受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

私は、大学の専攻も勤務先も不動産とは全くと言って良いほど関係がなく、興味もあまりありませんでした。
ところが、定年退職後にお世話になったのがリース会社だったので、少しでもお役に立とうと、関係する貸金業務取扱主任者、そして宅地建物取引士と取得しました。
せっかく勉強した知識がもったいないのと、自分の住むマンションの理事が回って来そうな時期だったのもあってマンション管理士と管理業務主任者のダブル受験を思い立ったというのが契機です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

安直な気持ちで勉強を始めてしまい、書店で買ったマン管理と管業のテキストを交互に読み、過去問もネットに上がっていたものを印刷してこれも交互にやり続け、時間ばかりかけて挑んだ1回目、むなしく両方とも大撃沈、翌年2回目のダブル受験で管業は受かりましたがマン管は、ほぼ前年並み。
3年目は、区分所有者法や標準管理規約の条文の読み込みからやり直し5問免除で挑みましたが1、2問差でダメ。なぜ、これだけやってもできないのかと諦めかけたのですがいかにも悔しい。
3回目の試験の時に近くに座った方が試験前に読んでいたテキストが何故か気になって控えておいたのがAGAROOTの文字。
なんか縁があるしもう一年やってみるかと思って資料を見たら合格得点で全額返ってくる可能性ありとのこと。正直なところこれがアガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけでした。

合格体験記・学習上の工夫

3浪もしたので、学習の仕方には悩みました。
最終的にやらなくてはいけない事として決めたことは、
①知識的にはかなり頭に入っているに問題の問われ方に戸惑って、答が判らなくなるという戸惑いの解消
②ケアレスミスの撲滅

この2つが私のポイントだと自己分析をしました。
実際には、わかっていると思っていても浅薄なので戸惑う訳だし、戸惑って焦ってケアレスを起こすという情けない実態。例えば、どんな戸惑いかといえば、「専有部分以外のマンションの建物の部分はすべて共用部分であり、それ以外の部分はない。」
〇か×か?と問われると、付属の建物との関係性があいまいなので〇だと言い切れず戸惑う、ような事。
また、ケアレスミスといえば、×を探していて途中から〇を探していて間違ったり、直前に勉強したのが設問の足に出て、これだと張り切って、あいまいなのにそれを選び、その他の足にもっと明白にものがあるのを見逃したりかならバカバカしいケアレスミスでした。それが合否に関わっていたので泣いても泣ききれません。
私が心に誓ったのは、戸惑うところはとにかく掘り下げて疑問を残さない。ケアレスを残さないように、解き終わった後の見直し時間をある程度とれるようにする事です。
どちらにしても上っ面ではダメ、区分所有法と民法は深堀というか徹底してわからないところを潰し、後半の建築設備系の問題は過去問を繰り返して潰す。これが私の学習のポイントでした。

総合講義のご感想・ご利用方法

これまで時間的には随分勉強していても、もう一度初めて学ぶ人としてテキストを一から始めました。特に、民放、区分所有法は条文も逐次参照して進めました。
具体的には、動画の1コマか2コマ分をテキストで先読みし、講師の話をあと聞きする形でスケジュール通り進めました。
テキスト上巻が終われば、その過去問に進みましたが同時にテキスト2巡目を始めるという形で、次のテキストが来るタイミングまで続け、テキスト中巻、下巻と過去問とやっているところを少しずらしながらテキスト、過去問を1日何コマと義務付けて進めました。
講師のいうように5巡目までやるつもりで、ある程度進んだら動画は3倍速、過去問の1日の回答数を倍増したりしてスケジュールにあわせていきました。
このスケジュールがあることが一番これまでの年と違っていてここが通信教育の良いところだと感じました。確かに2、3巡とやっていくうちに、全く違う理解をしていたことに気づけたり、過去問でどういう問われ方の時に戸惑うのかも判ってきて、数学の公式や英語のイデオムのような暗記的覚え方の方が良いものとそうでないものが分かってきました。
それでも「専有部分以外のマンションの建物の部分はすべて共用部分だ。」と言い切れるようになるのに自分としては随分かかったような気がします。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

一度、動画を見ずに通して過去問を解答した後、2巡目からは、動画の解説がついている設問と間違えた設問を解き直し、次は間違えた設問だけやり、それ以降は、5巡になっていない設問を埋めて全問5巡完了しました。
意外に最後の方でも、戸惑い解消とケアレス撲滅に役立ちました。
時々、解説のない設問のわからFacebookで質問しましたが、当方はいろんなことを考えて聞いてしまうので講師は大変だったと思います。いろいろありがとうございました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

他のテキストと同様に全問を解いて、その後動画を確認しました。持って歩いて空いた時間で見直しに使うということもやってみましたがテキストと過去問の繰り返しをしている方が効果的のようで2巡目で終了しました。
私はノート5冊ぐらいランダムですがわからない項目ごとに突っ込んで調べて持っていました。
著作権とか権利の問題とか難しいのかもしれませんが今後それだけでも出版されたら買いたいと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験をやってみて前年もそうだったのですが良い点数であっても決して喜ばず、むしろ満点を狙う勉強に努めました。(どう考えても、簡単に満点は取れないと思いますけどね)10月9日に最初にやったアガルートの1回目が一番悪くて35点、あとは14回やりましたがほぼ40点超えていました。39-46点(平均42.5点)
やっぱり難しい。講師の推奨に従い、他の模擬試験もかなりやってみて、どんなに難しくても1時間30分から40分の間に解き終える自信がつき、残った時間の使い方も見直しの順番等を印付けするなど自分なりの工夫もすることができました。
何回も新しい問題をやるのは絶対効果です。
終了したら間違ったところを中心に復習して、3日ぐらいして次の模擬試験をやるというように続けましたが最後準備としては最高のやり方です。やるべきだと思います。

自由記載欄(カリキュラム、講座のご感想、講師へのメッセージ等)

試験当日、今までの試験会場が変わっていて少し戸惑ったのと寒いので辛かったですが、予定の時間よりはかかりましたがなんとか見直しまでできて終わりました。
 帰りの電車で少しずつ出てくる解答速報で一喜一憂しなんとか41点は超えたと思って寝ました。後で考えれば今年の最低合格点は40点?だそうでギリギリでしたね。最終的には、43点だったと思います。
工藤講師が動画で試験終了日に慰労のお言葉をかけていただきありがたかったです。一年間ありがとうございました。