受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

アガルートの講座(カリキュラム)を受講した決め手

 マンション管理士について調べる中で、アガルートの合格率の高さと、ネットでよく見かけたことがきっかけです。2021年にマンション管理士と管理業務主任者の両方を完全な独学で受験し、両方とも僅かに及ばす不合格でした。2022年には必ず合格する必要があり、何かしらの講座受講を検討していました。決め手は、サンプル講義とテキストを見たことと、合格特典があったことです。

マンション管理士試験・管理業務主任者試験を目指した理由・契機

 現在の職場で、新しい事業領域として分譲マンション管理に進出することになり、必要となったためです。実際に必要となるのは、管理業務主任者でしたが、より高難度のマンション管理士にもチャレンジし、ダブルで合格できた。

合格体験記・学習上の工夫

学習計画を2軸で設定

  ひとつ目は、1日に解く問題数を決めること、ふたつ目は、1週間で最低15時間学習することです。
具体的に、ひとつめは、過去問の1週目は1日10問。最後の8回目は、1日30〜50問で設定。ふたつ目は、毎日必ず1時間以上学習時間を取り、足りない分は、休日に2〜5時間の学習時間で、1週間で15時間を超えるようにしました。仕事の日は、朝会社で45分以上、昼休みに30分は確保して、通勤時間もできる時は勉強を行いました。

講座の取りくみ方

  講義動画は、全てを1回見て、テキストにマーカーを書き入れました。また、苦手な部分のみ3回ほど見ました。過去問は、9年分を全体で8回まわし、最新分は4回行いました。また、1回解くうちに間違えた問題には赤丸を付け、2択まで絞れたものの勘で正答した問題には、赤三角の印を付けました。そして、単元が終わる時に、赤丸と赤三角の問題を、再度解き直しました。そのため、解いた回数としては、最少8回、多く解いた苦手な問題は、15回ほどでした。さらに、自分がよく間違える部分は、ノートを作成しました。テキストの内容を空欄を作りながら写し、自分の弱点克服用に、10回ほど見直しました

総合講義のご感想・ご利用方法

 分かりやすい講義&何度も見返すことで,知識を定着

 総合講義は、解説が分かりやすく、テキストにマーカーを引きながら視聴しました。単元毎に、総合講義を視聴しテキストにマーカーとメモを記載→テキストを自分でマーカーの部分に注意しながら精読→過去問を解く という流れで最初の1回転は進めました。
 また、総合講義で工藤講師が板書(メモ)したものは、私もテキストに書き込んだところ、後からテキストを見直す際、知識の補強や暗記に役立ちました。マーカーを引いたテキストは、全体を2回読み直し、苦手な部分は、付箋を付けて何度も読むようにしました。
 

 また、過去問を解く中で、過去問3回転目には、間違えた箇所をテキストで確認していきました。テキストに細かい字で記載されている部分からも過去問では問われていましたが、そこまでフォローされていることに安心できて、テキストは総合講義のもののみで充分だと感じました。実際に、他の市販のテキストは見ておらず、その時間があるなら、アガルートのテキストを繰り返し見た方が有効と感じていた。

スキマ時間を活用した動画視聴

 講義が細かく分かれていて、ひとつの講義を3〜20分くらいで視聴できるので、隙間時間に確認しやすい作りでした。また、総合講義の視聴の仕方について、倍速対応されていたため、通常は1.5倍速で視聴したところ、その速さに慣れると、1倍がゆっくりに感じました。

  

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

 過去問解説講座は、主に過去問題集として繰り返し解くことに注力しました。全ての動画視聴はしていないです。何度も間違える問題や、苦手な分野について、動画を確認する程度で利用しました。理由としては、過去問題集の解説が丁寧で、解説を読めば、理解が進み、さらにテキストの該当箇所を確認すれば、それで充分と感じました。また、過去問は繰り返せば繰り返すほど、学習の理解が進み、問題作成者のミスをさせたいポイントも見えてくるので、時間が許す限り、繰り返すのが合格への近道だと感じました。

  さらに、過去問題集を解く時だけではありませんが、問題を解く時は、必ず成績と日付を記載しました。成績は、自信を持って正答であれば黒チェック、間違えたら、赤丸、正答したけど自信がない、または2択に絞って最後は感であれば赤三角の印を付けていました。それにより、何回解いたのか、前回解いたのは何日前か、どれだけ間違えたのかが視覚化できました。( 試験前日には、赤丸、赤三角問題だけ解くなどの使い方もできます。)

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

 総まとめ講座は、タイミングと内容が非常に良かったです。総まとめ講座があったおかげで得点が伸びて、合格圏に到達した実感があります。実際には、それまでの過去問を解いてきた下積みがあったからとは考えますが、知識のまとめ直しや、細かい注意点の把握に、効果的でした。学習が進んでいなかった方にも、最後の追い上げアイテムとして、強力な武器になったのではないかと想像しています。
 最後の一月は、過去問、直前模試の解き直し以外、すべて総まとめを繰り返すことに時間を使っていました。具体的には、講義動画を1回見てマーカーをつけ、全体を4回まわしました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

 アガルート以外の教材として、他社の直前問題集2つも使いました。それぞれ3回分の模試が収録されていたため、3回ずつ実施しました。模試はアガルートのものも含めて上記のように8回分を本番と同様に解きましたが、8回のうち合格点が取れたのは6回でした。

 アガルートの模擬試験は、他社の直前問題集に比較して、一番難易度が高く感じました。1回分でしたので、油断できないと気を引き締めて、その後の学習に臨みました。また、模擬試験も、問題用紙と解答用紙があり、本番さながらに取り組める上に、解答解説が、過去問題集と同様の構成の冊子になっていて、非常に助かりました。復習として複数回まわすのに、とてもやり易く、素敵な気配りだと感じました。

自由記載欄(カリキュラム,講座のご感想,講師へのメッセージ等)

 受講したのはマンション管理士講座のみでしたが、おかげさまで、マンション管理士と管理業務主任者のふたつの資格に合格できました。分かりやすい動画講義と、テキスト、過去問題集、総まとめ講座と、たくさんの工夫があって、とても使いやすかったです。心から感謝申し上げます。