受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

私は不動産管理会社に転職して今年で5年目になります。
これまでスキルアップのために宅地建物取引士など業務に関連する資格を取得しましたが、社内での業務の幅をさらに広げるために管理業務主任者試験を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅地建物取引士試験の際は別会社の講座を受講していましたが、教材の内容や講座のわかりやすさに少し不満を持っていました。
管理業務主任者試験を目指すにあたり、複数社のサンプル教材や講座を比較検討し、一番自分にあっていると感じたため、アガルートアカデミーの講座を受講しようと思いました。

合格体験記・学習上の工夫

必ず1回の受験で合格したいと考えていたため、少し早めの4月頃から本格的に勉強を開始しました。
長丁場の試験勉強でしたが、下記3点を特に意識して勉強に取り組みました。
①毎日管理業務主任者の勉強に触れること試験勉強を始めてから毎日欠かさずに勉強を行いました。
ただし、毎日何時間以上勉強する、という目標は立てずに、毎日勉強に触れること(5分でもOK)で勉強感覚を失わないことを大切にしていました。
旅行や出張で出かけても、朝の出発前や移動中・寝る前などの隙間時間を活用していました。アガルートの講義は音声ダウンロードもできますし、1単元がコンパクトなので自分に合っていたと思います。
②インプットが終わったらすぐにアウトプットを行うこと総合講義でインプットが終わったら、その範囲の過去問をすぐに解いていました。
知識を整理することも大切ですし、その範囲がどのような問われ方をするのかを知ることで理解がより深まると思います。 
③完璧を目指さないこと管理業務主任者試験の範囲は非常に広いです。
完璧にしようと思えばいくら時間があっても足りないので、全てを理解しようとせず、テキストに載っている基本的な事項を絶対に漏らさないことを重視していました。
試験合格には8割の正答率で良いので、2割は間違えても良いと割り切りました。
色々なテキストや問題集に手を出したくなる気持ちは分かりますが、アガルートのテキストは重要な点のみまとめられているので、これを仕上げれば試験対策として問題ないと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

私は宅地建物取引士や簿記2級に合格していますので、民法や宅建業法・会計など、もともと知識がある分野の講義は流し見する程度で、区分所有法や標準管理規約・設備など、初見分野の講義に時間を割きました。ただ、合格体験記でも述べたように、全てを完璧にするのではなく、基本的な事項を落とさないことを意識して受講していました。また、初見の分野は1回見て理解できないのは当然なので、分からないからといって立ち止まるのではなく、まずは全体を通してみて、わからないところは2回3回と見ることで理解が深まると感じました。
アガルートの講義は倍速再生機能があるので、2回目以降は基本的に1.5倍速で見ながら、ゆっくり聞いて理解したい部分だけ通常再生するなどして時間が有効活用できたと思います。 1講義がコンパクトなので隙間時間にも聞くことができますし、工藤先生の親しみやすい講義は頭に残りやすく、最後まで飽きずに勉強することができました。
とっつきにくい設備の分野では、写真や図も活用して分かりやすく説明して下さって理解が深まったと思います。 
テキストもコンパクトで持ち運びがしやすく、電車内や職場の昼休みなどに広げるのに抵抗のない大きさで良かったです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

総合講義でインプットした範囲をすぐにアウトプットするために利用しました。
掲載されている過去問も厳選されており、工藤先生の解説も分かりやすく、はじめての問題演習用の講座としては良かったと思います。
過去問演習は数を多くこなしたかったので、市販のものも併用していましたが、何度も繰り返し問題を解き、正解した問題で正誤の理由が各肢完璧に言える問題を〇、正解はしたけど理由があいまいな問題を△、間違った問題を×とし、各問題〇が連続して続くように問題演習を重ねました。
最初は〇の問題はほとんどなかったですが、繰り返し問題を解き、解説講義を受けることで、〇が続く時はとてもやりがいを感じました。最終的には△や×が残る問題のみを見直すことで、直前期の勉強にも役立ったと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は最終確認用のテキストとして利用しました。よく間違えるポイントや注意しなければならないポイントなどは自分で書込みを行い、試験直前の見直しにも利用できるオリジナルのテキストとして活用しました。
実際に試験会場にはこのテキスト1冊のみを持参しましたが、しっかり見直しを行うことができ、安心して試験に臨むことができました。
動画も一通り見ましたが、要点がコンパクトにまとまっており、直前期の講座としては非常に良いと感じました。
直前期は過去問や模擬試験などの問題演習に時間を割きたかったので、気になる点はまず総まとめ講座で見直しを行い、それでも完全に理解できていないものは総合講義まで戻る、という順番を意識することで、時間を有効活用することができました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験はインプットが一通り終わった9月上旬にはじめて行いました。
1回目が39点、2回目が35点と工藤先生がおっしゃっていた基準点はぎりぎりクリアしていましたが、見直しをするとたまたま正解になっていた問題もあり、理解不足を痛感しました。
ただ、模擬試験にも工藤先生の解説講義があり、一つ一つ不安材料を解消できたのは良かったと思います。
時間を空けて模擬試験に再度挑戦しましたが、1回目よりも理解が深まっているのを感じました。  
模擬試験を利用するタイミングは人それぞれだと思いますが、直前期の勉強にもより一層力が入りましたし、自分の理解度の基準にもなるため、私は早めの時期に利用して良かったと思っています。
問題はオーソドックスなものだったので、実力を測るには十分な内容かと思います。