将来、独立を考えているのであればネイルサロン衛生管理士の資格を持っておくと良いかもしれません。

良質なサービスを提供するためには、サロンの衛生面にも気をつけたいところです。

今回は、ネイルサロン衛生管理士とはどういった資格なのか、取得することでどんなメリットがあるのか解説します。

経験豊富な講師によるオンライン個人レッスンあり

講義動画はすべての手順を収録

講師が選定したこだわりの用具つきコースもご用意

ネイルサロン衛生管理士とは?

ネイルサロン衛生管理士は、ネイルサロンの衛生管理について一定の基準を満たしていることを証明する資格。

NPO法人日本ネイリスト協会の公式HPは、下記のように記載されています。

「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」を普及し、サロン従事者への啓発活動を通じて、国民の健康を守る安全で安心なネイルサービスの普及と公衆衛生の向上に資することを目的として、ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得した方に「ネイルサロン衛生管理士」資格を付与する制度です。

引用元:NPO法人日本ネイリスト協会

2021年3月末時点で、77,339名のネイリストがネイルサロン衛生管理士資格を取得しています。

お客様に安全で安心なネイルサービスを提供するうえで、サロンの衛生管理は必要不可欠です。

後ほど詳しく説明しますが、ネイルサロン衛生管理士試験は、JNA認定校が主催する講習会を受講して筆記試験を行います。講習内容は以下のとおりです。

【ネイルサロン衛生管理士の講習内容】
第1部 理論講習 180分
第2部 筆記試験 20分
第3部 試験問題の解説、合格発表

試験に合格すると、認定証と資格バッジが授与されます。

「衛生管理をしているネイルサロン」の証明となるため、独立を考えている方は取得しておいた方が良いでしょう。

1日で取得できる!ネイルサロン衛生管理士資格取得までの流れ

ネイルサロン衛生管理士資格は1日で取得できます。

ここからは、ネイルサロン衛生管理士資格を取得するまでの具体的な流れや申し込み方法などを解説します。

試験内容

ネイルサロン衛生管理士の講習会では、180分の理論講習があります。その後、20分間の確認テストを実施。

試験問題は、「ネイルサロンにおける衛生管理自主基準」から出題されます。講習で学んだ内容がそのまま出題されるため、取得しやすい資格といえるでしょう。

確認テストは、択一方式で全20問出題され、100点満点中80点以上で合格です。採点は、当日会場内で行うためその場で合否がわかります。

受験料

受講料は、一般は10,560円、JNA会員だと6,160円です。受験料のなかには、テキスト代や認定証、バッジ交付手数料が含まれています。

受験資格

受験資格18歳以上であれば、性別や国籍、実務経験の有無を問わず誰でも受験できます。

申し込み方法

ネイル衛生管理士講習会は、全国にあるJNA認定校で毎月開催されています。

NPO法人日本ネイリスト協会の公式HP「衛生管理士JNA認定校セミナー」から申し込み手続きを行ってください。

申込締切/定員の欄にある「申込はこちら」をクリックして申し込みを行います。スクールによって人数制限があるため、余裕をもって早めに申し込みを済ませておきましょう。

また、会場によってはオンライン(zoom)受講も可能です。

オンラインで受講する場合、休憩時間以外に15分以上の切断・カメラオフ、2回以上の切断があると欠席扱いとなります。ネットの通信環境が良い場所で受講しましょう。

有効期限

ネイルサロン衛生管理士資格は、取得年を含む3年目の12月末までが有効期限です。

継続手続きには3,300円の手数料がかかります。一度継続手続きをしてしまえば、永続認定となり更新の必要はありません。

ネイルサロン衛生管理士の資格を取るメリット

衛生管理を怠ると、お客様の爪や皮膚にトラブルが起きる可能性もゼロとは言い切れません。

ネイルサロン衛生管理士資格を持っているネイリストがいるだけで、サロン全体における衛生管理の意識向上につながります。

ネイルサロン衛生管理士は、必須資格ではありませんが転職活動をスムーズに進められる可能性があります。

経験豊富な講師によるオンライン個人レッスンあり

講義動画はすべての手順を収録

講師が選定したこだわりの用具つきコースもご用意