受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

管理業務主任者試験を目指した理由・契機

会社の業務がマンション管理業主体となっており、私の部門は職種が違うものの会社全体として「管理業務主任者」取得が推奨されていたので、必要とされている資格であれば試しに受けてみようかな、という気持ちで受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2023年2月より行政書士講座をアガルートで受講しており独学ではなく、専門のプロが行う講義の有益さ・重要さを感じていたので前評判良く、合格率も非常に高いアガルートの講座を申し込みました。
また、私はアウトプットよりの勉強をしがちなので、問題集が手厚いアガルートの講座はとても相性が良い、と感じたことも理由です。

合格体験記・学習上の工夫

まず全体を把握する為、過去問複数年を答えの正誤ではなく問題が何を聞いているか、問題文の意味が分かるか、分からないか、で各項目の個人的な得意不得意を分けました。

  • 民法・設備・宅建業法等・仕訳 → 得意
  • 区分所有法・規約・適正化法 → 不得意

この様な形での自己イメージ形成だったかと思います。

本目的は苦手意識を極力無くすことで、毎日の勉強のやる気を削がない為の個人的な努力姿勢でした。
苦手な項目があるとテキストを開くのが憂鬱になるので、講義で最低限の知識を押さえてしまい、問題文に取り組みやすくしてしまおう、という流れです。
その後得意だと思うところは過去問を、不得意だと思うところは、講義を聞く → 問題というスタイルで進めていったかと思います。
会社でも定期的に講習を開いてもらえたので、そこで理解度の再確認を行いました。

学習は8月より始め、9月までにアガルート過去問2周、他社過去問(2社)1周
10月はアガルート過去問2周、他社過去問(2社)1周
11月中旬からは他資格が終わったので一本集中し、毎日問題集1冊をノルマに勉強していました。
段階的な過去問実施時の点数としては8月:20点台、9月:20点台、10月:30点台、11月:45点以上の状況となります。
最終的にはアガルート過去問6周・他社過去問(2社)4周・予想問題2周+αの学習量でした。

総合講義のご感想・ご利用方法

ただ聞いていても覚えられないので、事前に過去問・テキストを一読して、どこの部分を話しているのかをぼんやりと頭にイメージを残してから講義を聞くようにしていました。
目で文字を読むのと、目と耳とで講義を聞くのではインプットの量が段違いです。また反復しないとすぐに記憶から抜けてしまうので、インプット段階では同じところを繰り返し聞くようにしました。

基本的なインプットが終わり、過去問の実践段階で不安だな、なんだったかな、と思うところでいつでも見直せるのも通信講座の強みだと思います。
また、気が向かないときでも移動中等少しでも毎日勉強を行うという点で、何かをしながら耳に入ってくる動画・音声講義はとても便利でありがたいです。

またテキスト構成についても、民法で言えば誰を主体として考えるのか、設備についても具体的な絵面が無いと分かりにくい部分でキチンと図示されていたり、区分所有法 ⇔ 規約の違いを比較表だったり、ととても理解度が深まる構成だったように感じます。
工藤講師の講義でも具体的な例を挙げていただけますので、問題に対しての事例として落とし込みやすく、場面が変わっても迷うことが少ないかな、と感謝しています。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問はよくアウトプットと言われますが、私はこれ以上ないインプット教材だと思い重宝して使いました。自分でテキストを一周し、苦手分野を克服して点数の底上げを行いました。
問題文と配置を覚えての回答をしてしまっては意味がないので、あまり良い方法ではないと思いますが、アガルート過去問を主体に、他社の過去問を2種類用意してローテーションで問題をひたすらに解いていました。紙質一つ変わると不思議と同じ問題でも新規の問題として勉強できたので、私には適した勉強方法だったかと思います。

動画講義については間違えが多い分の講座、私だと区分所有法・規約・適正化法でしたが、こちらに絞ってインプットし直しと思い講義を見ていました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

これは、絶対にやったほうが良い講座だと思います。
今回管理業務主任者講座を受講していますが、総まとめ講座の問題では頻度・重要度のランク付け+管理業務主任者だけでなくマンション管理士の問題も記載されています。
つまりは見た事がない問題を試せる、覚えられるチャンスなわけです。

実際、同じ分野なのにマンション管理士側の過去問では理解しているつもりが間違っていたり、違う分野では同じような問題難易度だったり、と一つ一つ不安を解消できる構成となっていました。
問題を一つでも多く解いて、対応できる解答を増やすスタイルの私には最適です。直前学習では一番重宝して使いました。
ダブル受験の方では捉え方が違うかもしれませんが、どちらか主体の方はオススメ講座です。

模擬試験のご感想・ご利用方法

工藤講師が解説動画でも仰っていましたが、模擬試験は今の自分で慢心せず想定より低い点数を取ることで勉強意欲を見出し、また本番での難問奇問に動揺せず、通常通りの手順で進めるため絶対に受けなければならない講座です。
過去問で高得点をとり慢心が見えるころ、直前期(11月中旬)に模擬試験を受け、心が折れる寸前までの状態から再度基礎固めをし、取りこぼしが無いように学習しなおしました。

アガルートの予想問題は基礎を確実に抑えていないと目標点に到達できない難易度であり、奇しくも本試験も過去最高の個数問題とはいえ、選択肢自体は基礎的なことを問われているものが大半で、ここで一度学習をしなおしたのは正解だった、と改めて思われます。