ネイルサロンを併設したトータルビューティサロンが増えている昨今、美容師免許を持っているネイリストも少なくありません。

美容師とネイリスト、両方の資格を取得していることでどんなメリットがあるのか気になるところです。

そこで本コラムでは、ネイリストが美容師(ダブルライセンス)の資格も持つことのメリットやどちらの試験・資格取得が難しいのか解説します。

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美容師とネイリストのダブルライセンスを目指すメリット

仕事の幅が広がる

ネイルとヘア、両方のスキルを持っていることで、携われる業務の幅が広がり市場価値も高まっていくでしょう。活躍できる場が増えることにより、トータルビューティーを提供するサロンにおいて重宝されるでしょう。

まつ毛エクステやまつ毛パーマの施術ができる

まつ毛エクステ・まつ毛パーマの施術には美容師免許が必須です。美容室と同じく、ネイルとまつ毛エクステを併設したサロンは増加傾向にあります。

1箇所でまつげとネイル、ヘアといった全てを同時にケアできるのは多くの利用客にとって大きな魅力となります。

給料アップが期待できる

ネイルとヘア、両方の施術が可能となるため大幅な収入アップが見込めます。

今よりも眺めの良いマンションに引っ越したり、温泉旅館やホテルに泊まって羽を伸ばしたり、自分に投資できるお金が増えることが仕事を頑張る原動力にもなるのではないでしょうか。

トータルビューティサロンを開業できる

ネイル・ヘア・まつ毛エクステ&パーマといったトータルビューティサロンの開業も可能になります。

オーナーである自身がすべてのメニューに関する技術や知識を持っているということが、事業を成長させ会社を大きくしていくうえで大きな強みになるのではないでしょうか。

美容師とネイリスト、試験の難易度を比較

美容師とネイリストの資格取得の難易度を比べると、ネイリストの方がハードルが高いかもしれません。

国家資格である美容師試験は春と秋年2回の実施で、合格率は平均70%前後です。

ネイル関連資格のなかでもっともメジャーなJNECネイリスト技能検定試験は1〜3級まであり、階級によって合格率が異なります。最難関とされる1級は、平均合格率は50%以下です。

美容師試験の合格率

2021年春期60.1%
2020年秋期85.6%
2020年春期61.7%
参照:理容師美容師試験研修センター

ネイリスト技能検定試験の合格率

1級2級3級
2021年夏期54.4%89.7%
2021年春期53.2%57.0%90.1%
2020年秋期までの累計37.74%41.23%84.22%
参照: ネイリスト検定試験センター

ネイルサロンでは、ネイリスト技能検定試験2級以上を取得していることを採用条件としているケースがほとんどです。

これからネイリストとしての第一歩をスタートするの方は、3級から挑戦して徐々に階級を上げていきましょう。

※関連コラム:ネイリスト技能検定試験3級の合格率は?実技・筆記試験の概要と注意点

まとめ

ヘアとネイル、両方の施術ができるようになれば転職活動を有利に進められたり、収入アップにつながったり、付加価値を高めるきっかけにもなるでしょう。

働きながら資格を取得するのは決して簡単なことではありませんが、5年後10年後のキャリア形成にも役立ちます。ぜひダブルライセンスを目指してみてください。

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この記事の著者

篠原 ともみ

ネイリスト・ネイル講師。2児の母。
ネイリストとして約10年間、日本・アメリカ・フィリピンのサロンでグローバルに活躍。

現在はフィリピンにてネイル&アイラッシュサロンを経営するかたわら、美容分野の記事監修およびライティング業にも携わっている。