「自分の提案したデザインを気に入ってもらえた」「結婚式や成人式などお客様の人生の節目に関われる」など、ネイリストとしてやりがいを感じられ瞬間はさまざまです。

こうしたやりがいは、仕事を頑張る原動力となりモチベーションアップにつながります。

今回は、ネイルサロンで8年間勤務し店長経験もある筆者が、ネイリストの仕事内容に触れながらやりがいについて解説します。

ネイリストの仕事内容

爪の専門家であるネイリストは、お客様の手元を美しく仕上げるエキスパートです。

爪の手入れやアートを施すのはもちろん、ネイルチップの作成や新入社員の教育など業務内容は多岐にわたります。

【爪の手入れに関する業務】
・ネイルケア（爪を整える、甘皮処理、爪磨き）
・カラーリング（マニキュア）
・スカルプチュア（長さ出し）
・ジェルネイル（ハンド＆フット）

最近は、マニキュアよりもジェルネイルが主流となっています。

ジェルネイルは、ネイルケアで爪や手元を整えてから、ジェルネイルでカラーをのせアートを施すのが大まかな流れです。

爪の状態は一人ひとり違うため、どんな方が来店しても丁寧に施術して仕上がりに満足してもらうことが大切です。

予約管理やサンプルチップ作成

ネイリストの仕事は施術だけではありません。電話・ネット予約の管理やサンプルチップの作成、道具の補充など仕事内容は多岐にわたります。

お客様の予約が入っていない施術以外の時間に行います。施術中はお客様につきっきりとなるため、隙間時間をうまく活用しながらほかの業務も進めましょう。

【施術以外の業務】
・店内の掃除
・道具の発注、補充
・予約対応
・売上経理
・サンプルチップ作成
・SNSの更新
・カルテの管理

ネイリストのやりがい

お客様の笑顔を見られる

お客様の笑顔を見られたときは、ネイリストとしてのやりがいを感じられる瞬間のひとつです。自分のデザインを気に入ってリピートしてくれるお客様の存在は頑張る原動力になります。

お客様の人生の節目に関われる

成人式や卒業式といったお客様の人生のイベントに関われるのも、ネイリストだからこそ。

特に、普段から来店されているお客様のブライダルネイルを施術できるのはネイリストとしての喜びとなります。

年収アップが見込める

「ネイリスト＝年収が低い」というイメージがあるかもしれませんが、歩合制のサロンも多く自分の努力次第で高収入も目指せる仕事です。

スクール講師としてサロン以外の場所で活躍したり、独立して自分のサロンを持ったり、さまざまなキャリアを形成できます。

※関連コラム：【年齢・地域別】ネイリストの平均年収は330万円前後｜年収アップへの道は？

まとめ

ネイリストは、自分の施術で人を喜ばせることができる夢のある仕事です。自分のデザインを気に入ってくれて来店する方が多いほど、大きなやりがいを感じられます。

自分の技術で人を喜ばせることができるのは、ネイリストだからこそではないでしょうか。