【社会福祉士試験の時間配分】1問あたりの秒数や時間の使い方を解説!
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社会福祉士の試験は範囲が広く問題数も多くて時間配分をどうすればいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
1日を通して240分からなる試験、時間配分を誤ると見直す時間が無くなく、合否に影響する可能性も。
今記事では社会福祉士国家試験の大まかな時間配分や1問あたりにかける時間、時間配分のポイントについて紹介します。
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問題を解く際の効率的な時間の使い方
社会福祉士試験は、
- 午前(共通科目):135分間(10:00~12:15)
- 午後(専門科目):105分間(13:45~15:30)
と、精神保健福祉士を既に取得済みで共通科目が免除される場合を除き1日を通して実施されます。
まずは問題を解く際の効率的な時間の使い方をみていきましょう。
1 最初から順番に解いていく
選択肢を塗り間違いを防ぐためにも、問題は最初から解いていくようにしましょう。
試験においてマークシートを塗り間違いしてしまい、正解がずれてしまうと致命的なミスになりかねません。
そのような状況を防ぐためにも、得意な科目を問題冊子から見つけて解いていくより、最初から順番に解いていくようにしましょう。
2 問題が分からなくてもとばさずに解く
解答が曖昧だったり解らない問題であっても、とりあえず正解だと思われるものを選びマークシートを塗りましょう。
主な理由は以下の2つです。
- マークシートを空欄にすると解答がずれてしまう可能性がある
- たとえ見直せなくても、選んだ選択肢が正解の可能性がある
見直した方がよい問題には、見返すときにわかるように問題冊子にマークしておくと便利です。
ある程度勉強し知識が定着していれば、全体を解いた後に時間の余裕ができるはずです。
余った時間で見直した方がいい問題に戻り、時間を有効に活用しましょう。
試験は0点科目が1つでもあれば不合格になってしまいます。
そのため、合格するためには全てを解き切ることが求められます。
社会福祉士国家試験 1問あたりにかける目安
つづいて、1問あたりにかけられる時間をみていきましょう。
午前の部 共通科目の1問あたりにかける目安 90秒
共通科目である午前中の試験時間は10:00~12:15の2時間15分(135分)です。
時間内に全83問をすべて解き切るには、1問につき90秒の時間で解くようにするのがよいでしょう。
問題内容やその方の得意、不得意によって1問ごとに解くスピードは変わってきます。
90秒以上かかってしまう問題はとりあえずマークシートに記入し次の問題に移るようにしましょう。
午後の部 専門科目の1問あたりにかける目安 90秒
専門科目である午後の試験時間は13:45~15:30の1時間45分(105分)で、全67問を解くことになります。
こちらも1問に当てられる時間は最大でも90秒を目安にして解くようするのがよいでしょう。
共通・専門科目共通でいえることですが、すべての問題に90秒かかってしまうと見直す時間が無くなってしまいます。
可能な限り早く解きつつ90秒経ったら次の問題に、という意識を持ちましょう。
時間配分のポイント
1 じっくり考えた方が良い問題もある
試験は問題数が多く焦る気持ちも出てくるかもしれませんが、場合によってはじっくり考えた方がいい問題もあります。
というのも、後で見直しする問題が多過ぎると、さらに焦りが出ることも考えられるからです。
多少時間をかけつつも、しっかりと考えて解答した問題が多いほど見返す問題が減り、見直す時間になった時に余裕を持つことができます。
先ほど、1問あたりにかける目安を記載しましたが、問題の中には解答がすぐにわかる問題もあり、時間に余裕が生まれるはずです。
時間を節約できる問題とじっくり考える問題を見分けながら解くようにしましょう。
2 一択・二択問題には◯印をつける
問題文には「1つ選びなさい」「2つ選びなさい」の2種類あります。
問題文の「いくつ選ぶか」の部分に〇などをつけておくと、間違いを防ぐことができます。
マークの数を間違えると点数になりません。
取りこぼしの無いよういくつ解答するのか注意するクセをるけましょう。
3 事例問題は重要部分には印などを活用する
試験には文章量の多い事例問題が多く、要点を押さえるためには印などの活用が有効です。
社会福祉士国家試験は問題冊子にメモなど書き入れてもいい試験なので、キーポイントになる用語や、事例を理解するために必要な部分(要介護〇、疾患名など)に〇やアンダーラインなどをつけることで、事例の理解を深めながら問題を読み進めることができおすすめです。
まとめ
試験の合否を分けるポイントとなると言っても過言ではない時間配分ですが、ポイントを押さえることで無駄なく進めることができるようになります。
不安な方は、模擬試験や過去問題などで試験の感覚をつかんでみるのもいいかもしれません。
試験時間を有効に使い、日頃の成果が十分に発揮できることを祈っております。
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全くの異業種から介護の世界に飛び込み、訪問介護員として介護業界での勤務をスタート。住居環境・経済状況が様々なケースを担当。
現在は、医療ソーシャルワーカーとして、地域の在宅・施設の福祉職と協働しながら、数多くの高齢者・障害者とその家族への退院支援業務にあたる。