受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

前職の退職をきっかけに転職を考える中で、これからできるだけ長く従事できる職を考えたところ、現在住んでいるマンションの管理組合の理事を経験したこともあり、マンションの管理に携わる仕事ができるのではないかと考え、マンション管理士と管理業務主任者の資格を目指しました。
以前宅建士の資格を取得していたことから、不動産関係の法律や知識には親近感があったので、昨年度管理業務主任者を取得し、今年度マンション管理士を取得できました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

昨年度は独学でマンション管理士試験を受けましたが、不合格となり独学に限界を感じていたこと、また法改正の情報が独学では拾い切れない不安があったので、サンプル講義やサンプルテキストを拝見して、その内容やわかりやすさが自分に合っていたので受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

昨年度、マンション管理士試験は不合格でしたが、管理業務主任者試験に合格できたので、今年度のマンション管理士試験では適正化法の5問が免除になったことはとても大きかったです。
学習方法は、適正化法以外の部分について、一通り1.5倍速の講義動画を見ながらテキストを読み込み、その後過去問12年分を1度解いた結果、昨年度学習したことを半分程度は覚えていたので、弱点に絞って区分所有法の団地、被災マンション法、建替え円滑化法、標準管理規約の団地型・複合用途型、会計、都市計画法を中心にもう一度テキストと動画で復習しました。その後、過去問12年分を4回解いて、間違った問題や回答に迷った問題は都度テキストと動画で確認してつぶす作業を繰り返しました。
不動産登記法は、過去問の範囲で問題を解ける程度まで学習したのみで、それ以外は捨てる覚悟をしました。
また外出時には、音声ダウンロードした講義を聴き続け、耳にキーワードを残すように努めました。建築基準法や設備に出てくる数値は、工藤講師のアドバイス通り、過去問を繰り返す中で自然に覚えられたので、加えて案件ごとに(例えば、防火地域内の建築物の床面積と階数の関係、廊下・階段の幅や高さの規制等)自分で数表を作り、試験当日は試験開始までこの数表の確認だけをしていました。
設備に関する専門用語でイメージできないものは、インターネットで写真やイラスト、概要説明などを参照し、自分なりのノートを作りました。数表やノート作りは、自分で手を動かすので作業内容が印象に残り、試験の本番中にも、数字や設備のイラストが頭に浮かんで問題が解き易かったです。

総合講義のご感想・ご利用方法

講義テキストはとてもシンプルで見やすかったです。
文章だけではなく、表やイラストが多用されていたので、ビジュアルで分かりやすく、特に混乱しがちな区分所有法と標準管理規約を比較して表にまとめてあったところなどは、頭の整理ができてとても助かりました。
また、重要な部分は「CHECK」欄に補足説明があり、理解が深まりました。講義動画は、自宅や通勤時などまとまった時間がある時の他、チャプターが10分程度に短く区切られているので、数分の空き時間でも気軽に視聴することができ、倍速機能も付いていたので学習がはかどりました。
利用方法は、まず講義動画を1.5倍速で再生しながら、テキストの重要部分のチェックや、必要に応じてメモをテキストに書き入れたり自作の表をノートに作るなどして学習し、その後に過去問で理解度を確認しました。
正解できない部分はもう一度動画やテキストに戻って復習し、また過去問に取り組むというサイクルを回しました。講義音声もダウンロードして、買い物やジョギングなど外出時に動画を見ることができない時でも音声は常に聞いていました。
また工藤講師の体験談を交えた講義や、ホームルームやフェイスブックでの受講者からの質問を聞いて、自分がなかなか暗記できなかったり、学習内容を誤って理解していたりして、もがき苦しんでいるのは自分だけじゃなくみんな同じように頑張っているんだと前向きに学習に取り組むことができました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座は、出題分野ごとに過去問が整理されていたので、テキストや講義動画での学習→過去問→間違った問題や回答に迷った問題の復習というサイクルを分野ごとに効率良く進めることができました。工藤講師のアドバイスに倣い、間違った問題や回答に迷った問題には付箋を付け、その付箋が外れるまで復習を繰り返すことで、正しい考え方を記憶に刷り込んでいきました。
苦手な分野だった会計は、過去問の回答結果にかかわらず繰り返し過去問を解き、肢ごとに正誤の理由が説明できるかというところまで深掘りすることで、考え方を理解することができました。
また、捨てる覚悟をした不動産登記法も、過去問の範囲だけは正解できるように、繰り返し過去問を読み込みました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総合講座に多くの時間を掛けて学習したので、総まとめ講座に取り組んだのは試験日の2週間前でした。時間が限られていたので動画を1.5倍速で視聴して、理解度の確認をする程度に使いましたが、総合講座でしっかり学習した分、総まとめ講座の講義内容は概ね理解でき、一部忘れていた部分や理解があやふやだった部分だけに絞ってテキストで復習することで学習の仕上げをしました。
また、苦手意識があった区分所有法の団地、被災マンション法、建替え円滑化法の分野は、総まとめ講座のテキストに要点や手続きが表やフローチャートにまとめてあったので、それを自分で書き写すことで理解の定着を図りました。
総まとめ講座のテキストに限らず、どのテキストも要点が簡潔にまとめられた文章や表が記載されていて、とても分かりやすく学習しやすかったですが、動画の視聴やテキストを読むだけでなく、やはり自分なりにメモや表を作ることで、学習効果が高まったのではないかと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

2回分の模擬試験は、本当であれば試験日まで十分余裕があるスケジュールでできるだけ早く実施した方が良かったのですが、総合講座の学習が遅れてしまったので、試験本番の直前3日前になってしまいました。
昨年度不合格になった時、試験直前に欲を出して過去問の範囲を少し広げたところ、解けない問題がいくつか出てきてメンタルをやられてしまった苦い経験があったことから、本番前に新しいことはしないと心に決めてはいましたが、今年度は自分の弱点を把握した上で、その対策もしっかりやった自負があったので、恐る恐るではありましたが試験直前の模擬試験に挑戦しました。
結果42点と43点だったので、落ち込むこともなく、不正解の問題の分析を冷静に行い、試験当日は自信を持って臨むことができました。
今思うと、模擬試験の結果が悪くなかったから良かったものの、逆のことを考えるとゾッとして、冒険はするべきではなかったと反省しています。

自由記載欄(カリキュラム、講座のご感想、講師へのメッセージ等)

資格試験に向けた講義内容は、とかく専門用語や言い回しが難しく、とっつきにくいものですが、工藤講師の平易な言葉で伝える講義は、とても聞きやすく、理解しやすく、楽しく学習できました。  ありがとうございました。