受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

定年後の再就職を考え、何か有効な資格を取得したいと考えていた。
また子供も独立し、自宅を売却、マンションへの住み替えを検討しており、そのための勉強も含めて、マンション管理士、管理業務主任者のダブル受験を目指すこととした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

もともと、他の通信教育講座で勉強を進めていた。
1年目に管理業務主任者が合格したが、マンション管理士は不合格。2回目の受験も不合格でした。2回受験して、手ごたえというか、圧倒的に知識が足りないことを実感。
3回目をラストチャンスととらえ、勉強方法(夜間学校に通うか、講義先を変えるか)に悩んでいた。
仕事があるので、学校は継続して通えないので、ネットで調べたところアガルートの講座を知りました。
とにかくラストチャンスで時間を無駄にできないこと、サンプルの講座を見て、ユーキャンより解説が解り易いと思い、受講申し込みをおこないました。

合格体験記・学習上の工夫

講師がよく言っておられましたが、民法、区分所有法などの骨格となる法令は丸暗記ではなく、理屈を理解することが大事と改めて感じました。それが理解できると、問題に見え方が違うように感じました。
あと隙間時間で区分所有法、標準管理規約、標準管理規約コメントは何回も読みました。
仕事上、国交省のホームページ、法令改定の際に出るコメントは見る機会も多かったので、そこも意識してちょくちょく見ていました。
仕事もあるので、継続して毎日2時間の勉強は難しいです。休日も家庭の用もあり、すべて自分時間にはなりません。ですが、勉強しない日は作らないように工夫し、通勤中にスマホで講義を聴いたり、朝15分、過去問を解くことを続けました。
またテキストに掲載されている表、フローチャートを写メして、移動中に確認したり、建物内で屋内消火栓や連結送水管などみたら、関連過去問を思い出し、スマホにある数値を確認したりしました。視覚と知識が結びつけば、理解も早く記憶に残り易いと思います。
建築関係、消防法、水道法などはこのように、街中の現物に興味を持ち視覚と知識を連携させ、丸暗記とならない工夫をしました。とはいえ、毎日勉強はさすがに辛いので息抜きも忘れずに。
どうしても勉強できない日や気分の乗らない日もあります。
テキストを開けず、散歩したり、買い物に行ったり、その中でエレベーターの定員の表示を見たり、階段の手すりって?クイズみたいな遊び心で眺めました。とにかくこの試験、やる気が一番ではないでしょうか。

総合講義のご感想・ご利用方法

これは個人差もあるのでしょうが、テキスト、動画ともに非常によくできていて、私には合っていました。理解しやすい内容でした。テキスト中のまとめ表、フローチャートは上手く纏められていると思います。
また解説を聴いて、こういう風に考える、理解すればいいんだ、という気付きを与えてくれるので、私には理解しやすかったです。
講師の方が試行錯誤し、ポイントを理解して、難しい内容をいかに簡単な言葉で伝えようとしているか、流れを整理しているかが、わかるテキストだと思います。
また動画の解説も解り易いし、以前受講していた通信講座とのレベル感は全く異なり、本当に解り易いものでした。(個人差があるので、絶対とは言えませんが)
毎月のホームルームもとても良かったです。私は3回目の受験なので、何をいつまでにどれくらいという進捗管理はあまり必要ではありませんでしたが、初めて受験される方にはガイダンスとして有効だと感じます。
またポイント解説、法令改定情報は解り易いですし、会計、団地関係はこのポイント解説でモヤモヤが解消しました。また過去の動画を何回も繰り返し見ることができるのも、大変いいところだと思います。
動画とテキストはワンセットです。過去問を解いていて、理解を深めたいと思うとき、必要なところだけ、しっかり振り返ることが出来る考えられた構成だと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

私は試験までに過去問を8回通しで回しました。丸暗記ではなく、自分なりに正誤の判定、理由付けができるようになったのは最後の方ですが。
本当に範囲が広く、問題も日本語ではない日本語みたいで何が聞きたいのか?理解できないこともありましたが、最後はなんとなく言葉が通じるようになった気がします。
建築設備、建築法、水道法などの数値の暗記は大変ですが、もともと工学系なので、さほど苦労はなく、過去問を繰り返すと頭に残ります。
あとは視覚と知識と記憶を結びつけ記憶しました。その代わり法律系はほんとに日本語に苦労しました。独特な言い回し、役所言葉? これも過去問を繰り返して体得し、慣れるしかないですね。過去問を解くとき、正誤だけにとらわれず、必ず解説を読むことをお勧めします。なぜが?、解ると理解が進みます。気付きがあります。これが理屈で覚えるコツになると私は感じました。なので正誤の解説はしっかり読むことが近道です。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総合講義では出てこなかった「債権者代位権」とか、驚きもありました。関連動画をしっかりみました。改めて範囲にはキリがないと思いましたが、自分の中でプライオリティをつけることも大事ですね。
取りこぼしの無いようにすることも大事ですが、範囲を広げすぎるのも危険とホームルームでのアドバイスもありましたので、自分の能力と相談しましょう。

模擬試験のご感想・ご利用方法

私は10月と11月に模擬試験を行いました。意識したことは時間配分、問題の取り間違えに注意することでした。
特に正しいのを選ぶのか、間違いを選ぶのか、いくつ選ぶのか、結構おっちょこちょいでケアレスミスをすること。あと試験問題にはまり過ぎて、正誤どっちを聴いているか、解らなくなることがあるので、そこを意識して過去問を行いました。
結果は良くなかったのですが、あまり気にせず、本番でもこんな問題出てくれないかな、過去見た事ある位な気持ちです。本試験では、新問にあたるとフリーズしてしまうので、飛ばす勇気、気持ちを切り替える練習だというつもりでした。
本試験でも、やはり余裕はありませんでしたが、模試と同じように時間管理と問題にアンダーラインひいたり、〇で囲んだりして自分を落ち着かせ、やるべきことをやって試験を終えることができました。

自由記載欄(カリキュラム、講座のご感想、講師へのメッセージ等)

足掛け3年のチャレンジでした。最初はダブル合格を狙っていました。
しかし1回目のマン管試験は問題の異様さで思考がフリーズして、全く手も足も出ずみたいな感じでした。1週間後の管業の試験は、開き直りもできて、合格することができました。翌年のマン管試験、科目免除があるのにも関わらず、手ごたえがなく、不合格。ここで、今までの勉強法ではダメと感じて、アガルートの講義を申し込みました。受験も今回でラストと決めていました。それぐらい難しいと感じていたからです。
アガルートの教材は私に本当に合っていたと思います。丸暗記ではなく、理屈で理解し、理由付けができるようになりました。
テキストの作り、動画での解説、毎月のホームルーム、とても有意義な学習機会でした。効率よくカリキュラムが作られていると感じます。
工藤講師のSkillも高いと思います。ポイントのまとめ方、解り易く簡単な言葉で解説ことができるということは、要点を理解し、抑えることが出来ているからだと思います。
私の経験からは、マン管合格したいなら、2年計画。1年目で管業を合格し、その土台と5問科目免除を活かして、残りの必須科目に集中して学習しマン管を取る。異業種の人間はなおさら、その方がいいと私は感じました。最後にラストチャンスで無事合格できました。良いカリキュラム、講義のおかげです。本当にありがとうございました。