「みんなが欲しかった! 社労士の教科書・問題集」評判は?使い方・勉強法を紹介
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社労士試験対策のテキストや問題集は多数発売されていますが、「みんなが欲しかった!社労士の教科書」と「みんなが欲しかった!社労士の問題集」は、特に社労士試験受験生から人気が高い2冊です。
今回のコラムでは、その人気の理由や、おすすめの使い方を解説します。テキストや問題集選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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「みんなが欲しかった! 社労士の教科書・問題集」とは?
※出典:Amazon.co.jp
「みんなが欲しかった!社労士の教科書」(以下、「社労士の教科書」)と「みんなが欲しかった!社労士の問題集」(以下、「社労士の問題集」)は、資格取得専門の予備校「TAC」が発行しているテキストです。
内容の充実度とわかりやすさに定評があり、多くの社労士試験受験生に選ばれています。
「みんなが欲しかった!」シリーズには、ほかにも「過去問題集」「全科目横断総まとめ」など、複数のテキストが展開されています。しかし、これから社労士試験対策をはじめるなら、「社労士の教科書」と「社労士の問題集」の2冊がおすすめです。
「社労士の教科書」は社労士試験で出題される内容を、幅広く、かつ丁寧に解説しています。また、「社労士の問題集」は本試験と同じ問題形式で収録されています。試験の雰囲気をつかみながら、学習できるでしょう。
「みんなが欲しかった! 社労士の教科書・問題集」の良い点
「社労士の教科書」と「社労士の問題集」には、以下のような良い点があります。
「社労士の教科書」は紙面がフルカラー
「社労士の教科書」は、社労士試験対策のテキストには珍しい全ページフルカラーとなっています。
かわいらしい猫のキャラクターを始めとしたイラストもところどころに入っており、親しみやすい印象の紙面である点が魅力的です。
しかし、テキストは他社のテキストにも引けを取らないボリュームとなっています。わかりやすく、かつしっかりと必要な内容を習得できるため、「内容が薄い・易しすぎる」と感じることは少ないでしょう。
「基本問題集」は試験問題と同じ出題形式になっている
「基本問題集」は、社労士試験の本試験と同じ、五肢択一形式で作られています。
また、正解の選択肢の組み合わせになっているものを選ぶ「組合せ問題」や、誤っている選択肢の数を答える「個数問題」といった、近年の本試験でよく出題される問題形式にも対応しています。
そのため、本番さながらの演習を重ねられるでしょう。試験当日も、リラックスした気分で問題に取り組めるはずです。
どちらも科目別のオリエンテーションが付いている
「社労士の教科書」「社労士の問題集」ともに、科目ごとのオリエンテーションが付いています。
ここでは、社労士試験での各科目の出題傾向や対策が解説されています。そのため、各科目のそれぞれの科目でどういったことを重点的に学べば良いか、すぐにわかります。
「社労士の教科書」のほうはイラストや図表をふんだんに使っているため、各科目の大まかな全体像も把握可能です。最初に読むのはもちろん、ある程度学習が進んだあとに読み返せば、より知識を強化すべき点が理解できるでしょう。
「みんなが欲しかった! 社労士の教科書・問題集」の微妙な点
「社労士の教科書」「社労士の問題集」はどちらも利用者からの評判が良いテキストです。ただし、以下のような不満の声も出ています。
「社労士の教科書」はボリュームがやや多い
「社労士の教科書」はフルカラー、イラストや図表があるなどわかりやすさが重視されています。しかし、文章量はそれほど減らされていないため、いきなりすべてのページに目を通そうと思うと、負担が大きいかもしれません。
ただし、各科目の内容には重要度も記載されています。重要度順に読み進める、科目ごとに少しずつ取り組むなど、使い方を工夫すれば問題ないはずです。
「社労士の問題集」に赤シートは付属していない
市販されている社労士試験の問題集には、赤シートが付属していて暗記に便利なものがあります。しかし、「社労士の問題集」には赤シートではなく、紙面が見えなくなる厚紙状のシートが付属しています。
「社労士の問題集」は左ページに問題、右ページに解説という構成です。そのため、問題を解く際に右ページの解説を見えなくするために、紙面がしっかりと隠れるタイプのシートが付属しています。
赤シートを使って要点を暗記したいという方には、やや不向きかもしれません。
「みんなが欲しかった! 社労士の教科書・問題集」の使い方とポイント
「社労士の教科書」と「社労士の問題集」は同じシリーズのテキストで、問題集の内容は「社労士の教科書」の内容に準拠しています。そのため、このシリーズで社労士試験対策をするなら、2冊セットで使うと良いでしょう。
「社労士の教科書」で知識をインプットする
初めは、「社労士の教科書」を読んで、社労士試験で出題される科目について理解を深めましょう。
この時、科目ごとのオリエンテーションを読んでから、本文を読み進めることをおすすめします。
「微妙な点」でもお伝えしたとおり、「社労士の教科書」はテキストの量が多いため、いきなりすべてのページに目を通そうと思うと骨が折れます。オリエンテーションを読んで、どこを重点的に学ぶべきか知ってから取り組んだ方が、無理なく学習できるでしょう。
「社労士の問題集」で演習する
次に、「社労士の問題集」に取り組みましょう。問題形式に慣れるためにも、何度も繰り返し取り組んでください。
不正解だった場合は、各問題に設けられているチェック欄に印を付けておくことをおすすめします。試験直前に振り返れば、自分が苦手・つまづきやすい問題が一目でわかるためです。
間違えた部分は「社労士の教科書」で復習
正解できなかった問題を、「社労士の教科書」で確認しましょう。「社労士の問題集」は「社労士の教科書」の内容に準拠しており、どの項目に該当しているかを示す参照項目番号も掲載されています。つまづいた内容はすぐに確認し、知識を取りこぼさないようにしましょう。
この一連の流れを繰り返せば、社労士試験合格に近づけるはずです。
参考書・問題集の購入を検討している方へ
「みんなが欲しかった!社労士の教科書」は、フルカラーでこれから社労士試験対策を始める方でも読みやすい紙面と、他社のテキストにも引けを取らないボリューム、「みんなが欲しかった!社労士の問題集」は、本番と同じ形式での演習ができる点が魅力的です。独学で社労士試験に挑もうと思っている方にぴったりのシリーズだといえます。
もしこのテキストを使ってもうまく学習できる自信がない場合は、オンライン講座も良いかもしれません。
アガルートアカデミーでは、プロの講師による動画講座をオンラインで多数展開し、多くの社労士試験受験生を合格に導いています。
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