【ネイリスト技能検定試験2級】アートテーマの出題傾向ときれいに仕上げるコツ
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ネイリスト技能検定試験2級の実技試験では、アート課題が出題されるのをご存じでしょうか。
3級では毎年フラワーが出題されますが、2級は試験のたびにアートテーマが変わります。
そのため、試験に向けてどんな対策を行えばよいのかわからず不安になるものです。
今回は、ネイリスト技能検定試験2級におけるアート課題の出題傾向や上手に描くポイントを紹介します。
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目次
ネイリスト技能検定試験2級はネイルアートの課題がある
ネイリスト技能検定試験2級のアート課題では、指定されたテーマをフラットアートで左手中指に施します。
アートにかける時間は15分ほど。ベースカラーはピンク系以外の1色を使い、アクリル絵の具でアート、トップコートでツヤを出して仕上げます。
アートには、ラメやストーンを使用することも可能です。
ちなみに、ネイリスト技能検定試験2級の採点は1〜5点の5点満点となっています。ネイルアートの具体的な採点ポイントは、以下の通りです。
【採点ポイント】
(1)ベースになる色が指定であること
(2)カラーリングがしっかり仕上がっていること
(3)テーマに相応しいデザインであること
(4)アートは筆で描き、色彩が豊かでデザインのバランスがとれていること。細密度が高いこと
参考:試験要項
ネイリスト技能検定試験2級で過去に出題されたアートテーマと出題傾向
アートの出題傾向
ネイリスト技能検定試験2級のアートテーマは、毎年違います。花や動物、フルーツといったサロンワークでもオーダーの多いアートが出題される傾向です。
ここからは、松竹梅や四つ葉のクローバーなど過去に出題されたアートテーマを紹介します。
2020年冬期は「松竹梅」
「松竹梅」のテーマでは、松竹梅の中から2種類以上描くという指定がありました。組み合わせは自由ですが、おすすめ見栄えの良い「梅+竹」「梅+松」。
「松竹梅」は、ベースに黒やゴールド系のポリッシュと相性が良く上品な仕上がりになります。
2021年冬期は「四つ葉のクローバー」
「四つ葉のクローバー」は、比較的描きやすいデザイン。四枚の葉一枚一枚を均等に描けているか、余白をうまく使えているかどうがチェックされます。
使用するベースカラーは、グリーンが映える白や薄い黄色がおすすめです。四つ葉は、グラデーションやハイライトを施すと奥行きが出て立体的になります。
ネイリスト技能検定試験2級のアートで失格対象となる行為
ネイリスト技能検定試験2級のアート課題で気をつけたいのが、失格行為。以下の行為は、失格となるため注意しましょう。
- 指定色以外を使用
- 指定した指以外にアートを施す
- ネイルアートの図案を持ち込む(受験生自身の爪に検定アートと同一のアートを施して施している場合も含む)
- 電源を使用している
- アート用ステッカー(アートシール)やドットペン(マーブルツール)の使用
- エンボスや3Dアートを施している
- 事前にモデルの爪にアートが施されている
- 前半の試験でネイルアートを行っている
【気をつけるポイント】
試験要項の「減点・失格行為」を前もって確認しておきましょう。特に、必ずチェックされる以下の項目は注意してください。
使用禁止の道具にも注意
ネイリスト技能検定試験2級のアートでは、使用する道具も指定されています。指定以外の道具を使った場合、失格となるため会場へも持ち込まないようにしましょう。
ネイリスト技能検定試験2級アートで使用禁止の道具
- 電源を使用する道具
- ドットペン(マーブルツール)
- アート用シール/ステッカー
- ピンク系のポリッシュ(マニキュア)
- グリセリン
- 食品容器
- 台所用品全般
ネイリスト技能検定試験2級のアートで気をつけるポイント
アートはフラットアートのみで行う
ネイリスト技能検定試験2級のアート課題は、フラットアートが指定されています。
フラットアートとは、表面に凹凸がなくつるっとしたアートのこと。間違えてエンボスや3Dアートを施した場合、失格対象となります。
ベースカラーにピンクは禁止
ネイリスト技能検定試験2級アート課題のカラーリングでは、ピンク系ポリッシュの使用が禁止されています。
ネイルアートが映える赤や水色、黄色のポリッシュを選びましょう。
指定された指を間違えない
検定試験ではチップ&ラップが右手中指、ネイルアートが左手中指、カラーリングはそれ以外の8本です。
施術する指を間違えると、失格のため審査対象外となります。手指間違いは意外と多いため、慌てずに施術しましょう。
アートを美しく仕上げるためのコツ
「ベースをしっかり乾かす」「使いやすい筆を選ぶ」といった、アートを美しく仕上げるポイントを解説します。
アートのバランスを考える
ネイルアートを美しく仕上げるポイントは、サイズや配置といったバランスです。
施術する爪のサイズや使用するポリッシュの配色など、仕上がりのバランスをイメージすると良いかもしれません。
ストーンやラメ、ホログラムで装飾すると華やかになります。ただし、装飾が多すぎると見栄えが悪くなる可能性があるため注意しましょう。
ベースや絵の具をしっかり乾かす
ベースは、しっかり乾かしてからトップコートで仕上げましょう。
乾いていない状態でトップコートを塗布すると、絵の具がのびてアートがよれてしまいます。アートを描いたら、少し時間を置いてから仕上げるときれいになります。
使いやすい筆を選ぶ
アートの描きやすさは、筆によって大きく変わります。
フラットアートに使用するのは、アクリル絵の具用の筆。筆先が細く長すぎず、コシがあるものがベストです。検定試験で人気の筆は「b-r-sブルーシュ #401ラウンド」。
いくつか試して、自分が使いやすいものを見つけましょう。
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