合格者の声|総合講義の内容をマスターすれば、本試験で戦って合格できます 麻生 忠司さん
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目次
合格者インタビュー
受講されていたカリキュラム
下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。
社労士試験を目指した理由・契機
アルバイト先の社員の方が過労で心身を壊してしまったことを間近で見るという経験から自分の無力感を感じたため、インターネットで労働について調べている時に社会保険労務士という資格があることを知ったので目指そうと思いました。
アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ
1月に試験を受けると決心したため、時間と労力のかかる独学は頭になく、予備校を使おうと思いました。
様々な予備校のサイトを見て、他の予備校と比較すると受講料があまり高くないにもかかわらず本試験のテキストカバー率が高く、合格すれば全額返金があるという点に惹かれました。
合格体験記・学習上の工夫
初受験で何の知識も無い上に、学習を始めたのが1月で本試験まで約8か月しか無かったため、とりあえず1周して各科目に慣れることを第一の目標として講義は1.5倍~2倍で聞きました。
アガルートのテキストはどの教科も章立てになっているため、基本的に1章のインプット講義が終わったら1章分の過去問も並行して解いて、インプットとアウトプットを交互に繰り返しながら各科目を終わらせていく勉強法を続けていました。その際に各肢の過去問にテキスト該当ページをメモしていました。
私の場合、よく推奨されるテキスト黙読は集中力がすぐに尽きてしまい向いていないと感じたため、2周目以降は、過去問を解いて、テキスト該当ページを読むついでに、その前ページと次ページの計3ページを読むことを黙読に代えて行い、本試験まで計4周することができました。
通学の合間のスキマ時間には、選択式対策のアプリをダウンロードして、各科目の復習や目的条文に慣れることを中心に行いました。
また、学生で勉強にさける時間の総量が圧倒的に多かったため、勉強時間を記録できるアプリを用いて日々の勉強時間を目に見える形で残してモチベーションの維持も行っていました。結果、約8か月で1,100時間勉強できたことも最後の最後で自信に繋がったと思います。
基礎講義のご感想・ご利用方法
アガルートの社会保険労務士講座を申込み、テキストが届いたのですが、テキストの1冊1冊が分厚く「学生の自分にできるかな」と感じました。
また、学生のため、特に「雇用保険法」や「年金科目」は今までの人生で深く関わることがなく、右も左も分からない状態でした。
しかし、総合講義に入る前に科目全体の特徴や重要度の高い箇所を事前に講義して下さる基礎講義があったおかげで、初学者で学生の私でも、ある程度慣れることができ、各科目の概要をつかむことができました。
また、本格的に腰を入れて勉強しなければならないのは総合講義の方なので、肩の力を抜いてリラックスして受講することができました。
総合講義はそれぞれの細かい規定を1から見ていき、本試験まで時間の無かった私は焦っていたこともあり、何回も、今どの部分を学習しているのか分からなくなってしまうことがありました。そのような状態に陥ったときに、リラックスして受けていた基礎講義のテキストを見返して、今、自分はどの規定のどの部分を学習しているのかを確認して、迷子になることを防ぐことができたため、総合講義の前に基礎講義を受講することは、特に私のような初学者にはとても有用であると感じました。
総合講義のご感想・ご利用方法
各科目の細かい内容まで見ていき、本試験合格に足りる知識をインプットするのが総合講義でした。
まず目を見張ったのはテキストの分厚さでした。
しかし、よく見ると巻末の条文の部分が占める割合も少なくなく、基本的に章の終わりごとに10問程度の演習問題があったため、実際に勉強する箇所は思ったよりも膨大ではありませんでした。
テキストの作りは、最初に条文が書いてあり、その条文の考え方や解説が下に詳しく書いてあるという構成でした。
やはり法律の資格試験であることや、選択式対策の点からも、条文を常に意識しながら勉強することが最も重要なのだと感じました。
前述の通り、それぞれの講義は1.5倍~2倍のスピードで、難しそうなチャプターは1.25倍ほどのスピードで聞いて時短を図りました。
また、テキストには余白もあり、竹田講師が講義の中で、テキストに載っていないことや考え方のコツ、かみ砕いて説明して下さったことは、余白に書いておいて、2周目以降に見直した際、頭の中で講義を再現できるようなテキスト作りに注力しました。
アガルートの場合、本試験内容のテキストカバー率が高いため、この総合講義の内容をマスターすれば、本試験で戦って合格できるという思いが根底にあったので、意欲的に講義のチャプターを進めることができました。
科目横断整理講座のご感想・ご利用方法
社会保険労務士の試験範囲は、主要な法律だけでも8科目あり、一般常識で学習する法律も合わせると何十もの法律を学ばないとなりません。このような膨大な量を理解するだけでも一苦労ですが、中には似ている規定も多くあり混同してしまうことが少なくありませんでした。
科目横断整理講座は、各科目をインプットし終えたときに開かれる講座であり、各科目の似ている規定だけを抽出してまとめたテキストを用いて学習を進めていきます。そのため視覚的にも、一目でどこが相違点で、どこが共通点なのかが分かりやすかったです。
また、選択式対策のためには暗記することが必須な目的条文ですが、ただ読むだけでは覚えづらいため、目的条文の構造がどのようになっていて、どの文言に注意するべきかも教えていただけました。
法改正対策講座のご感想・ご利用方法
やはり社会保険労務士は、法律の資格であるため、毎年のように改正される条文に柔軟に対応しながら勉強しなければなりません。
法改正対策講座は、各科目の近年の改正点だけを凝縮してまとめたテキストを用いて講義が進んでいきました。テキストには改正箇所ごとに重要度が記載されており、本試験まで、あとどの程度勉強することができるのかを逆算しながら受講することも可能でした。
私は、総合講義の講義動画を1周しかできなかったため、あまり理解せずに進んでしまった論点がいくつかありました。その論点が丁度、改正されたものだったため、再度説明をしていただいて理解できた規定が多くありました。
また、法改正対策講座で学んだ箇所から総合講義のテキストに戻って、読み返すことで覚えた知識がより一層強固なものになっていく感覚がありました。
白書対策講座のご感想・ご利用方法
社会保険労務士試験に合格するためには、基本的に各科目選択式で5点中3点以上、かつ、択一式で10点中4点以上得点しなければ基準点に達することができずに不合格となってしまいます。中でも労働一般常識は難問や奇問が出題され、基準点を確保するだけでいっぱいいっぱいだと思います。
そこで白書や統計を学習して確実に得点することが合格には必要不可欠です。
白書対策講座は、勉強しなければならない白書や統計の重要部分の分析、演習問題がひとまとまりになったテキストを用いて講義が進んでいきました。白書や統計対策も、これまでに総合講義で習慣化した勉強方法であるインプットとアウトプットを交互に進めていき、知識の定着を図りました。
模擬試験のご感想・ご利用方法
社会保険労務士の本試験は、試験時間が、午前が1時間20分、午後が3時間30分と1日がかりの集中力、体力勝負の試験でもあります。午後は、3時間30分で70問を解かなければならず、かなり時間に余裕のない厳しい資格試験だと感じました。そのため、事前に模擬試験を受けて、自分の解くペースを把握して、解く科目の順番を確立させなければなりません。
私は模試を計3回受験し、特に初回の模擬試験は、時間が圧倒的に足りず、残り2教科を15分程度で解かなければなりませんでした。その後の2回の模擬試験で自分なりの時間配分の仕方を確立し、本試験では10分残して解き終えることができました。また、最終段階の模擬試験で間違えた部分は、自分の弱点を発見する良い機会でもあると思うので、本試験までに少なくとも1回は受けておくことを強くおすすめします。
社労士試験合格を目指す方へのメッセージ
社労士試験は年に1度しかなく、試験が直前に迫ってくると、きちんと暗記できているか不安になることが多いかと思います。私自身も試験前2週間は不安でいっぱいで地に足をつけて勉強ができませんでした。
しかし、不安を感じるということは、それまで自分自身が一生懸命に努力を積み重ねてきたからこそだと感じます。
辞めたいと思うこともあるかと思いますが、試験日当日まで腐らずに努力を積み重ねていってください。
講師へのメッセージ等
右も左も分からない学生だった私が合格できたのは、総合講義で分かりやすく解説して下さった竹田講師、過去問解説講座で分かりやすい語呂合わせを多く教えていただいた池田講師がいたからです。
何とお礼を伝えればよいか分からないのですが、とにかく感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとうございました。