ネイリスト技能検定試験3級の資格を取るには、実技試験と筆記試験の両方に合格しなければなりません。

そして、実技試験を受ける多くの方がハンドモデル選びに苦労しているのではないでしょうか。条件に合うハンドモデルを見つけるのは至難の業。

実技試験では細かな採点基準があり、「モデル選びが合否を左右する」といっても過言ではありません。

今回は、ハンドモデルの条件や選び方のポイントについて解説します。

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ネイリスト技能検定試験3級のハンドモデルの条件

ネイリスト技能検定試験3級の実技試験では、ハンドモデルの爪に施術を行います。50点満点中38点以上取ることが、実技試験の合格ラインです。

ハンドモデルは誰でも良いわけではありません。爪の長さや皮膚トラブルがないことなど、条件が細かく決められいます。

ハンドモデルを依頼するときは、爪を伸ばしてもらわなければならないことを必ず伝えましょう。

【ネイル検定のモデルの条件】
・15歳以上(男女不問)
・モデルの爪や爪周りの皮膚に疾患が認められないこと
・実技試験の1週間前からファイルやキューティクルクリーンなどの手入れをしないこと
・ カラーポリッシュは真赤(パール、メタリック入り、アートは禁止)

試験当日までにハンドモデルの爪が折れたらどうする?

モデルの爪が折れてしまったり、亀裂が入ってしまったりした場合、2本までならイクステンションやリペアが可能です。

ただし、試験当日は実技試験がスタートするまでモデルの爪に手を加えることはできません。出血があると失格行為にあたり失格となるため、モデルチェンジが必要です。

ネイリスト技能検定試験3級のモデルを選ぶポイント

「爪がまっすぐ生えている」「カーブが緩やかであること」など、ハンドモデル選ぶときに気をつけるべきポイントを解説します。

爪がまっすぐ生えている

爪は、見比べてみると人それぞれ形が異なります。「均等にまっすぐ生えている爪」は、ポリッシュが塗りやすくハンドモデルに最適です。見栄えも良く、指を長くきれい見せてくれます。

横から見たときのカーブが緩やか

爪の形がラウンドに仕上がっていることも、ネイリスト技能検定試験3級の技術試験でチェックされるポイントです。

「ラウンド」とは、先端が緩やかなカーブを描いている状態を指します。爪が大きいと、仕上がりが美しく尚良いでしょう。

ハンドモデルを探すのに困ったら

ここからは、ハンドモデル選びに困ったときの対処法を紹介します。

ハンドモデルのマッチングサイトを活用する

ハンドモデル専用のマッチングサイトを活用してみるのもひとつの方法です。多くの専門サイトは、登録制となっているため安心して利用できます。

行きつけのネイルサロンに相談する

行きつけのネイルサロンがある場合、担当ネイリストに相談するのも良いかもしれません。担当者との関係性やタイミングにもよりますが、サロンモデルを紹介してもらえることもあります。

SNSでのハンドモデル募集は注意!

TwitterやFacebook、InstagramといったSNSでハンドモデルを募集する方も多くいます。

しかし、試験当日になって急に連絡が取れなくなる、ドタキャンされるといったリスクも念頭に置いておかなければなりません。

SNSでのハンドモデル募集はなるべく避け、家族や友人など信頼できる人にお願いするのが理想です。

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