合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

マンション管理士試験を目指した理由・契機

前職を定年退職後しばらくして、平成29年に不動産管理会社のマンション管理人のパート社員として入社。この業界に入って初めて国家試験の存在を知りました。社内制度として、社員の能力開発の一環で「資格取得チャレンジ制度」というものがあり、入社翌年の平成30年にW受験し、管業試験は合格で、マン管試験は不合格。リベンジすることにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

仕事をしているので、資格スクールはオンライン授業を選択することにしました。工藤先生のサンプル動画を拝見したところ、先生が「区分所有法の出題が最も多いので、区分所有法の攻略無くして合格できない。」「5問免除は、合格のアドバンテージにならない。」とおっしゃいました。まさに自分自身の欠点と慢心を指摘されたことで、工藤先生に信頼感を持ち、先生の講義を受講することに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

通算3回も不合格になって学習意欲が低迷。今回を最後の受験にすることに決めました。

起死回生のためは、「初心に帰って基礎を見直す」ことが必要だと思いました。最重要課題の区分所有法について、全条文を通して読んだことが無かったので、区分所有法全体を把握出来ていないと思いました。

まず最初に、逐条解説書の「コンメンタール区分所有法第三版」を購入しました。800ページ近くもある本の1ページ目から読み始めても、途中で頓挫するするに決まっているので、B5サイズのノートに第一条から第72条までの条文だけ手書きで書き写す作業を始めました。

資格試験は、「効率的に勉強することを意識する。」と言われますが、真逆の非効率的な作業です。毎日の学習時間は、原則、早朝5時に起床(老人なので、早く目が覚めます)して、1時間ほど勉強しました。その時間帯に30分間位掛けて、まさに仏教の写経みたいな作業ですが、条文をブツブツ声を出して読みながら転記しました。

全条文を書き上げるのに1巡目は、3週間を費やしましたが、2~4巡目を回を重ねるを条文を読み上げる速度と書き写すスピードが速くなり、解説も併せて読めるようになってきました。書き写したノートは、全部で8冊ぐらいになり、3巡目に書いたのーとは、簡単なサブノートにも使用しました。

ほとんどの人が実行していると思いますが、通勤中の電車の中で、テキストを学習したり、過去問題集を解いたりの時間活用していました。帰宅後は、仕事の疲れもあるので、1時間程度しか学習時間を取りませんでした。主に復習やその日にやった過去問題集の不明点の見直しです。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義のテキストは、表紙のデザインからしてもスッキリしたモダンな装丁ですし、内容もカラー印刷構成で、重要箇所が一目で解りやすい工夫がされている点や、また活字の書体もきれいです。

「見やすくわかりやすく」とパンフレットの文言の通りですばらしいテキストだと思います。

使用するにあたって、3巻全部とも科目別の所から、カッターナイフで切り分けました。理由は、毎日の通勤時間帯に持ち歩くので、テキストのボリュームや重さを軽減するためです。テキストだけではなく、過去問解析講座のテキストも同様に裁断分割して使用しました。

工藤先生の講義画像は、先生の声自体が聞き取りやすい感じなので、画像講義を見ること自体が楽しみでした。ただ、画像講義を見る時間は、帰宅してからPCで学習するときにしていたので、「いつでもどこでも学習できる」という、スマホでもタブレットでも学習可能というアガルート・アカデミーならではの機動性のある利点を残念ながら享受できませんでした。

工藤先生が講義中に重要ポイントに赤丸を入れたりされますが、うっかりして見落としても直ぐに再生し直せるので、戸惑うことは無かったです。

また、講義中に講義内容以外のワンポイント情報や、受験テクニック的なお話しがあるので、たいへん参考になりました。例えば、試験問題の1問目は、難解な問題が出ることが多いので、時間を余分に掛けないようと言われたので、実際に2問目から回答を始めてみたりを実戦に役立つ情報をありがとうございました。

過去問解析講座のご感想・ご利用方法

過去問題を何回も繰り返して回答することは、試験対策をして基本中の基本と必ず言われます。得意科目と不得意科目を判断するする時もたいへん役に立つものでもあります。

過去問解析講座のテキストもカッターで分割して使いましたが、老眼の自分には文字サイズが小さくて見ずらいため、テキストの問題及び、解説のページを全問自宅のコピー機で140%拡大コピーして持ち歩きました。不得意科目だった区分所有法と会計の過去問題は、5クール以上何回も回しました。

通勤中、駅と駅の移動時間内(大体10分前後)に5問を解くような回答時間も意識しながら、使用しました。帰宅後に過去問題の不明点をオンライン講義の解説を見て、理解するようにしました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座テキストを使用始めたのへ、10月からでした。この頃には、分割して使用していた総合講義テキストや、過去問題集のは、マーカーペンで上書きしたり、気になる重要ポイント等を補筆したりしてあるので、逆にテキスト自体が、見ずらくなっている箇所がありました。

総まとめ講座テキストを使うことで、バラバラにしてあったテキストの要点をまた1冊のコンパクトな冊子に置き換えることができる、サブノートのように使えたので、学習の最終チェックするものとして、役に立ちました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルート・アカデミーの予備試験模試の問題が、的中したとかの話題がありましたが、仮に、模擬試験の出題問題が、本試験問題と少しでもニアミスしたら、うれしいと考えるのは、私だけでしょうか。

模擬試験は、問題用紙や解答用紙等が本試験(試験時間も含めて)と同様な形式なので、実施するときは、過去問題集をやるのとは臨場感が違います。ただ、現状においては、模擬試験会場に集合して行うことは、リスキーな状況ですが。とは言え、自宅で取り組むことでもかなり真剣にできるので、それ相応の成果が期待できると思います。できれば、模擬試験の回数を増やしてもらえたら、さらに良いと思います。

自由記載欄

マラソン大会では、ペースメーカーがランナーに並走してくれます。私にとっても、アガルート・アカデミーは、ペースメーカーであり、優秀なコーチであったと思います。

おかげさまで、合格のゴールにたどり着くことが出来ました。私のチャレンジ精神を引っ張ていただいた工藤先生、ありがとうございました。貴社のますますの躍進を応援しております。