受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

同じ不動産資格の宅建と賃貸不動産経営管理士試験に合格しており、ステップアップとして受講しました。現在不動産業界で働いているわけではありませんが、将来的な可能性を広げるため、マンション管理士試験・管理業務主任者試験に興味を持ちました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

短期間の勉強で効率的に合格したかったので、予備校の講座を受講しようと決めました。スタディングなど、他の予備校も検討しましたが、一番の決め手はアガルートのテキストです。市販テキストと比べても、内容がシンプルで分かりやすく、理解しやすそうに感じました。

合格体験記・学習上の工夫

私は社会人のため、平日昼間は勉強出来ませんでしたが、仕事開始前の時間、通勤時間、仕事終わりの時間などのスキマ時間を利用して、平日は2時間、休日は3時間程度の勉強時間を捻出して、学習に取り組みました。他の受験生と比較して勉強時間を長く確保出来ない分、集中して勉強に取り組むことを意識しました。他の資格試験を受験していたこともあり、アガルート講座を申し込んで学習を開始したのは9月2週目からです。試験まで残り2ヶ月しかなく、余裕は全くない状態からのスタートでした。
学習の順番としては、「総合講義」→「過去問演習」(→総まとめ講座)→模擬試験です。この中でも、私は過去問演習に1番時間をかけました。マンション管理士試験や管理業務主任者試験は、過去問と似たような問題が繰り返し出題される試験なので、過去問演習が鍵になると考えていました。結果、私が約2〜3ヶ月の期間で合格できたのは、過去問演習をメインに取り組んだからだと思います
試験勉強と直接関係ないかもしれませんが、私は日頃から体調管理に特に気をつけました。風邪などで体調を崩してしまうと、その分学習ができなくなってしまいます。なので、私は勉強のために睡眠時間を削る、ということはしませんでした。十分な睡眠をとると頭も冴えるので、集中力をもって学習に取り組みことができます。おかげで、試験までスケジュール通りに勉強を進めることができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートの講座を申し込んだ9月2週目から総合講義を試聴し、内容のインプットに努めました。マンション管理士試験と管理業務主任者試験の試験範囲は広いので、正直、総合講義を試聴し終えるだけでも一苦労です。そこで、宅建や賃貸不動産経営管理士試験ですでに学習済みの範囲(民法など)は倍速で視聴するなど、効率的に学習しました。総合講義を試聴している中で、分からない事項もありましたが、一通り視聴し終えた後に再度視聴することもできるので、とにかく先に進むことを意識しました。その結果、1ヶ月で試聴し終えることができました。
講師は工藤先生ですが、工藤先生の説明がわかりやすいです。テキストの内容を淡々と読み上げるだけでなく、重要ポイント・覚え方等も併せてお教えくださるので、サクサク視聴を進めることができました。また、工藤先生は高い声でハキハキと喋られるので、聞き取りやすいです。2倍や3倍のスピードで聴いても、聞き取りづらく感じませんでした。
講義ではテキストを投影しますが、テキストの中の重要ポイントには赤マーカーなどを引きつつ説明してくださいます。自分が使っている紙のテキストに、同じようにマークなど引くことで、重要ポイントが整理されたテキストが完成します。この点も合格に役立ちました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義を試聴し終えた10月上旬以降は、ひたすら過去問を解きました。
ダブル合格カリキュラムの場合、過去問テキストは計8冊あり、10年分の過去問演習が可能です。演習量に関しては十分すぎます。
過去問については、ひたすら回すことが大事だと思います。1周目は解けない問題の方が多かったですが、テキストを何周を回して解いて行くうちに、いつの間にか問題が解けるようになっていました。マンション管理士試験や管理業務主任者試験の難易度は高いと言われていますが、過去問を完璧にすれば合格できる試験だと思います。
他予備校と比較して、アガルートの場合は過去問解説講義がついているのでおすすめです。いわゆる過去問の中でも重要な問題に絞って、工藤先生が解説をしてくださいます。過去問を解く上でのポイントや、出題のされ方なども解説してくださるので、ためになりました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

試験本番まであまり時間がなかったこともあり、正直なところ総まとめ講座にはあまり取り組めていません。
総まとめ講座で用いるテキストは、左ページが1問1答、右ページがテキストの内容のまとめ、で構成されています。私は、まずは単元ごとの1問1答を解いてみて、全問正解または1問しかミスがなかった分野は、特に復習はせず、2問以上ミスがあった場合は、該当する範囲の講座を視聴する、という勉強方法でした。
私はあまり使用できませんでしたが、総合講義のテキストは計3冊あり、その内容を1冊にまとめているので、直前期の見直しにはもってこいの教材だと思います。試験会場に1冊持って行くとしたら、総まとめ講座で用いるテキストが1番おすすめです

模擬試験のご感想・ご利用方法

ダブル合格カリキュラムの場合、マンション管理士試験用の模試が2回分・管理業務主任者試験用の模試が2回分・計4回分の模試がついています。
問題の形式が本番同様になっており、また解答用紙(マークシート付)も付いているため、本番の予行演習ができます。直前期に解くにはもってこいの教材だと感じました。問題の難易度も、本番とほぼ同じくらいに設定されていると思います。
マンション管理士試験本番では42点取れましたが、1回目が31点、2回目が36点でした。(私が合格した年の合格基準点は40点と高めだったことを踏まえると、ほぼ同様の難易度に設定されていると言えます。)管理業務主任者試験本番は43点取れましたが、1回目が40点、2回目が39点でした。  なお、模擬試験にも解説動画がついているので、解いた後は解説動画を見るのがおすすめです。