受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由はただ単に探究心です。私は金融機関に勤務しています。長年、本部の審査部署で法人の事業性融資の審査官をしてきました。また、国内外の風力発電、バイオマス、太陽光といった再生可能エネルギーのプロジェクトファイナンスの審査、事業再生にも携わってきました。
幅広な知見が必要な職種であったので不動産関連知識を整理してみたかったのが理由です。宅建は平成15年に独学で取りました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

前年に独学でマン管に挑戦し33点で不合格となりました。完全に試験をなめていました。色々な資格を持っているのでおごりがあったのだと思います。過去問をやれば合格すると。他社のテキストを使いました。管業に関しては過去問を1度しかやりませんでした。それで受かると思っていました。
結果、管業も32点で不合格。改めて不動産登記法、標準管理規約奥が深いと思いました。マン管はわりとスマートな試験なので女子も受ける人が多く、高学歴受験者が多く偏差値も高い傾向にあると感じました。土地家屋調査士と違います。測量士補で普通の人は挫折します。
改めて勉強方法を変える必要制があると思いました。ネットでアガルートの合格率が高いことを知り申込みました。カリスマ講師の工藤に惹かれたのかもしれません。

合格体験記・学習上の工夫

私の場合は1月中旬から学習を開始しました。ただ、土地家屋調査士資格取得(調査士挑戦は翌年を標榜)を見据えての5月の測量士補試験との併願(独学)だったので、測量士補試験終了までは通勤時間(徒歩とバス)約1時間と土日ランニング約2時間のみの学習でした。総合講義をダウンロードしてワイヤレスで繰り返し聞いていました。
本格的にはじめたのは、測量士補試験明けの5月中旬からでした。それまでダウンロードファイルを繰り返し5周程度は聞けたと思います。2回目の挑戦だったので基礎はできているつもりでした。
6月〜9月はとにかく過去問を回していきました。平日は30〜40問(早朝2時間、帰宅後30分程度)、休日は60〜70問(4時間程度)。マン管管業のダブル受験でしたので結構きつかったです。ミスった問には付箋を貼っていきました。9月に5周完走。マン管管業合わせて付箋が取れないのは5問くらいでした。
今度は過去問を年度で回していきました。1日1年度。2周回しました。新たな発見がありました。今までノーマークの肢に引っかかりました。改めてテキストに戻りました。10月からアガルート模試を2周しました。他社模試もやりました。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義の利用方法ですが、動画を1周見た後はスマホにファイルにダウンロードして毎日、平日は通勤時1時間程度、土日は朝ランニング時に2時間程度繰り返し聴きました。試験直前まで10周くらい聴けたと思います。動画も1.5倍速で隙間時間に見ていました。動画は区分所有法と標準管理規約に特化して見ていしました。
総合講義の感想ですが、アガルートはテキストも工藤先生の講義もよくまとまっていると思います。前回受験した時は他社のテキストを使いましたが、他社は過去問から論点を導き、全てをテキストに網羅しすぎる感があり、強弱が今ひとつで。どこが重要だかよくわからない。不動産登記法、連帯債務他深堀しすぎてしまいます。不動産登記法についてはよくわからず混乱しました。
アガルートのテキストは程よく抜けていて良いと思います。逆に記載がなく、割り切られている箇所がありました。また工藤先生は不動産登記法は捨て問でもOkと言ってくれたので割り切って勉強できました。講義では、工藤先生の独特の言い回しが良かったと思います。「理事は選ばれしもの。民法では誰を助けるか。」耳に残っています。
私は最後までヒアリングにこだわりました。音声ダウンロードは非常にいいです。耳からの学習は残ります。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問はテキストベースで5周しました。年度別では2周しました。ダブル受験のため結構きつかったです。
過去問解説講座は2周程度ダウンロードして聞いただけです。私の場合、過去問はテキストベースで毎日30〜40問、休日は60問を目標にやりました。工藤先生の言われた通り、肢1問ごとに回答を出す癖をつけました
正直、過去問解説講座は今のままでいいと思います。ここは受験者が気概をもってやるべきところです。民法等特別解説が必要なものは別ですが。本当に区分所有法、民法、標準管理規約に特化で良いと思います。工藤先生が言われていましたが、最低限過去問を5周するのは受験者の義務だと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は試験2ヶ月前に過去問と併用しました。アウトプットとインプットでの学習です。テキストを1周した後、通勤時等に講座を1.5倍速でワイヤレスで聞いていました。
ただ、総まとめ講座は正直私にはあまり有用ではありませんでした。あまり隙間時間がなかったためだと思います。テキストを広げる時間は自宅と会社の休憩室それと喫茶店以外なかったからですかね。電車通勤の受験者、短期決戦の受験経験者には非常に有用だと思われますが、個人的には私はやはり総合講義のテキストが最高だと思っています。区分所有法、標準管理規約については総合講義のテキストに徹底的に色々書き込みを入れしました。それが自信につながっていったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模試は10月に入ってから2周やりました。
模試の感想ですが、難易度ですが、管業は普通。マン管は難しかったように思います。ただ、マン管、管業も新問もあり良くできたものだと思いました。変な勘繰りもなく割とノーマルです。他社の市販模擬もやりましたが、非常に重箱の隅をつつくような勘繰りの多い問題が錯乱しました。全て合格点をキープしましたがやらない方がよかったかもしれません。。
模試の解説講義はダウンロードして3周ほど回しました。これは短いし有用です。設備もないし、民法、区分所有法、標準管理規約に特化していてランニングにワイヤレスで聞いていました。

自由記載欄(カリキュラム,講座のご感想,講師へのメッセージ等)

マン管はマークミスも含め3問失点し39点で敗退しましたが、全て私の雑な試験対応によるものです。これも実力です。工藤先生ありがとうございました。非常に楽しかった11ヶ月でした。
今は中山先生の講義受けています。今年は土地家屋調査士一発合格目指します。その後マン管試験受けます。本当にありがとうございました。マン管は土地家屋調査士試験には有用です。