社労士は独立したほうが楽しいって本当?開業した社会保険労務士のやりがいと魅力とは
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社会保険労務士(以下、社労士)は、独立開業を目指せる国家資格として知られています。
社労士試験に合格した方や、これから社労士を目指そうと考えている方は、社労士の仕事や働き方について知りたいと考えているのではないでしょうか。
「社労士は独立した方が楽しい」という意見もあるため、社労士事務所へ就職するか、独立開業を目指すか迷ってしまいますよね。
本コラムでは、社労士として独立するメリットや魅力、仕事のやりがいについて解説します。
社労士として独立した方の体験談や、仕事できついと感じるポイントなども紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
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社労士は独立したほうが楽しいって本当?
結論から述べると、「独立したほうが楽しい」と感じる社労士は多いでしょう。
2024年度社労士実態調査によると、調査に回答した社労士のうち、開業社労士の割合は約60%・勤務社労士の割合は約40%です。
つまり、社労士資格を取得した方の半数以上が独立開業を選択しています。
また、「独立開業して人生を変えたい」という理由で社労士を目指す受験者も多く見受けられます。
一般的に、多くの方が社労士として独立開業する働き方に魅力を感じていることが伺えるでしょう。
社労士として独立開業すれば、働き方や報酬、経営理念などを自分の裁量で決定できます。
地元密着型の社労士事務所として細く長く経営を続けるのか、積極的に事務所の規模を拡大するのかなど、経営方針の判断も自由です。
一国一城の主として事務所経営に携われるため、会社員とは異なる高揚感を味わえるでしょう。
さらに、独立すれば定年に関係なく働けるため、老後の生きがいとして独立開業するという選択肢もあります。
なお、独立開業にあたっては、社労士としての知識だけでなく、経営的思考やビジネススキルが必要です。
独立開業を通して、社労士としても経営者としてもスキルアップできるため、自分自身の成長にも楽しみを感じられるでしょう。
社労士として独立するメリットとデメリット
社労士として独立する際は、メリットとデメリットの両方を把握しておくことが重要です。
ここでは、社労士として独立する主なメリット・デメリットについて解説します。
社労士として独立するメリット
社労士として独立する主なメリットは以下の通りです。
- 自分のペースで働ける
- よりきめ細かなサービスを提供できる
- 努力が収入に直結する
- 定年がない
ひとつ目のメリットは、自分のペースで働けることです。
社労士として独立すれば、個人事業主として自分の働き方を決定できます。
会社員のように決まった勤務時間や会社のルールに縛られず、自分のライフスタイルに合った働き方を選択できるため、家庭と仕事を両立しやすいでしょう。
また、社労士として独立開業すれば、クライアントからの信頼を得られやすくなるというメリットも得られます。
勤務社労士とは異なり、自分が主体となってクライアントとやり取りできるため、よりきめ細かなサービスを提供することが可能です。
クライアントから頼りにされたり、仕事に対する感謝の言葉をかけられたりと、やりがいを感じられる場面も多いでしょう。
加えて、社労士として独立すれば、収入面でのメリットも期待できます。
2024年度社労士実態調査によると、開業社労士事務所の年間売上の中央値は約550万円・平均は約1,658万円です。
また、同調査によると開業社労士の約2%は1億円以上を売上げており、勤務社労士よりも高収入を得られるチャンスがあることがわかります。
自分の努力が収入に直結するため、頑張り次第で収入アップを狙えるでしょう。
さらに、独立開業すれば定年に関係なく働けるため、勤務社労士よりも生涯収入を増やせる可能性があります。
社労士として独立するデメリット
社労士として独立することで多くのメリットを得られる一方、注意が必要なデメリットも存在します。
- 自力で営業する必要がある
- 収入が不安定になる
社労士として独立した場合、クライアントを獲得するための営業活動を自力で行わなければなりません。
社労士としてのスキルや経験だけでなく、営業力が求められるため、営業に自信がない方は思うような結果を得られない可能性があるでしょう。
また、社労士として独立すると、勤務社労士と比べて収入が不安定になりやすいというデメリットもあります。
努力次第で収入を増やせる反面、集客に失敗すると仕事が減ってしまうかもしれません。
自由に働けることや、自分の努力が収入に直結することは社労士として独立する大きなメリットですが、考え方次第ではデメリットにもなり得ます。
人と接することが好きな方や、社労士として働くだけでなく、経営者として仕事に携わってみたいという意欲がある方は、独立に向いているでしょう。
独立した社労士が働いて楽しいと思うこと4選!やりがいや魅力は?
社労士として独立すれば、さまざまな楽しみややりがいを感じられます。
独立した社労士が「働いていて楽しい」と思うことや、仕事に魅力を感じる主なポイントは、以下の4つです。
- より多くの困ってる人を助けられる
- 働き方改革ができる
- 直接感謝される
- 働いた分だけ年収がアップする
より多くの困ってる人を助けられる
社労士として独立すれば、勤務社労士よりも多くの人の支援に携われます。
社会保険や年金などの制度は私たちの生活と深いかかわりがありますが、うまく活用できていない労働者や企業も少なくありません。
開業社労士は複数のクライアントからの依頼を請け負えるため、勤務社労士として働く場合と比べて、多くの人の助けになれるでしょう。
また、開業社労士は勤務時間などの制約がない状態で働けるため、納得いくまでクライアントの悩みに寄り添えます。
社労士として独立し、さまざまな仕事を経験することで、楽しみややりがいを感じられるでしょう。
働き方改革ができる
社労士として独立すれば、人事・労務のプロとして企業の働き方改革に携われます。
開業社労士は自ら営業活動を行い、クライアントを獲得します。
そのため、いわゆる「ブラック企業」と呼ばれるような企業に対して、専門家の立場から提言することが可能です。
また、企業に対する提案やコンサルティングを通して、労働者や企業が抱える課題の解決に貢献できるでしょう。
自分の提案によって企業の労働環境が改善すれば、大きなやりがいを感じられます。
直接感謝される
人から直接感謝されることに喜びややりがいを感じられる方にとって、開業社労士は魅力的な働き方であると言えるでしょう。
社労士は人とかかわる仕事であるため、相手から直接「ありがとう」と言われる機会が多くあります。
特に、開業社労士は勤務社労士よりもクライアントとの距離が近いため、直接お礼を言われる機会も増えるでしょう。
自分の仕事がクライアントの役に立っているという実感を得られやすいため、勤務社労士よりも仕事が楽しいと感じるかもしれません。
働いた分だけ年収がアップする
社労士として独立すれば、仕事を獲得した分だけ収入がアップします。
勤務社労士の場合、短期間で大幅に収入をあげることは困難です。
対して、開業社労士であれば、自分の努力が収入に直結します。
営業活動に注力すればクライアントが増え、自分の仕事が報酬に反映されるため、前向きな気持ちで仕事に取り組めるでしょう。
お金を稼ぐことを楽しいと思える人にとって、開業社労士は非常に魅力的な選択肢となり得ます。
独立した社労士がきついと思うこと3選
社労士として独立すれば仕事に楽しみややりがいを感じられる一方、仕事がきついと思う場面も存在します。
独立した社労士が「仕事がきつい」と感じる主なポイントは、以下の3つです。
- 細かい作業が多い単調な仕事
- 常に知識のアップデートが必要
- クライアントに振り回されることも
細かい作業が多い単調な仕事
社労士として独立した場合、細かい作業や単調な仕事を「きつい」と感じる可能性があります。
社労士の仕事は多岐にわたり、給与や保険料の計算といった細かい作業を一任されるケースも少なくありません。
また、就業規則の作成や改訂、労働保険関係の手続きなど、注意力が求められる作業も多く存在します。
従業員を雇用せずに事務所を経営している場合は、これらの業務をすべて自分で行わなければなりません。
さらに、毎年決まった時期に行う手続きも多いため、仕事が単調だと感じる方もおられるでしょう。
常に知識のアップデートが必要
社労士は、常に知識のアップデートが必要です。
特に、開業社労士は自力で情報を収集しなければならないため、仕事がきついと感じるかもしれません。
労働や社会保険に関する法令は、頻繁な改正が行われます。
そのため、社労士は常に最新の情報を把握し、業務に反映させる必要があります。
勤務社労士であれば、社内研修などで知識が共有されるケースもありますが、開業社労士の場合は自ら情報を取りに行く姿勢が必要です。
法令に関する知識がアップデートされていないと、誤った知識や古い知識によってクライアントに迷惑がかかり、信頼関係を失ってしまうリスクがあります。
独立した社労士は、常に知識をアップデートし続けなければならないという点にプレッシャーを感じる場合があるでしょう。
クライアントに振り回されることも
社労士として独立すると、クライアントの要求に振り回されてしまうこともあります。
労務管理に関するリテラシーの高さは、クライアントによってさまざまです。
クライアントによっては、社労士の業務範囲をよく理解しないまま、さまざまな業務を丸投げされる場合もあります。
開業社労士はどのようなクライアントとも自ら対峙しなければならないため、仕事がきついと感じてしまうかもしれません。
【体験談】社労士として独立しようとしたきっかけは?
ここでは、実際に社労士として独立した人の体験談を掲載します。
社労士の資格を取得し、開業しようか悩んでいる人や、独立してフリーランスになるために社労士試験に挑戦しようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
以前の勤務先(労働保険事務組合)では、いわば役所の出先機関として作業を定型的に行うことをモットーに仕事をしていました。
企業の方から相談を受ける際も方針に従い、法律に沿った一般的な回答をしますが、「それは分かっているが、何とかして欲しい、それでは会社がつぶれてしまう」といったことをしばしば言われ、もっと相談者(会社)の立場に寄り添ったアドバイスをしたいという気持ちがわき上がってきて、独立開業をしようと決心しました。
引用:【社労士 実務家インタビュー】東京人事労務ファクトリー 山本 多聞様
私は現在、行政書士事務所を独立開業しておりますが、ダブルライセンスに挑戦したく社労士の資格取得を目指しました。社労士は行政書士との業務における相性が良く、ダブルライセンスを取得できれば現在のお客様にもより幅広い士業のサービスを提供できるようになると考えました。
引用:合格者の声|独学では勉強しきれない条文以外の通達や判例も豊富に掲載された死角がない完璧なテキスト 小林 秀徳さん
社労士として独立開業を選択したきっかけは、人によってさまざまです。
体験談では「相談者にもっと真摯に向き合いたい」「もっと幅広い業務に取り組みたい」といった動機が見受けられました。
社労士として独立すれば、自分の知識やアイディアを活かして業務を拡大できます。
クライアントの立場に寄り添ったアイディアやサービスを提供できた時、大きなやりがいを感じられるでしょう。
社労士資格を取得した方は、独立して先輩たちの仲間入りをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
本コラムでは、社労士として独立するメリットや、仕事が楽しいと感じるポイントについて解説しました。
本コラムのまとめは、以下の通りです。
- 社労士として独立したほうが楽しいと感じる人は多い
- 社労士の過半数は開業社労士である
- 社労士として独立すれば働き方の自由度が上がり、努力が収入に直結する
- 社労士として独立すればクライアントとの距離が近くなり、やりがいを感じられる
社労士は、労働者や企業の悩みを解決できる魅力的な職業です。
専門的なスキルや知識を活かして独立開業すれば、自分が望む働き方を追求できるでしょう。
社労士の資格を取得した方や、これから社労士を目指している方は、独立開業という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
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