受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【マンション管理士試験・管理業務主任者試験】ダブル合格カリキュラム

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

不動産会社で勤めており、不動産ポータルサイトに掲載する物件の査閲業務・不動産売買契約書や重要事項説明書の作成業務に従事しておりました。営業職から法務の職種に異動してから1年程だったため、職場のベテラン社員と比べ知識が乏しく、わからないことだらけでした。また、重要事項作成業務において区分所有建物の作成に相当な時間をかけており、特に管理規約の読み込みに時間をかけておりました。基礎から法律を勉強するにあたり、幅広く体系的に法律を学ぶことができる資格取得に焦点を当てました。既に宅建を取得していたので、他に不動産に関する法的知識を学べる資格を探していたところ、マンション管理士試験・管理業務主任者試験があることを知りました。どちらの試験も同じ範囲の学習となるため、一気に2つとも資格を取ろうと考えました。法律の知識を身に付けて早く一人前になりたい、もっと自身の業務効率を高めたい、職場のチームに貢献したい、と強い思いと覚悟で受験を決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

会社の定休日が土・日曜日ではなかったため、受講できる資格学校が限られており、またどの資格学校も遠方にあるため通信講座特化型の資格学校を探しておりました。そこで初めてアガルートの存在を知り、テキストの文字のフォントと色合いが目に馴染みやすかったことから本講座の受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

まず、試験当日までの学習スケジュールの計画書を作成しました。計画書には3つの項目を記入していました。

1つ目はモチベーションの維持・向上を目的に、資格を取る動機付けを箇条書きで記入しました。例えば「資格の勉強をすれば法律の知識が身につくため」「契約書作成業務の効率が上がるため」「社内で個人評価が上がりボーナスが増える可能性が高まるため」といったポジティブなものや、反対に「資格試験に落ちたらこれまでの時間が無駄になるので合格する必要があるため」「落ちたら勉強できない人だと思われるため」といった動機等をできるかぎり多く記入しました。そうすることで、勉強内容が難しく行き詰ってしまった時や、仕事の両立が大変な時期があったとしても、試験に合格する理由を永遠に語れるほどの動機があるので、モチベーションを維持・向上することができます。

2つ目の計画書に記入する事項は、現状把握・分析です。先月の学習ペース・学習量・理解度を計画書に記入することで学習の進捗状況を可視化します。そして掲げた目標を達せられなかった原因・改善策を書きます。そうすることでより勉強の質が高まります。

3つ目は学習スケジュールを計画書に書きました。合格するためには何をすべきか、試験当日までに学ぶべき科目・各科目の着手時期・学習量を決めました。例えば、「1カ月目は上巻(民法・区分所有法)のテキストと過去問集を4周以上やる」「3カ月目の終わりには上巻を合計8周やる、同時並行で中巻(標準管理規約・標準管理委託契約書等)のテキストと過去問集を4周やる」「試験当日までにテキストは30周以上読み込み、過去問周は15周以上やる」といったことです。この計画書は1カ月に1回見直しました。月に1回あらためて資格を取る意味や動機、学習の進捗状況や改善策を考えた上で学習スケジュールを見直すと、モチベーションが上がります。長期間の学習におすすめです。

また、勉強手帳を毎日書いており、仕事や家事も含めて1日の行動と勉強時間と勉強量を記録しました。勉強量を可視化でき、たくさん勉強できた時は達成感を得られるため、モチベーションの維持に繋がります。

次に、生活習慣を見直しました。マンション管理士試験・管理業務主任者試験の勉強をする前は、ファイナンシャルプランナー2級や簿記2級の資格取得のために朝の5時30分に起床して、7時にカフェで勉強しており、1日2時間勉強しておりました。本講座の学習を開始してからも引き続きこの生活習慣を続けておりましたが、限界を感じ始めました。特にマンション管理士試験の難易度が高く、勉強範囲が広く、更にダブル受験で20年分の過去問集を試験当日までに10周以上やろうと計画していたので、目標で掲げていた勉強量と比べて勉強時間が足りていませんでした。そこで起床時間を4時30分にし、5時30分から勉強する生活習慣に変更しました。平日の朝の勉強時間は2時間半以上確保していました。仕事の残業がなければ、夜の勉強時間も合わせて平日1日4時間勉強していました。また休日は1日6時間以上勉強し、試験3カ月前からは休日1日10時間~12時間以上勉強しました。2024年3月~12月1日までの9カ月間で勉強時間の合計は1170時間でした。

試験勉強で一番苦戦したことは、勉強範囲が広かったことです。テキストは上・中・下巻と3冊あり特に下巻の設備の科目が覚えられませんでした。またダブル受験のため過去問集は6冊もあり、高頻度で復習するのが大変でした。

各科目を両立するために2つの工夫をしました。1つ目は、通勤時間や買い物の時間に講座の音声データを活用して、耳勉をしました。マンション管理士試験は細かい論点が問われるため、過去問集の暗記だけでは合格できません。各条文の意味や解釈、要件を点ではなく全体像で把握・暗記する必要があります。テキストの読み込みが必要ですが、過去問集を解く時間も確保しなければならなかったため、通勤時間や移動時間は、常に本講座の音声データを使って耳で学習していました。私は過去問集よりもテキストの学習を重要視しています。理由はテキストで学習すると知識の精度と網羅性を高めるため、新規問題に対応できるからです。耳勉で勉強する科目と過去問集で勉強する科目は異なるようにし、複数の科目を両立して勉強していました。2つ目は上巻と中巻の過去問集は、2週間に1周し、なかなか覚えられない下巻(設備・マンション管理適正化法)は過去問集を1週間に1周しました。各科目をバランスよく学習することができ、全て得意な科目にしました。上巻は15~20周、中巻は7~15周、下巻は10周しました。

最後に、勉強範囲と過去問集の量が多いため、学習スピードを意識しました。ストップウォッチを使い、過去問集の1問(四肢択一)を解いてから解説を理解したところまでにかかった時間を1問1問計測しました。1問につき1分40秒~5分かかっていることが分かったため、1時間に20問以上解くペースで問題をサクサク解き続けました。試験の2カ月前までには全範囲の学習を終え、管理業務主任者試験においては合格レベルに達していました。残りの2カ月でマンション管理士試験の細かい論点の暗記や苦手科目に力を入れ、完成度を上げました。

導入講義のご感想・ご利用方法

試験の内容・範囲・傾向をまとめて学習できました。試験を受験する動機が「法律の知識を身に付けたい」ということだったので、つい全部の範囲を勉強してしまいがちでした。管理業務主任者試験はその勉強方法でいいと思いますが、マンション管理士試験は戦略を練らないと合格を勝ち取ることが難しい試験です。出題範囲や各科目の配点を知ることで、各科目の優先順位を付けて勉強することができます。ダブル受験合格カリキュラムの講座は過去問集の量が2倍なので、合格するための学習が必要なので、導入講義で試験で合格する為の戦略を学ぶことができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

網羅性の高い講義でした。市販の模擬試験を受けるとマンション管理士試験・管理業務主任者試験ともに毎回40点以上得点できていました。他の市販のテキストに手を広げることはなく、試験当日まで本講義やテキストを信じて学習し続けることができました。過去問集でわからないことがあれば講義の解説を見ることで解決することができました。本講座で工藤先生は論点ごとに必ず理由を付けて解説していたため、理解しやすかったです。特に区分所有法では鋭い解説が多く、マンション管理士試験で出題される細かい論点に対応できる解説も盛り込まれていました。試験3週間前になっても、講義を通して新たな気づきや発見があり、本試験で正答率を高める助けとなりました。マンション管理士試験では模擬試験で満点をとる勢いで勉強しないと、本試験で合格することは難しいです。新規問題でも正答できるようにするためには知識の精度と網羅性を高める必要があります。過去問集を解いて点と点の知識を暗記するというよりは、例えば民法で学ぶ「代理」は「法定代理・任意代理の違い」「無権代理・表見代理等」の代理にも色んな種類や論点があるので全体像をとらえて知識を面で暗記することが合格の近道です。移動の途中やWi-Fi環境の無い場所で講義を受けるときは、音声データを活用し、スマートフォンのデータ通信料を抑えました。いつでもどこでも講義を耳で学習でき、非常に助かりました。試験当日までに講義を30周くらい学習しましたが、毎回、新たな気づきや発見がありました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問集の解説を見ても理解できなかった時は本講座を活用しました。解説に書かれていない条文の趣旨や解釈まで解説されていることがあるので、理解の助けとなりました。また、工藤先生は受講者の気持ちになって、引っ掛かりやすいポイントや正答率を上げるコツ、問題文を読むときの注意点も解説してくれるので、理解度が上がります。各問題の重要度についても解説されているので、本試験直前になっても解けない問題があったときに捨て問にするか否かの取捨選択の助けとなりました。過去問集を解くときは、椅子に座って過去問を手に取り勉強しないと解けませんが、音声データがあるのでそれを活用して移動中でも過去問を解くことができるのが良い点です。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

全ての科目をある程度理解できた時期に総まとめ講座を受講しました。広範囲の試験科目を短時間で一気に復習することができるのが本講座の特徴ではありますが、私は「試験の頻出論点を見極める目的」「マンション管理適正化法の知識の整理を目的」に本講座を活用しました。マンション管理士試験では満点を狙っていく勢いで勉強しないと合格することが難しいです。全範囲を暗記しようとしていましたが、試験直前になると、範囲が広いので全部暗記することができなくなります。総まとめ講座では、重要な論点に絞って1冊のテキストにまとめられていますので、そのテキストに出てきた問題は特に時間をかけ、メリハリのある学習をする助けとなりました。また、マンション管理適正化法ではマンション管理士と管理業務主任者の異なる点を理解し暗記する必要があります。本講座のテキストはそれぞれ表にまとめられており、混同しやすい知識を整理することができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

試験3カ月前から模擬試験を解き始めました。現在、自分が合格までのどの立ち位置にいるのか確認するこができました。また、どの科目が苦手なのか分析することができ、勉強効率を上げる助けとなりました。既に40点以上得点できていましたが、勉強法に間違いはなかったと確信することができますし、モチベーションの向上に繋がります。本試験の3週間前にマンション管理士の模擬試験を受けてみたところ、38点と合格点ギリギリの点数だったため、非常に不安を感じたことがあります。市販の模擬試験では常に40点以上得点できていましたが、市販の問題は「本試験で出題される問題を当てにいく」ことを売りにしているため過去問題の焼きまわしが多く本試験よりも簡単です。市販の模擬試験を解くときは、40点以上得点できないとマンション管理士試験の合格は難しいです。アガルートの模擬試験の問題は、自身の立ち位置を確認するために本試験に限りなく近い難易度の問題が出題されていました。

難解肢解説講座のご感想・ご利用方法

試験の2カ月前には全ての科目と過去問に着手完了していて、ほとんど暗記できていました。しかしマンション管理士試験の合格率を考えますと「まだ学習が足りないのではないか?」と不安になった時期がありました。本講座では過去問集に入っていない、10年以上前の細かい論点の問題が入っているので、新規問題に挑戦することができます。試験日に近づくほど本当に合格できるのかと不安に感じると思いますが、本講座で不安を無くすことができました。

頻出重要肢解説講座のご感想・ご利用方法

管理業務主任者試験における頻出範囲を知るために本講座を活用しました。学習の後半で本講座の配信がスタートするので、配信が開始された時にはすでに過去問集の内容をほとんど理解・暗記できていました。しかし、頻出範囲について情報の収集を行なっておらず、メリハリのある学習ができていなかったため、本講座を頻出範囲の情報収集源として活用しました。過去10年以上前の問題も取り扱っているため、新規問題に挑戦したかった私としては有益な講座でした。

重要条文マスター講座のご感想・ご利用方法

合格するためには条文の暗記が必要です。条文を知っていないと解けない問題が多々あり、知っていれば簡単に正答できるラッキー問題だと思いますので、条文マスター講座で条文ごと暗記する学習をしました。また、仕事で他の法律の条文を読んだりしますが、読み方を勉強していなかったため、本講座で条文の読み方の基礎を学ぶことができ、試験対策だけでなく仕事においても有益な講座でした。テキストでは理解しやすいように条文の順番を変えていますが、本講座は条文が順番ごとに並んでいるため、テキストをたくさん通読して飽きてしまった時は、本講座が新たな刺激になります。

講座のご感想、講師へのメッセージ等

人生初めて通信講座を受講しました。テキストの網羅性が高く、市販の教材を使うことは一切ありませんでした。最初から最後まで本講座を信じ続けることができました。試験3ヶ月前から当日まで休日は1日に10時間〜12時間勉強していた時期がありました。なんども心が折れそうになりましたが、講義内の工藤先生の愛嬌のある指導に何度も励まされました。大変感謝しております。個人的に仕事のスキル向上と昇進を目的に人生をかけた資格取得でした。工藤先生のおかげで1発合格できたこと、大変感謝しております。

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