合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由・契機

労災の経験があり、その対応で社労士の存在を初めて知りました。サラリーマンである以上、労働法規に詳しいに越したことはないと思いました。また終身雇用制度が崩壊している日本で、どうにか生きていくために独立を視野に入れた資格が欲しいと思っていました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

オンラインで24時間受講できる環境は、前職で夜勤かつシフト制で働いていた私にとって都合がよい点や、1回目の受験では独学で主に一般常識科目まで対策が行き着かず惨敗した反省点から、しっかりカリキュラムで学習ができるオンライン予備校を探していて、アガルートは他社比較でも価格が安かったことが決め手です。

合格体験記・学習上の工夫

仕事を5月末でやめて挑戦をすることにしました。講座の視聴が4月からでしたが、とにかく追いつくのに必死でした。
試験範囲が膨大で大変ではありましたが、とにかく早く全科目を回す意識で過去問を解いていました。過去問で間違えたところは適宜テキストで振り返りをする癖をつけました。結果、過去問は今年(2022年)だけでもすべての科目で5周はしていました。大体2週間以内で全科目を回せるようになったのが8月頭くらいの話で、それまで受けていた模擬試験の点数は択一で30~35点をうろうろしていたところが、8月頭のあるとき突然40点を超えるようになっていました。8月半ばにアガルートの模試を自分で解いたところ、45点。着々と合格圏まで成果が積み上げられているのを感じました。
しかし問題は選択式。どの模試を通してもすべての科目で3点以上は取れず、厳しい戦いでした。必ず復習をしていました。試験1週間前はテキストを読み直すことを意識して学習を継続。

本試験ではすべての科目で3点以上をとることができ、(今年の試験は3点未満の救済がありませんでしたが)無事合格することができました。それまで1度も合格点をとったことがなかったので、自分でもうれしいです。

基礎講義のご感想・ご利用方法

なるべく基礎講義には時間を割かず、速く回すことを意識しました。なので視聴スピードは2倍速で視聴しております。ここですべてインプットというより、全体感をつかむよう意識することで、その後の総合講義において理解の柱となったように思います。

私は今回が2度目の受験で、1度目の受験は独学での勉強でした。1年目と2年目の4月までの独学期間は自分なりにはインプットしていたつもりですが、実は重要な部分をとり逃してしまっていたり、大事な基礎がなってなかったりということに気づくことができました。同時に復習・振り返りにもなり、学習がおろそかになっている教科や項目に気がつくことができました。

実際あまり基礎講義は印象に残っているわけではありません。ただ薄いテキストは初めに取り掛かりやすく、のちに受講する総合講義のテキストの分厚さに比べたらショックが少なく(これを勉強するのか……というような)、前向きな姿勢では臨むことができたと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、とにかく速く回すことを意識しました。基礎講義が終わった瞬間に取り組んでおります。総合講義のテキストが届いて(申込みをした4月ごろ)1冊の分厚さに心がやられながらも(笑)、詰め込まないと試験までに間に合わないと思ったからです。基本的なスピードは2倍速でした。ただし、よくわからない部分や自分の苦手意識がある単元に関しては1.5倍で視聴するなど適宜調整をしていました。

竹田先生が教科頭や教科の終わりを含めて、適宜、受講者のフォローを入れてくださるのが個人的にすごく救われました。オンラインで受講していると自分のペースが本当にこのままでいいのか不安になることがたくさんあったし、Instagramでたまたまつながった受験生は私より何倍も先にいっていて、心が折れかけていたタイミングがたくさんありましたが、竹田先生のおっしゃった、「忘れるのは当たり前で、それを承知の上講義をしている」という旨の発言や、励ましの言葉、「模試で点数取れずに落ち込まないで」という旨の発言は1.5倍速(私は通常2倍速だったので、速度を落としてまでしっかり聞いてました)で見ていました。竹田先生のおかげで今回合格をつかめたのだと思います。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

動画は一通り視聴しました(私にとってデフォルトの2倍速で)。
選択式の対策(条文の暗記や理解)で、すごくためになりました。暗記ってやみくもにやるより、ポイントごとに絞らないと量的に厳しい。でもどこが大切なのかわからない私にとってはわかりやすいインプットができました。毎日条文には触れる機会を設けておりました。

択一式の対策は、講座単独での視聴より、自らの学習の中での疑問解消のために適宜テキストを開いておりました。特に給付制限等の項目は学習が進んでいくごとに適宜整理ができて、重宝いたしました。断片的になってしまうところを横断学習できたことは効率がよく、独学の時とは大きく違い、成果を出せたポイントだと感じます。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

講座も一通り視聴し(私にとってデフォルトの2倍速)★1の項目を含めて目を通していたほか、★3、★2の項目は試験直前の1週間でもおさらいしました。また、外部の模試を受けたときに出題されて間違えた法改正情報はこのテキストで復習をするようにしておりました。

法改正部分がまとまった情報は独学時に喉から手が出るほど欲しいものでしたので、今回は思い切り活用できたと思っております。個人的には法改正情報は、現時点での世の中の情報を最先端で知ることができるように感じて、大変興味深く学習をすることができました。やはり今回の勝因は、試験直前の1週間に見直したところだと思います。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策は独学時、特に頭を抱えていましたが、膨大な白書がこんなに薄いテキストでまとめられているのはすごく魅力的でした。7月に入ってからは週1くらいで1冊を読み込む機会を設けており、統計ごとの特徴がつかめるようになった頃から、模擬試験でも点数をとれる経験が増え、一般常識の統計に対する苦手意識が和らいでいきました。本試験でもこの白書対策講座を受講したからこそ解答できた問題があり、今回の合格はこの講座を抜きにしてはありえないと感じました。
この薄さが回しやすいし、活用できたのもこの薄さのおかげでしょうか。ありがとうございました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他社の模擬試験を5回受けていたこともあり、アガルートの模擬試験は後手後手になってしまいました。8月半ばに受けたので、講座は視聴しておりません。
奇抜な問題ではなく、基本的な問題が中心であり、結果は択一45点、選択が労一2点ではありましたが他の単元は4点・5点、のように今までの実力よりレベルアップできているのを実感できて、これまで以上にアクセルが踏めるようになりました。同時に点数がギリギリで、出題問題も基本的な問題であったように感じたことから、知識の穴となっている部分のもう1歩の詰めをかけなければ合格はないと思い、気を抜かないように対策ができたのだと思います。間違えた問題はテキストで確認するようにしました。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

私は7月までに受験した模試5つはどれもD判定でした。勉強を続けているけれども思うような結果が出ず、2度目の受験も涙を流すのかと不安がよぎっておりましたが、全教科の過去問を2週間で回せるようになってから、やっと模試の結果が出てきました。つまり、過去問を回すスピードを意識できるようになった時には、合格が見えてくると思います。

講師へのメッセージ等

竹田先生の講義に圧倒的に時間を割いた私は、感謝の思いでいっぱいです。