたします。