受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験を目指した理由・契機

会社の将来のためです。
私は、マンション向けの表示板の製造販売会社の取締役をしております。
父が創業した会社で創業40年になりますが、昨今は売上が逓減しております。
そんな中で私がマンション管理士を取ることで、現事業の拡大や新しい事業の創出に寄与できるのではないかと思い、マンション管理士を目指すことを決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ずばり、過去の受講生の合格率の高さです。
私が調べた限り、合格率を公表している通信講座・予備校の中で一番高いです。
難関のマンション管理士試験では、どの通信講座・予備校を選んでも多くの勉強時間を必要とします。
であれば、一番実績のある通信講座・予備校を選ぶのが良い、と考えました。

合格体験記・学習上の工夫

「学習上の『工夫』」ということですので、アガルートの動画で紹介されている方法以外の方法を取った部分を2点ご紹介します。

まずは動画視聴と過去問を解くタイミングです。
動画で主に紹介されている方法は、「まず動画を最初から最後まで(例えば、民法から適正化法まで)全て見て下さい。その後過去問を同じく最初から最後まで通して解いて下さい」という方法です。
しかし、私の場合は「まず民法の第一回の動画を見る。その日の内に対応する過去問を解く。次に民法の第二回の動画を見る。その日の内に対応する過去問を解く。民法の第三回の動画を見る…」というように、動画を見たらすぐに過去問を解く方法を取りました。

次に過去問の繰り返し方です。
繰り返す回数は同じ位なのですが、繰り返し方が違います。
動画で主に紹介されている方法は、「最初から最後まで通して1度解きます。最後まで行ったら、最初に戻り2回目をスタートします」という方法です。
しかし、私の場合は、1度目に過去問を解いた日から「1日後、その2日後、その4日後、その1週間後、その2週間後、その1か月後」に解く、という方法を取りました。
これは、覚えた事を長期記憶に持っていくために、エビングハウスの忘却曲線という考え方を基にして、私自身の今までの学習経験から導き出した方法です。

総合講義のご感想・ご利用方法

感想は三つあります。

一つ目は、動画もテキストもわかりやすかったです。
設備の部分以外は、アガルートの動画とテキスト以外は使わずに学習を進めることが出来ました。
とても効率が良かった、という印象です。

二つ目は、試験によく出る重要な部分は赤文字になっている所が良かったです。
稀にしか出ないような部分に対して時間をかけるのは、試験の合格を目的とした場合、時間効率が悪いと考えています。
マンション管理士試験のような難関資格であれば、ただでさえ多くの時間を費やす必要があります。
出来るだけ効率よく学習したいと思っておりますので、よく出る部分に集中できたのは良かったです。

最後は、設備の部分は図が少ないという感想です。
ただ、これはテキストの文量に関係してくるので仕方がないのだろう、と思っています。
ですから、私の場合は(設備の部分で)初めて聞く単語は全て検索して、自分で画像を見てイメージを付けました。

次に利用方法です。
私の場合は、マンション管理士試験に挑戦することは会社公認だったため、比較的仕事の空いている時間などを利用でき、まとまった勉強時間の確保が出来ました。
したがって、「隙間時間を使って5~10分見る」というような使い方ではなく、腰を据えて1時間2時間連続で視聴していました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

「過去10年分の過去問を最低5回は解き、その結果、肢レベルで正誤とその理由が言えるようになる。これが最低限のレベルである」とアガルートでは紹介されています。
私もこのレベルに到達した後に模試に取り組みました。
そういった意味で、「過去問を繰り返し解くこと」それ自体は非常に重要です。
ただ、過去問解説講座に関しては、正直に言うと、あまり必要なかった、という感想です。
上記でもお伝えしましたが、総合講義の動画とテキストがわかりやすいので、それらの視聴後に過去問を解いて解説を読んでいて、それでも「わからない」と思うような所はあまりなかったように思います。
ですから、利用方法としては、一応確認用に流して聞きました。
ただ、何か所かは「なるほど」と思うような所もあったので、時間があれば聞いておいて損はないと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

私の場合、総まとめ講座はほとんど視聴しませんでした。
確かに、一通り動画を見終わった時点で、前半の民法や区分所有法が若干薄れてはきました。
しかし、薄れていた部分は総合講義をもう一度見直すことで対応できましたので、総まとめ講座はほとんど視聴しませんでした。                                                                                                                                                                             

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、過去問の繰り返しがおおよそ終了した、試験1か月前に解きました。
講座はアガルートだけの受講でしたが、模擬試験に関しては他の予備校のものも取り組みました。
合計で8つ(うち、アガルートは2つ)解きました。
その中での比較でいうと、アガルートの模試は少し難しかった、という印象です。
理由は、適度に見たことのない問題が入っていたからです。
解説動画では「本試験では、今まで出てきていない、どの受験生でも解けない様な問題が絶対に出題される。そういった問題に対する精神的な訓練をするために、あえて入れている」と解説されていました。
とても実践的な考えだと思いました。

「(過去10年の過去問を最低5回繰り返すのが前提ですが)自分がわからない問題は他の受験生もわからない。だからその問題がわからないことに焦ってしまい、それ以降がガタガタにならないように上手く精神的に回避する」術を身に付けることが出来たように思います。