登録日本語教員を独学で目指す!勉強方法や必要な勉強時間を解説!
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登録日本語教員は、認定日本語教育機関で日本語を教えるうえで必要な資格です。
資格に興味がある方の中には、「独学で目指せるのか」「勉強方法はどうすれば良いのか」と気になっている方もいるでしょう。
本コラムでは、独学で登録日本語教員の資格を取得できるかについて解説します。
勉強方法や必要な勉強時間にも触れるため、独学での取得をお考えの方はぜひ参考にしてください。
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独学で登録日本語教員を取得することは可能?
独学で登録日本語教員を取得することは不可能ではありませんが、かなり難しいです。
2024年(令和6年)に実施された登録日本語教員を取得するための試験「日本語教員試験」では、合格率が62.6%と高めの結果に。
一見すると簡単な資格試験のように見えますが、この数字は現職者などの試験免除者を含めており、全試験受験者の合格率は9.3%とかなり低いです。
全試験を受験して合格した方には予備校や通信講座学習者も含まれるため、完全独学で合格した方は限りなく少ないと考えられます。
独学で登録日本語教員を目指すメリット・デメリット
独学で登録日本語教員を目指すメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・コストが安い ・自分のペースで学べる |
デメリット | ・質問相手がいない ・学習方針を決めるのが大変 ・モチベーションを保ちにくい |
独学のメリット
独学のメリットは、コストが抑えられる点と自分のペースで学べる点です。
通学制の予備校などで日本語教員試験対策講座などを受講すると、場合によっては数十万の費用がかかります。
しかし独学なら必要な費用はテキストや問題集の購入費用や受験料だけなので、経済的な負担をかけずに学習可能です。
自由にスケジュールを自由に決めて、自分のペースで勉強できる点も大きな魅力。
予備校などを利用する場合、決められたスケジュールに沿って学習しなければなりませんが、独学であれば自分のライフスタイルに合わせられます。
独学のデメリット
独学のデメリットは、学習に関する質問・相談ができる相手がいないことです。
学習方針の決定からテキスト選び、スケジュール管理まで自分一人で行わなければなりません。
対して予備校や通信講座であれば、合格までのカリキュラムが整えられており、講師への質問も可能です。
独学でもSNSなどを活用すれば質問・相談はできますが、わからないことをすぐに解決できる環境とは程遠いでしょう。
また独学にはすべての工程を自分で行うため孤独を感じやすく、モチベーションを維持しにくいデメリットもあります。
難易度の高い日本語教員試験に独学で合格するには、勉強を続ける強い意志と自己管理能力がなくてはなりません。
独学で登録日本語教員になるための勉強方法
独学で登録日本語教員になるための勉強方法は以下のとおりです。
- 試験の概要を知る
- 学習計画を立てる
- 知識を身につける
- 過去問・サンプル問題を解く
- 苦手分野を克服する
試験の概要を知る
まず、日本語教員試験の概要を把握しましょう。
出題範囲や合格基準などの情報は、学習計画を立てるうえで必須だからです。
出題範囲の区分は以下のとおり。
- 社会・文化・地域
- 言語と社会
- 言語と心理
- 言語と教育
- 言語
社会・文化・地域
「世界と日本」「異文化接触」「日本語教育の歴史と現状」が含まれます。
日本語教師として教育実践を行うため、日本語の言語・文化・社会の特徴に関する基礎知識が求められる区分です。
言語と社会
「言語と社会の関係」「言語使用と社会」「異文化コミュニケーションと社会」が含まれます。
日本語教師は学習者と言葉の関係を常に考えるスキルが必要となるため、コミュニケーションのあり方に関する基礎知識が問われる区分です。
言語と心理
「言語理解の過程」「言語習得・発達」「異文化理解と心理」が含まれます。
学習過程で内面で起こる問題の理解と解決に取り組めるよう、言語習得の仕組みや方法、異文化受容・適応に関する基礎知識の求められる区分です。
言語と教育
「言語教育法・実習」「異文化間教育とコミュニケーション教育」「言語教育と情報」が含まれます。
学習者へのサポート能力を養えるよう、それぞれに合った効果的な教授・評価の仕組みや、学習者を社会とつなげる様々な計画に関する基礎知識が問われる区分です。
言語
「言語の構造一般」「日本語の構造」「言語研究」「コミュニケーション能力」が含まれます。
学習者の日本語によるコミュニケーション能力を養える効果的な教育実践を行うために、日本語および言語一般に関する基礎的な知識が問われます。
日本語教員試験の合格基準
- 基礎試験:各区分で6割の得点かつ総合得点で8割の得点があること
- 応用試験:総合得点で6割の得点があること
※参考:令和6年度日本語教員試験実施要項
学習計画を立てる
独学で日本語教員試験に合格するには、試験日から逆算して学習計画を立てることが重要です。
学習計画を立てれば必要な時間と勉強すべき内容が理解でき、学習の進捗状況も把握しやすくなります。
以下、学習計画を立てる際に抑えたいポイントです。
- 具体的な計画を立てる
- 必要な勉強時間を把握する
- 無理な計画は立てない
学習計画は具体的に立てることかつ、無理のないスケジュールにすることを意識しましょう。
知識を身につける
学習を始める際は、まず知識を身につけることを優先しましょう。
いきなり問題演習に取り組むと、内容理解に時間がかかり勉強効率が下がります。
知識を身につけるためには、参考書などの教材を活用することがおすすめです。
日本語教員試験は実施回数が少ない試験ですが、すでに参考書はいくつか出版されています。
一般的にどの参考書も出題範囲を網羅しているため、複数冊を購入する必要はありません。
自分に合った参考書を1冊選び、繰り返し読んで知識を身につけると知識が定着しやすくなります。
過去問・サンプル問題を解く
問題を解く知識が身についたら、過去問やサンプル問題で実力をつけましょう。
日本語教員試験は過去問が少ないため、文部科学省よりサンプル問題が公開されています。
うまく活用して繰り返し問題演習をすれば、出題形式や出題傾向に慣れることが可能です。
苦手分野を克服する
過去問やサンプル問題で自分の間違えやすい部分を把握し、苦手分野を克服することを目指しましょう。
参考書の該当箇所を重点的に読んだり問題を繰り返し解いたりと、正しい知識が身についてることを意識してください。
過去問や参考書で理解が難しい場合は、日本語教育能力検定試験のテキストなどを活用するのもおすすめです。
独学で登録日本語教員になるのに必要な勉強時間
日本語教員試験は実施回数が少ないため、必要な勉強時間を断定することは難しいです。
ただし出題範囲の近い民間資格の「日本語教育能力検定試験」の場合、必要な勉強時間は400~500時間と言われています。
合格率は25%〜30%と、日本語教員試験の8.7%(全試験受験者)と比べて難易度は低めです。
つまり日本語教員試験に合格するには、少なくとも400~500時間以上勉強する必要があると言えるでしょう。
日本語教員試験は実施回数が少ないため、これから試験問題の難易度が変化する可能性があります。
必要な勉強時間も変化する可能性があるため、常に最新情報をチェックしてください。
日本語教員試験に合格した人の勉強時間
アガルート講座を利用して、日本語教員試験に合格した人の勉強時間を紹介します。
下記は、平日の平均勉強時間をまとめたグラフです。

平日の勉強時間は、「1時間」がもっとも多く「1時間30分」が続く結果となりました。
次に、休日の平均勉強時間を見ていきましょう。

休日の勉強時間は「5時間」「6時間以上」が半数で、かつ最低でも「2時間」は勉強していることがわかりました。
簡単に合格できる試験ではないため、相応の学習時間を取れるスケジュールを立てましょう。
※「アガルート講座を利用者を対象にしたアンケート調査概要」から引用
まとめ
本コラムでは、独学で登録日本語教員になることは可能なのかについて解説しました。
以下、コラムの要点です。
- 独学で登録日本語教員になることは可能だが、かなり難しい
- 独学はコストが安いが質問相手がいないなどデメリットが多い
- 独学方法は試験情報を知ってスケジュールを立てるところから
- 必要な勉強時間は不明だが、少なくとも400~500時間は必要となる
「独学が不安」「あまり時間をかけずに登録日本語教員になりたい」などでお困りの場合は、通信講座の利用を検討してみましょう。
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アガルート講座を利用者を対象にしたアンケート調査概要
調査方法 | アガルートアカデミー内でのアンケート調査 |
調査対象 | アガルートの通信講座を利用して日本語教員試験に合格したユーザー |
調査期間 | 2024年12月20日~2025年1月9日 |
有効回答数 | 7 |
調査対象地域 | 日本国内 |
※アンケート回答に許諾いただいた一部の方のみ実施
アンケート回答の属性
年代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
---|---|---|---|---|---|
割合 | 14.3% | 28.8% | 0% | 42.9% | 14.3% |
日本語教員試験の学習期間
学習期間 | 割合 |
---|---|
1か月 | 0% |
2か月 | 28.6% |
3か月 | 0% |
4か月 | 0% |
5か月 | 0% |
6か月 | 14.3% |
7か月 | 14.3% |
8か月 | 14.3% |
9か月 | 0% |
10か月 | 14.3% |
11か月 | 0% |
12か月以上 | 0% |
日本語教員試験の平均勉強時間
勉強時間 | 平日 | 休日 |
---|---|---|
30分 | 0% | 0% |
1時間 | 50% | 0% |
1時間30分 | 25% | 0% |
2時間 | 12.5% | 25% |
2時間30分 | 0% | 12.5% |
3時間 | 12.5% | 12.5% |
3時間30分 | 0% | 0% |
4時間 | 0% | 0% |
5時間以上 | 0% | 50% |