受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

マンション管理士試験・管理業務主任者を目指したきっかけは転職でした。もともとはメーカーで住宅販売の営業マンとして働いておりました。そんな中、結婚等自身の環境の変化から転職することを考え、マンション管理の仕事に転職することになり、業務の中で必要になる資格だったため、取得を目指しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

前職では宅地建物取引士の取得が必要だったため、独学で取得を目指し、数度の受験の末ようやく取得できました。仕事をしながらの取得はなかなか時間の確保が難しく、また、自身で学習スケジュールを組むことや試験の具体的な対策をすることが難しかったです。そういった悩みを解決すべく通信学習を調べ、見つけたのがアガルートアカデミーの講座でした。

合格体験記・学習上の工夫

学習上の工夫を挙げるとすれば、やはり過去問の反復学習でした。ただ、最初は過去問の反復学習を行うのではなく、1つの講座動画を見たあと、そこに該当する箇所の過去問を解いてみることから始めました。

過去宅地建物取引士の学習では一旦テキストをすべて読み、その後過去問にとりかかっておりました。その場合、テキストの最初のほうは集中が持続しているのですが、後半になるにつれ集中が切れてしまいました。しかし動画を少し観て、その部分のみの過去問を解くという短く区切って学習をしていくことで、メリハリが生まれ集中の持続につながるほか、動画を観てすぐその該当箇所を解くので記憶の定着にも差を感じました。

テキストや動画をすべて観ていない中で、過去問を解き始めるのは、最初は抵抗がありましたが、結果的にはとても良かったと思っています。良かったと思う理由としては、過去問を解くことで、問題の出題傾向を把握できることや、過去問を解いて分からない問題がある中で再びテキストや動画を観ると聞き逃していた箇所の発見ができたり理解が深まったからです。

その他の工夫としては、間違えた箇所にしるしをつけていきました。そうすると明らかに間違えの多い分野や少ない分野が視覚的に分かり、自身の弱点の把握ができました。また過去問では同じような問題も出てきますが、そういった問題の把握にもつながり問われやすい問題の判別もできました。

総合講義のご感想・ご利用方法

学習方法として、一番は過去問の反復でしたが、過去問を解く前に、まずこの総合講義を観てから解いていました。マンション管理士や管理業務主任者においてのランクや色分けがしてあることも、抑えるべきポイントが分かりやすかったです。

また、動画視聴のほか、音声がダウンロードできたため、通勤時間を利用して、耳では音声を聞き、スマートフォンではデジタルブックからテキストを開いて学習を行えたことは本当に良かったです。通勤は片道1時間強かかっていたので、約2時間の学習をすることができました。電車では動画が止まってしまう事も多く、動画がダウンロードできればなお良かったな、と思っております。商材の特性上難しいのかもしれませんが。

デジタルブックでは過去問等もあったため、ある程度知識が入ってきた後はスマートフォンで過去問を解きました。紙媒体のテキスト等も用いて学習しましたが、混みあった電車等では開きづらいので、デジタルブックがあったことはとても良かったと思っております。

講義動画では、テキストに載っていないポイントの説明やイメージしやすいように言葉の言い換え、図解等があったことも理解が深まりました。そういったことは忘れずにメモすることで、テキストを見返した際に講座動画を思い出したりして役立ちました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座は、通常の年度ごとに分かれている過去問集とは違い、出題分野ごとに並んでいたため、総合講義動画をみて問題を解く、という学習方法にはとてもやりやすい形となっておりました。その他、解説動画ではおそらく講義を受けている皆様がつまずきやすい箇所等をピックアップしていたかと思いますが、テキストや総合講義動画では分からなかった問題も分かるようになりました。

デジタルブックと紙媒体を平行して利用していたため正確な回数は分かりませんが、おそらく全体を少なくとも5周ほど解いたと思います。繰り返し解いているうちに、徐々に問題の正解が分かると残りの選択肢を流し気味になってしまい理解した気になってしまうこともあったので、選択肢1つずつ解くように意識してみると、意外と解けない問題が出てきたりして焦ることがありました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総合講義動画や過去問解説講座を3~4周勉強したころ、分からない問題があれば、講義動画等に戻り学習するといった方法で進めておりましたが、該当箇所を探すのに多少時間がかかります。そんな中要点がまとめられた総まとめ講座は、区分所有法と標準管理規約の区別等頭の中の知識の整理に役立ちました。

細かい部分を調べるとなると総まとめ講座だけでは分からない事も出てきてしまうため、学習利用のウェイトとしては、総合講義や過去問解説講座のほうが多くありましたが、実際の試験1週間前くらいからは過去問すべてをまわす時間がなかったため、全体を見直すということで、総まとめを2日で1周するくらいのペースで3周くらいして内容の確認を行いました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試試験は、試験1ヶ月前くらいに解きました。過去問でよく問われる問題のほか、あまり慣れない問題もあり、自信はありましたが、余裕をもって合格圏内の点数を取れたものもあれば、けっこうボーダーぎりぎりになってしまったり、と焦ったものもありました。

過去問10年分プラスαと考え、もっと早く解き始めていれば、と後悔もありました。一通り解き終わり、過去問の分野ごととは違い実践に近い感覚や時間のペース配分の参考になりました。分野ごとでは解けていた問題も模試の本番形式になると全くの別の問題のように感じることもあり、解説を読むと落ち着いていれば解けたな、と感じることもあったので、実践に近い形の学習も早い段階で取り入れると良いと感じました。

自由記載欄

マンション管理士は35点で惜しくも不合格となりましたが、管理業務主任者は39点と合格ができました。ありがとうございました。次年度は5点免除も利用し必ず合格します。

また、工藤先生の講義は頭にスッと入ってきて分かりやすく講座に申し込んで本当に良かったです。本当にありがとうございました。