社労士試験の合格者の年齢層はどのくらいなのか気になりますよね。

実は社労士の合格者は30代以上が大半を占めます。

このコラムでは社労士試験の合格者がどういった年齢層なのかを解説
併せて、登録している現役社労士の平均年齢についてもご紹介します。

これを読んで、様々な年齢の方が合格できるということを理解していただけますと幸いです。

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社労士試験に年齢制限はない

はじめに、社労士試験には受験資格があります。

学歴、実務経歴、国家資格への合格の3つに分類されます。
これらのうち、一つを満たせば社労士試験の受験資格を与えられ、受験する事ができます。

具体的にいえば、
・学歴では、大学や短大などを卒業や特定の単位数を取得しているなど
・実務経歴では、労働事務所での3年以上の勤務があるなど、
・国家資格では司法書士など厚生労働省の認めた国家資格に合格していることなど

が必要です。

行政書士などと違い、誰でも受験できるわけではないので注意が必要です。

ただし、年齢制限はありません。

社労士試験合格者の年齢

大半の合格者が30代以上

社労士試験では、30代以上の方が合格者の多くの割合を占めます。

令和4年度社労士試験の合格者の年齢層は、以下のようになっています。

20代以下11.8%
30代32.6%
40代29.2%
50代18.9%
60代以上7.5%
第55回社会保険労務士試験の合格者発表

平均年齢は発表されていませんが、30代以上割合が多くを占めています。
数年間この構造に変化はないので、今後もこのような傾向が続くことが予想されます。

社労士試験は社会経験を積んできた方が受験し、合格することが多い試験といえるでしょう。

更に、令和4年度社労士試験では76歳の方が、令和5年度には76歳の方が合格しています。

社労士は取得すれば一生涯のもので、中には90歳を超えて社労士として活動されている方もいます。

会社員の合格者が6割弱

合格者の職業別割合では、会社員が58.8%と約6割を占めています。

社労士試験は合格率6~7%と狭き門ですが、働きながら勉強し、見事合格を勝ち取る方が多いということが分かります。

また、会社員が多いことから、社会経験を積んだからこそ社労士に価値を見出し、勉強される方が多いといえるでしょう。

そのため、キャリアアップを目指して受験される方も多いと考えられます。

登録している社労士の平均年齢と年齢層

社労士試験合格者ではなく、登録して現役社労士として活躍している方の平均年齢や年齢層について、ご紹介していきます。

2022年に発表された「社会保険労務士白書」によると、登録している社労士の平均年齢は「55.8歳」
(令和5年10月4日時点)

最年少は23歳で、最年長が101歳となっています。

登録している社労士の年齢層を詳しくみていきましょう。

年齢層割合
20代0.3%
30代7.1%
40代27.3%
50代28.7%
60代21.4%
70代11.5%
80代3.3%
90代0.4%

登録している社労士の年齢層は、20代が0.3%、30代が7.1%、40代が27.3%、50代が28.7%、60代が21.4%、70代が11.5%、80代が3.3%、90代以上が0.4%となっています。

最も割合が多いのは「50代」。
その次に、40代、60代と続いています。

社労士試験では30代以上が合格する割合が高いのですが、実際に社労士として登録するのは、「40代以上」が多くなります。

社労士資格は一度合格できれば、一生保有できる資格。
70代、80代、90代を過ぎても活躍されている方も多く、社労士は人生100年時代における働き方に適した資格と言えるでしょう。

※関連コラム:社会保険労務士(社労士)試験の概要

まとめ

社労士試験は年齢を重ねてから合格し、活躍している人が多い資格試験だということが分かっていただけたかと思います。

是非受験して合格を目指しましょう。

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この記事の監修者 池田 光兵講師

池田 光兵講師

広告代理店で、自らデザインやコピーも考えるマルチな営業を経験後、大手人材紹介会社で長年キャリアアドバイザーを経験、転職サポートを行う。

面接対策のノウハウや数々の自作資料は現在でも使用されている。

その後、研修講師や社外セミナーの講師などを数多く経験。

相手が何に困って何を聞きたがっているのかをすばやく察知し、ユニークに分かりやすく講義をすることが得意。

ほぼ独学で就業しながらも毎日コツコツと勉強し、三度目の社労士試験で合格した苦労談も面白く、また、三度やったからこそ教えられる「やっていいことと駄目なこと」も熟知している。

合格のノウハウをより多くの受講生に提供するため,株式会社アガルートへ入社。

自らの受験経験で培った合格のノウハウを余すところなく提供する。

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