受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

管理業務主任者試験を目指した理由・契機

50歳を過ぎたことから、今と全く違う仕事をしてみたいと思うようになり(今は機械のエンジニア)、人相手の仕事をと考え色々調べたところ、資格を要する「管理業務主任者」の仕事を見つけ挑戦してみることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

オンラインでの学習内容が充実しているかを主として、確認のために何社か予備校の資料を取り寄せましたが、その中でアガルートが一番説得力のある資料(合理的なカリキュラム設計)に感じ、これをとにかくやりきることとしました。

合格体験記・学習上の工夫

まず、与えられたカリキュラムが全てと考え、他のことは一切考えず、別のテキスト等には一切手を出さずに、とにかく、自分で納得いくまで与えられた教材をやりきる、これに徹しました

次に、納得の定義を、「過去問を、一問一問の肢が解説まで理解できるまで仕上げる」と決めその確認までを行い、その繰り返しに努めました。

この結果、勉強の過程において、見えなかったところが見えるようになり、プラスして覚えておくべき内容にも気が回り、無駄なく全体を整理できたと思えます。

講座の説明文に書かれていた「合格に必要な情報だけを、効率よく学習できるように設計されている」ということは、こういうことを表しているのかなと後で思いました。

個人として工夫した点としては、

  1. 暗記できる量には限界があるため、頭を使わない語呂合わせ等の手法を所々に用いた点があります(これをやって、暗記すべき内容も頭に維持できた気がします)。
  2. 在り来たりかもしれませんが、移動時間には過去問、集中できる時間にはテキストと、勉強時間についても如何に効率よく学習できるかを考えた時間の配分に心がけました。

「講座やカリキュラムは、合格に必要な情報だけを、効率よく学習できるように設計されています。合理的で無駄のない、考え抜かれたカリキュラム設計により、遠回りすることなく、試験合格に向け一直線に 学習できます」は、噓なくその通りでした。

総合講義のご感想・ご利用方法

テキストについてですが、第一に、人に理解させるための表現が本当に上手だと思いました。色の使い方や図表の用い方等もありますが、個人的に一番助かったのは解説、注記等が丁寧なところでした。

例えば、民法における意思表示での「善意、無過失」の注釈等、勉強する上で混乱しすいところの解説がものすごく理解しやすかったです(頭に自然と入りました)。書かれている場所も適切で、後で探しやすかったです(とにかく解説、注記等が丁寧で良かったです)。

また、オンライン講座の解説、説明についても、これはこれで自然と頭に入る喋りが聞きやすく(心地よく)、一つ一つ講座を完結させる手助けになりました。
各講座の画面上の完了率(%表示)も意外とやる気にさせてもらいました。

テキスト、過去問、オンライン講座等を通し、工藤講師の熱意、仕事に対する思いを感じました。有意義な講座だったな、と素直に思います。お蔭様で無事試験に合格することができました。本当にありがとうございました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問についてですが、重要な肢について繰り返し問う形に問題が組み込まれており、問題の出題形式のイメージと並行し、肢別の理解も行え効率のよい勉強を進めることができました(これも「無駄のない合理的で、考え抜かれたカリキュラム設計」の一つかなと思いました)。

利用方法としては、前述の通り、納得の定義の「過去問を、一問一問の肢が解説まで理解できるまで仕上げる」を完結するために繰り返し利用しました(ページの配置も使いやすかったです)。

過去問については、試験直前まで回せる限り回すと決めていましたが、途中で量より質と考え始めペースが落ちました。この量と質のバランスについては、最後まで何が正解なのか分からないまま試験日を迎えてしまいました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は、総整理時に利用しました。要点の整理には有効なものでしたが、今回は「管理業務主任者」のみを受験とのこともあり、総整理時に必要のない情報(マンション管理者用)との区分けが少し大変でした。また、総合講義との関連付けについても同様なことが言えました。

ただ、それはさほどのことはなく、要点を再確認 → 不安に感じた点を再復習、とカリキュラム全体における総まとめ講座の役目は有効で、何点もこの段階でつぶし込めた論点がありました。

カリキュラム全体を抜けなく、全てむらなく仕上げる、この「抜けなく」もそもそものカリキュラムの構成上肝心なことである、とその際には感じました(決めたことを、勝手な解釈はせずその通りにやる、最後まで。これが一番大切だと、今回試験に臨んで感じました)。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、勉強してきた内容の総確認用として利用しました。出題の内容を見て感じたのは、過去問と違い、別の観点(別の出題方法)を考え出題されている問題が多数あり、そうか、こんな問題の出し方もあるのか、勉強になるなと、率直に感じました。総確認時に気づいた試験前の補足は、本試験において、実は、一番有効になるのでは、と思いました。

補足になりますが、本試験同一の用紙、文字のサイズ等、実際の試験を想定した模擬試験問題を解いてみると、問題を解くのとは別のところで、普段の過去問を扱う際とは意外なところで違いがあり、試験当日に時間配分等に焦らないようにする意味でも、模擬試験を事前に解くことは大切だと思います。